60代の先輩たちに聞きました!歯を残す秘訣はやっぱり予防歯科
8020運動の中間目標は「60歳で歯を24本以上残す」。これを達成できた人とできなかった人を比べると、健康状態に差があるだけでなく、達成できた人は毎日の生活が充実しており満足度が高いことがわかりました。歯を残す秘訣は「予防歯科」。先輩たちの声に学び、歯を守りましょう。
8020運動の中間目標は「60歳で歯を24本以上残す」。これを達成できた人とできなかった人を比べると、健康状態に差があるだけでなく、達成できた人は毎日の生活が充実しており満足度が高いことがわかりました。歯を残す秘訣は「予防歯科」。先輩たちの声に学び、歯を守りましょう。
生涯にわたり歯の健康を保つには、子どもの頃から自分で歯をみがく習慣を身につけることがとても重要です。歯みがきを嫌がる子どものやる気を引き出し、楽しみながら習慣化を助けるグッズとして「IoTハブラシ」が注目されています。IoTハブラシとは、アプリに連携するハブラシのこと。歯みがきの習慣化や上達を促す機能とその効果をご紹介します。
ハブラシは、ヘッドのサイズや毛先の形状など商品ごとに特長があり、それを知っておくと、店頭に並ぶ種類豊富な商品の中から「自分に合うハブラシ」を探すヒントになります。「隅々までみがけるように、小さくて薄いヘッドのものを」「歯ぐきが気になるからドーム型のハブラシにしよう」など、自分にぴったりのハブラシを選んでくださいね。
歯科の受診や定期健診に行きづらい状況でも、お口の健康は守りたいですよね。そのためには、歯のみがき方など「毎日のセルフケア」をきちんと行いたいもの。みがき残しが多い場所を知って、ハブラシの毛先を正しく当ててみがく、歯と歯の間は「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」を使う、「タフトブラシ」も併用して汚れを落とすことなどがポイントです。
口の中を清潔に保つには、ハブラシだけでなく「歯間清掃用具」を使うことも大切です。デンタルフロスは、歯と歯の間の隙間が狭い部分の清掃に適しています。初めての人には、奥歯にも使いやすい「Y字タイプ」がおすすめ。隙間が広い部分には「歯間ブラシ」を使いましょう。使用する部位(歯間の広さ)に合わせた「サイズ選び」が大切です。
きちんとみがいているのにむし歯ができてしまう方に、むし歯予防の新習慣としておすすめしたいのが「フッ素洗口」です。薬局やドラッグストアで購入できる「フッ素洗口剤」を少量口に含み、ブクブクうがいをして、吐き出すだけ!フッ素がお口の中のすみずみまで行き渡り、歯にしっかりとどまって、むし歯を予防できます。
「むし歯菌は親から子にうつる」という話を聞いたことがありますか?実はこれ、科学的根拠がある話なのです。むし歯菌がうつりやすいのは幼児期なので、特にご注意を。大人の口腔内環境を整えることも、子どものむし歯予防につながります。お口のケアをきちんとして、むし歯菌をうつすリスクを減らし、家族で歯の健康を守りましょう。
キレイな白い歯をキープしたい人にとって、意外に注意が必要なのが、「歯ぐき下がり」。歯ぐきが下がって歯の根元の象牙質が露出すると、そこに「着色汚れ」がつきやすくなってしまいます。象牙質はエナメル質よりやわらかいため、やさしい力でブラッシングすることが大切。着色汚れに対応した成分を配合したハミガキの使用も効果的です。
むし歯とは、歯垢の中の細菌が作る酸により、歯が溶けて穴があく病気です。むし歯菌など酸を作る「細菌」、「歯や唾液」、「細菌のエサとなる糖質」の3つの条件が重なると、歯が溶ける「脱灰」と、修復する「再石灰化」のバランスが崩れ、時間の経過と合わせ、むし歯が進行します。予防するにはフッ素が有効です。
オフィスで「昼歯みがき」をすることは、歯の健康はもちろん、口がさっぱりしてリフレッシュできる、コミュニケーションに自信が持てるなど、仕事面でのメリットもいっぱい! でも、やる気はあっても「時間がない」「面倒くさい」などのハードルを乗り越えられない人も。昼歯みがきを習慣にできている人の工夫を紹介します。