見直そう!毎日のセルフケア。正しい「歯みがき」と5つのポイント
歯科の受診や定期健診に行きづらい状況でも、お口の健康は守りたいですよね。そのためには、歯のみがき方など「毎日のセルフケア」をきちんと行いたいもの。みがき残しが多い場所を知って、ハブラシの毛先を正しく当ててみがく、歯と歯の間は「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」を使う、「タフトブラシ」も併用して汚れを落とすことなどがポイントです。
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歯科の受診や定期健診に行きづらい状況でも、お口の健康は守りたいですよね。そのためには、歯のみがき方など「毎日のセルフケア」をきちんと行いたいもの。みがき残しが多い場所を知って、ハブラシの毛先を正しく当ててみがく、歯と歯の間は「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」を使う、「タフトブラシ」も併用して汚れを落とすことなどがポイントです。
むし歯や歯周病からお口を守るには、正しい歯みがきで歯垢を落とすことが大切。ハブラシは軽く握り、毛先を歯面にきちんとあてます。小刻みに動かしながら、1〜2本ずつ20回を目安にみがきましょう。歯と歯の間など、歯垢がつきやすい場所は念入りに。「食べたらみがく」習慣をつけ、とくに就寝前の歯みがきはていねいに行いましょう。
「きちんと歯をみがこう!」という意識が高い人ほど強くみがく傾向があり、力を入れ過ぎる「オーバーブラッシング」にならないよう注意が必要!強い力でみがくと歯や歯ぐきを傷つけたり、歯垢が効果的に落ちないことがあります。正しい方法は、毛先が開かない程度の軽い力でみがくこと。お口の状態に合わせたハブラシ選びも大切です。
歯周病は、歯を失う大きな原因の1つ。歯を失うと噛み合わせが乱れ、食生活にも大きな影響が出ます。歯垢を残さず落とすブラッシングと、薬用成分が配合されたハミガキやデンタルリンスの活用で歯周病予防を始めましょう。歯と歯の間や歯並びの悪いところなど、状況に応じ歯間ブラシやタフトブラシでのケアも加えましょう。
矯正中は、装置周辺に汚れがたまりやすく、ケアもしにくいもの。「食べたらみがく」を習慣にし、みがけているか鏡で見ながらみがきしましょう。装置周り、歯など各部位に毛先をきちんと当てて小刻みにブラッシングし、タフトブラシやデンタルフロス、歯間ブラシ等の活用も必須。ハミガキはフッ素配合のものがおすすめです。
みがき残しの原因は、「歯みがき圧が強い」「ハブラシのストロークが大きい」「毛の開いたハブラシの使用」などがあります。上手に歯垢を落とすために、「歯みがきの基本」をマスターしましょう。人によって口の中の状態や歯みがきのクセが違うため、みがき残しやすい場所も違います。歯科医院で指導してもらうとよいでしょう。
ハミガキに配合されているフッ素は、歯みがきをしたあとも口の中に残り、少しずつ唾液と混ざり合って効果を発揮します。フッ素の効果を高めるため、すすぎの方法にも気を配りましょう。適量のハミガキで歯をみがいたら、ハミガキをしっかり吐き出して、その後少量の水を含んで5秒ほどブクブクとすすぎましょう。すすぎは1回がおすすめです。
ハブラシの基本的な持ち方は、鉛筆を持つように握って持つ「ペングリップ」と、手のひらで握るように持つ「パームグリップ」の2つ。「1~2週間でハブラシの毛先が開いてしまう」ような方には、「ペングリップ」がおすすめです。余計な力が入らず、小刻みに動かしやすいので、すみずみまでていねいにみがけます。
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