夏でも顔は乾燥する!?「隠れ乾燥」を防ぐ正しいスキンケア
夏は気温も湿度も高くなり、肌がうるおっているように感じますが、実は、強い紫外線や冷房などでダメージを受けて、「隠れ乾燥」になっていることも!夏の保湿ケアは手薄で不十分になりがちですが、肌が乾燥する原因を知って、毎日のスキンケアで対策をしましょう。
春夏も保湿ケアしている?意識と実態にはギャップが!
肌のコンディションをいつも整えておくには、1年を通しての保湿ケアが大切。
ライオンの調査でも、寒くて空気が乾燥している秋冬だけではなく、「春夏も保湿ケアは重要」と思っている女性は98%もいました。
ところが、「春夏のお手入れは手薄で不十分になりがち」と回答した女性は75%。スキンケアの意識と実態にはギャップがあることがわかりました。
- ライオン調べ、25~49歳女性 240名、2021年
春夏の保湿ケアは「ベタつき」や「使用感の重さ」がネック
ではなぜ、春夏の保湿ケアは手薄になってしまうのでしょうか?
春夏の保湿ケアは手薄で不十分になりがちだと思うと回答した人に聞いてみると、「ベタつくものは使いたくないから」が半数を越え、「使用感が重いものは使いたくないから」が3割以上でした。春夏は、気温と湿度が高くなり汗ばむようになるので、納得ですね。
- ライオン調べ、25~49歳女性 春夏の保湿ケアは手薄で不十分になりがちだと思うと回答した 181名、2021年
春夏に顔が乾燥する原因と対策は?紫外線によるダメージに要注意!
汗をかき、皮脂の分泌が活発になる季節には、肌もうるおっているように感じます。でも実は、肌の内側は乾燥していることがあります。これが「隠れ乾燥」です。
春夏も、強い紫外線やエアコン、室内外の気温差、汗の刺激など、肌がダメージを受けて、肌の乾燥につながる要因は多いんです。
その中でも特に侮れないのが「紫外線」の影響。紫外線を浴び続けると、細胞の増殖スピードは通常より速くなり、角層が不完全なまま形成されてしまいます。すると、ますます紫外線の影響を受けやすくなり、悪循環に…。
ここでは、春夏に顔が乾燥する主な原因と対策をご紹介します。
春夏に顔が乾燥する主な4つの原因とそれぞれの対策
1.紫外線
紫外線は年間を通して放出されていますが、中でも「5月から9月」にかけての紫外線量はかなり多くなります。また、室内の紫外線量も意外に多いもの。外出しないからといって油断は禁物です。
日焼け止めを塗る、帽子や日傘を活用するなど、紫外線ケアを怠らないで。マスクをしていてもしっかり対策を!
2.エアコンによる空気の乾燥
エアコンを常につけていると、肌の乾燥につながることも。エアコンの風が直接当たらないように風向きを調整したり、エアコンと一緒に扇風機を使って室内の空気の流れをつくり部屋の温度を上手に調節したりして、工夫をしてみましょう。
3.洗顔
汗をかきやすくなる春夏は、1日に何度も洗顔することも。
ごしごしこすって洗うと、摩擦で肌を傷つけて肌の乾燥の原因になったり、過度の洗浄や洗浄力の強い洗浄剤を使うことで、皮脂や細胞間脂質が溶け出し、乾燥を招いたりすることもあります。
お肌にやさしいクレンジングや洗顔料を使い、やさしいタッチで洗いましょう。洗顔後はタオルでごしごしふかず、水分をやさしくふき取ります。
4.お手入れ不足
「ベタつくものは使いたくない」と、保湿を怠っていると、肌の乾燥がひどくなってしまうことも。
春夏も毎日のスキンケアが大切ですね。
春夏もしっかり保湿ケアを!
肌のお手入れが手薄になりがちな春夏にも、毎日のスキンケアで、「隠れ乾燥」を防ぎましょう。スキンケア用品は、ベタつかず、さっぱりとしたものやみずみずしいつけ心地のものがおすすめ。保湿効果が高く、自分に合ったものを見つけ、保湿ケア不足になりがちな春夏でもしっかりケアしましょう。
そして、肌の健康は、体の内面から整えることも大切です。休息をしっかり取って、栄養バランスよく食べることも忘れないでくださいね。
スキンケアしてもカサついてしまう乾燥肌には、医薬品で治療を
保湿を心がけているのに、乾燥肌になってしまった場合には、市販の治療薬を使うのも1つの方法。のびやすく、さっぱりとベタつかない塗り心地のタイプであれば、春夏の乾燥肌にも使いやすいですね。
市販の乾燥肌治療薬を使っても症状が改善しない場合は、早めに専門医を受診してください。
この記事を作成・監修した
マイスター
ヘルスケアマイスター
芳賀 理佳
はが りか
くらしを彩る製品の香りの研究・開発、および身体洗浄剤・制汗剤の開発に約25年携わってきました。
快適な毎日が過ごせるよう、からだの健康・美容に役立つ情報をご紹介していきます。
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