慣れてしまえば簡単!ロールタイプデンタルフロスの上手な使い方を動画で解説
ロールタイプのデンタルフロスを使ったことはありますか?初めは少し扱いにくくても、慣れてしまえば簡単です!ハブラシが届きにくい歯と歯の間に挿入し、歯に巻き付けるように沿わせて使用するのが効果的。力まかせに挿入しないこと、別の歯と歯の間を掃除する時は、その都度ずらしてキレイな部分を使うのがポイントです。
慣れてしまえば簡単で経済的な「ロールタイプのデンタルフロス」
「ロールタイプのデンタルフロス」は、くるくる巻かれたフロスを引き出し、必要な分を切って使います。初めは少し扱いにくいのですが、慣れてしまえば簡単です。ロールタイプは清掃している歯の面の感覚が直接指に伝わるので、操作性も良く、しかも経済的です。動画を見ながら上手なデンタルフロスの使い方を身につけましょう。今回は、「ロールタイプ」のデンタルフロスの使い方をご紹介します。
ロールタイプのデンタルフロスの「使い方」を動画で確認!
デンタルフロスの上手な「使い方」をマスターして、歯と歯の間の歯垢をキレイに清掃しましょう。
<ロールタイプのデンタルフロスの使い方>
1.1回で使用分の長さ(約40cm)をケースから取り出して切る
肘までの長さが目安です。
2.指に巻きつける
左右の中指に2〜3回巻きつけ、指と指の間を1~2cmの長さにします。
3.歯と歯の間に入れる
歯と歯の間にデンタルフロスを当て、横に動かしながら、ゆっくり歯と歯の間に入れます。鏡を見て場所を確認しながら使用しましょう。
4.上下に動かし歯垢を落とす
歯の根元まで入ったら、歯に巻きつけるようにして、上下に動かし歯垢を落とします。隣り合った歯の両方の面を清掃します。
5.横に動かしながら取り出す
取り出す時も、横に動かしながらゆっくり取り出します。
ロールタイプのデンタルフロスを使用する際の「ポイント」
以下の「ポイント」に気を付けて、「ロールタイプ」のデンタルフロスを使いましょう。
1. 力まかせに挿入しない
歯と歯の接している部分(コンタクトポイント)をとおす時は、少しきつい感じがします。しかし、力まかせに挿入すると歯ぐきを傷つけるので注意しましょう。
2.デンタルフロスはその都度キレイに
使用後のデンタルフロスを拡大してみるとこんなに歯垢が取れています。
デンタルフロスを取り出し、別の歯と歯の間を掃除する時は、デンタルフロスを新しい部分にずらして使いましょう。
下の画像のように、片方の中指にフロスを多く巻いておき、多く巻いた指のフロスを順々に送り出していくと、ムダなく使えます。
TEACH ME, MEISTER!
教えてマイスター!
〜「デンタルフロス(ロールタイプ)」が歯と歯の間からうまく外せない時はどうすればいいの?〜
一方の指のデンタルフロスを外して、外側に引き抜く
詰め物に引っかかるなどうまく外せない時は、無理に外そうとせず、一方の指のデンタルフロスを外して、外側に引き抜くようにしましょう。糸が引っかかったり、ほつれたりする場合は、歯と歯の間にむし歯や歯石があったり、詰め物が合っていない場合があります。歯科医院で相談しましょう。
効果的にデンタルフロスを使うためのコツ
歯と歯ぐきの境目に沿わせて使用しましょう。
デンタルフロスを歯に巻きつけるように歯に沿わせて使用すると、より効果的に歯垢を除去することができます。
歯と歯ぐきの境目の溝の中にも歯垢が入りこんでいます。力を入れすぎずにデンタルフロスがスッと入る所まで、注意しながら清掃しましょう。
この記事を作成・監修した
マイスター
オーラルケアマイスター
平野 正徳
ひらの まさのり
オーラルケア関連の基礎研究ならびに開発研究に20年以上携わってきました。 これまで得た知識と経験を活かして、歯とお口の健康に関する情報をお伝えします。
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