60代の先輩たちに聞きました!歯を残す秘訣はやっぱり予防歯科
8020運動の中間目標は「60歳で歯を24本以上残す」。これを達成できた人とできなかった人を比べると、健康状態に差があるだけでなく、達成できた人は毎日の生活が充実しており満足度が高いことがわかりました。歯を残す秘訣は「予防歯科」。先輩たちの声に学び、歯を守りましょう。
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8020運動の中間目標は「60歳で歯を24本以上残す」。これを達成できた人とできなかった人を比べると、健康状態に差があるだけでなく、達成できた人は毎日の生活が充実しており満足度が高いことがわかりました。歯を残す秘訣は「予防歯科」。先輩たちの声に学び、歯を守りましょう。
歯ぐきがやせる、ハリがなくなるなど、歯ぐきのおとろえを感じたら、歯ぐきケアを始めましょう。毎日のセルフケアでは、歯ぐきケアに適したハミガキ、ハブラシを使用する。定期的に歯科を受診する。そして、歯ぐきの健康に良い生活を送ることが大切です。
キレイな白い歯をキープしたい人にとって、意外に注意が必要なのが、「歯ぐき下がり」。歯ぐきが下がって歯の根元の象牙質が露出すると、そこに「着色汚れ」がつきやすくなってしまいます。象牙質はエナメル質よりやわらかいため、やさしい力でブラッシングすることが大切。着色汚れに対応した成分を配合したハミガキの使用も効果的です。
歯周病は、歯を失う大きな原因の1つ。歯を失うと噛み合わせが乱れ、食生活にも大きな影響が出ます。歯垢を残さず落とすブラッシングと、薬用成分が配合されたハミガキやデンタルリンスの活用で歯周病予防を始めましょう。歯と歯の間や歯並びの悪いところなど、状況に応じ歯間ブラシやタフトブラシでのケアも加えましょう。
若いと思える20~30代ですが、実は歯ぐきの衰えが始まる時期です。しかし、日本歯科医師会の調査では、歯科健診や歯科医院でのチェックは若い世代で受診率が低いのが実情です。この時期は若さに任せてついつい無理をしてしまいがちですが、歯周病予防の3つのポイントを知って、20~30代から歯ぐきの健康を保ちましょう。
赤ちゃんは「歯が生え始めたら」歯みがきスタート。まずはハブラシでやさしく触れて、抵抗感をなくすことから始めましょう。自分でスプーンが持てるようになったら、ハブラシを持たせて。ブクブクうがいができるようになったら、むし歯予防効果のある「フッ素入りハミガキ」を使いましょう。最初は「切ったつめ程度」の少量でOK!
学校歯科健診では、見てわかる範囲の不具合を見つけたり、保健指導してくれるのに対し、歯科医院では検査をして、予防や治療の方針を決めてくれます。むし歯になる前に歯科医院で、歯のクリーニングやフッ素塗布など歯科医師や歯科衛生士による「プロケア」と、「セルフケア」の指導も受けて、親子で「予防歯科」の実践を。
思春期は将来の歯の健康を左右する大切な時期ですが、生活リズムが乱れがち。友人との飲食、夜更かしでの間食などでむし歯や歯周病のリスクが高まることも。またホルモンの不調などで歯ぐきに炎症が起きやすい時期。「歯磨きの基本」を見直し、タフトブラシやデンタルフロスなどのアイテムも活用しながら、オーラルケアを行いましょう!
つわりの時期は歯みがきさえつらい時もありますが、元気な赤ちゃんを産むためには、妊婦さんのお口が健康であることも大切。妊婦さんの歯周病が早産や低体重児出産のリスクを高めることも報告されています。妊娠中は時期によってケアのポイントが変わります。妊娠期の体や生活の変化をよく知って、口の中を健康な状態に保ちましょう。
乳歯はむし歯になりやすく、子どもは自分で上手に歯みがきできないため、「仕上げみがき」が必要です。ポイントは、歯に毛先をきちんとあてる、歯と歯の間や奥歯の噛み合わせの溝をしっかりみがくなどの4つ。ひざの上に子どもの頭をのせる「寝かせみがき」や、子どもの脇や後ろに立つ「立たせみがき」で、しっかりケアして。
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