強くゴシゴシみがいていない?正しい歯のみがき方と力加減

強くゴシゴシみがいていない?正しい歯のみがき方と力加減

「きちんと歯をみがこう!」という意識が高い人ほど強くみがく傾向があり、力を入れ過ぎる「オーバーブラッシング」にならないよう注意が必要!強い力でみがくと歯や歯ぐきを傷つけたり、歯垢が効果的に落ちないことがあります。正しい方法は、毛先が開かない程度の軽い力でみがくこと。お口の状態に合わせたハブラシ選びも大切です。

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「歯の汚れを落とそう」と意識する人ほど、強い力でみがいていた!

みなさんは普段歯をみがくとき、どのくらいの力加減でみがいていますか?
ライオンが20代から60代の男女約1000人に、「歯をやさしくみがく」か「強くみがく」か、大別すると自分はどちらに入るかをたずねたところ、「やさしくみがく」と答えた人が約4割、「強くみがく」と答えた人が約6でした。

この人たちに、歯をみがく際に「歯垢を落とすことを意識するか」とたずねると、両方とも同程度で約85%の人が「意識する」と答えましたが、さらに、「汚れや歯垢を落とすためには強くみがくことを意識するか」とたずねたところ、「やさしくみがく」と答えた人では意識する割合は約2割。かたや、「強くみがく」と答えた人では7割近くが意識すると回答しました。強い力でみがく人の方に「歯をきれいにするために、しっかり汚れを落とそう」と一生懸命力を入れてみがく傾向があることがわかります。

汚れや歯垢を落とすために強くみがくことを意識する人の割合

※n=1030, 2019年3月 ライオン調べ

また、ブラッシングする際の力(ブラッシング圧)に関する知識についての調査では、半数以上の人が「適正な力でブラッシングすべき」と知っていると回答しました。でも、「なぜ適正な力にすべきか」については18%「どのくらいの力が適正か」を知っている人は10%と、少数にとどまるという結果に。

適正な力でブラッシングするのが良いとわかっていても、「具体的にどのくらいの力でみがけば良いか」といった実践的な情報は、あまり知られていないようです。

ブラッシング圧に関する知識

※n=1030, 2019年3月 ライオン調べ

強すぎる力でみがくのは逆効果!トラブルやみがき残しの原因に

ハブラシの毛先の当て方や動かし方が悪いと、みがき残しが出てしまうことは、多くの人がご存じだと思いますが、さらに、「どんな力加減でみがくか」という「ブラッシング圧」も大事なポイントです。

「しっかりみがいて歯をきれいにしよう」と思うと、ハブラシを持つ手につい力が入りがちですが、じつは、強すぎる力でみがくのは「オーバーブラッシング」と呼ばれ、ハブラシを大きく動かしてゴシゴシみがくことも含め、

●歯や歯ぐきに悪影響をおよぼす
歯垢や汚れを効果的に落とせない

などの不具合が生じる可能性があります。

ときには、うっかり歯ぐきを強くこすって傷つけることはあるかと思いますが、習慣的にオーバーブラッシングを繰り返すと、歯や歯ぐきに大きな負担がかかります。その結果、「歯ぐき下がり(歯肉退縮)」の原因にもなります。

ほかにも、「歯ぐきが歯を取り囲むように輪状に盛り上がる」、「歯の根元表面の一部が歯ぐきに沿って欠損する」などのトラブルが生じることも

オーバーブラッシングによる歯ぐきや歯の異常

また、強すぎる力でハブラシを押しつけると、毛先が開いてしまうことで毛先が歯面にきちんと当たらず、かえって歯垢を効果的に落とせなくなる場合もあります。

歯垢を効果的に落とすなら、「軽い力」でみがくのが正解!

自分ではよかれと思い、しっかり力を込めてみがいていたのに、じつは逆効果だったなんてショックですよね。
でもこれからは、下の3つのコツを実践して、適切なブラッシング圧で正しくみがく方法に切り替えていきましょう。
「歯ブラシを新調して、1カ月たたないうちに毛先が明らかに広がってしまう」という人も、強すぎる力でみがいている可能性が高いので、ぜひお試しください。

適切なブラッシング圧でみがくコツ

1.ハブラシはギュッと握らず、軽く持つ

まずは、ハブラシの持ち方を意識しましょう。
持ち方は主に2つ。鉛筆を持つときのような「ペングリップ」と、手のひらで握るように持つ「パームグリップ」があります。

ペングリップ

パームグリップ

基本的には、みがく部位に合わせて、自分のみがきやすい方法で持つと良いでしょう。
軽い力でみがくためには、どちらの持ち方でも、歯ブラシをギュッと強く握らないことが大切です。
特に、パームグリップでギュッと握ると力が入りがち。ハンドルをゆるめに持つなど力加減に気をつけましょう。力が入りがちな人や、ブラッシング圧が気になる人は、強い力が入りにくい「ペングリップ」を試してみるといいかもしれません。

2.毛先が開かない程度の軽い力で小刻みにみがく

「ハブラシの毛先が開かない程度の軽い力」で、毛先をみがきたいところに当てましょう。そして、毛先を小刻みに動かします。適正なブラッシング圧は150200gくらい。キッチンスケールをお持ちのかたは、ハブラシを当て、小刻みに動かして力加減を確認してみるとわかりやすいでしょう。

ここで歯みがきの基本を動画でチェックしてみましょう。

「オーバーブラッシング」に気をつけて!歯みがきの基本

3.ハブラシを上手に選ぶ

店頭ではさまざまなハブラシが販売されています。最近は、歯みがき中にブラッシング圧が強すぎることがわかるハブラシや、力を逃がす工夫でブラッシング圧が強くなりにくいハブラシもあるので、上手に活用すると良いでしょう。

強すぎる力を「カチッ」と音でお知らせするハブラシ

また、かための毛のハブラシは、歯垢を除去する力が高い反面、強い力でみがいたり、大きく動かしてみがくと歯や歯ぐきにダメージを与える可能性もあります。みがき方に注意してお使いください。

いかがでしたか。歯垢を効率よく落してお口の健康を守るためには、「軽い」正しい力加減でみがくことが大切とおわかりいただけたでしょうか。簡単にできるので、今日からぜひ実践してみてくださいね。

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ハブラシの「毛のかたさ」を選ぶポイントは?

「歯ぐきの状態」に合わせて選びましょう

ハブラシの「毛のかたさ」には、「ふつう」「やわらかめ」「かため」と主に3種類あります。「どれを選べば良いのかわからない」という声が多く聞かれますが、毛のかたさは「歯ぐきの状態」に合わせて選ぶのがポイントです。

歯ぐきの状態が健康ならば、「ふつう」のかたさのハブラシを選びましょう。
出血しやすい、はれているなど歯ぐきにトラブルのある場合は、「やわらかめ」のハブラシがおすすめです。トラブルが改善したら「ふつう」のかたさのハブラシにかえていきましょう。
「かため」のハブラシは、汚れを落とす力は高いですが、みがく際は、歯ぐきを傷めないように力の入れ具合に注意してみがいてください。

この記事を作成・監修した
マイスター

太田 博崇

オーラルケアマイスター

太田 博崇

おおた ひろたか

オーラルケアの基礎研究・製品開発に30年以上携わり、その間、国立研究所や歯科大学との共同で疾患予防研究もしてきました。
これらの経験を活かし、オーラルケアと健康生活に関わる有用な情報をお届けしていきます。

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