見直そう!毎日のセルフケア。正しい「歯みがき」と5つのポイント

見直そう!毎日のセルフケア。正しい「歯みがき」と5つのポイント

歯科の受診や定期健診に行きづらい状況でも、お口の健康は守りたいですよね。そのためには、歯のみがき方など「毎日のセルフケア」をきちんと行いたいもの。みがき残しが多い場所を知って、ハブラシの毛先を正しく当ててみがく、歯と歯の間は「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」を使う、「タフトブラシ」も併用して汚れを落とすことなどがポイントです。

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定期健診に行けない時は、毎日のセルフケアをブラッシュアップ!

むし歯や歯周病の予防には「歯科医院での定期健診」と「毎日のセルフケア」の両方が大切です。とはいえ、外出しにくい状況や体調がすぐれない場合など、歯医者さんと相談して、今すぐ必要のない通院を延期することもあるかもしれません。
そんな時は、毎日のセルフケアを見直してみませんか?お口の健康を守るために、歯のみがき方など、おうちでできるケアをあらためて振り返ってみてはいかがでしょうか。

「毎日のセルフケア」5つの要注意ポイント

歯科医院での定期健診をしばらく受けられない時、特に注意したいセルフケアのポイントはこの5つです。
普段、実践できているかどうか、振り返ってみましょう。

チェックがつかなかった項目はありますか?
上記それぞれの項目をクリックして、詳しい解説を確認してみましょう。
自分では「できている」と思っても、自己流だと効果がないことも…。チェックがついた項目も、見直してみるとよいかもしれませんね。

ポイント1 「みがき残しが多い場所」を意識してみがく

ちゃんと歯みがきしているつもりでも、「みがき残しが多くなりやすい場所」は誰にでもあります。
ある歯科衛生士さんによると、利き手側の犬歯(けんし;中央から数えて3番目の歯。糸切り歯ともいう)付近は、みがき残しが多い傾向があるそうです。

歯のみがき方 緑線部分は、同じハブラシの向きで一連の動作としてみがける

その理由として、

●犬歯はいわば「歯並びの曲がり角」にあり、角度的にハブラシの毛先がきちんと当たりにくい
●犬歯付近でハブラシを持ち替えて方向転換するために、みがき残しが出やすい
などが考えられるようです。


ブラッシング時には「犬歯」付近も意識して、きちんとみがきましょう。ただし、歯ぐきを傷めないよう、力の入れ過ぎは禁物です。

加えて、一般的にみがき残しが多い場所が4つあります。

●歯と歯の間
●歯と歯ぐきの境目
●奥歯のかみ合わせ
●奥歯の奥

歯の表面はもちろん、こういった場所も意識してみがきましょう。

みがき残しが多い場所をきちんとみがくコツ

みがき残しを防ぐためには、ハブラシの毛先をみがく場所にきちんと当てることが大事です。
それにはちょっとしたコツがあります。場所別にコツを紹介しますので、鏡を見ながらお口の状態に合わせて工夫してみがきましょう。

POINT

歯と歯の間

歯と歯の間は、ハブラシの部位をうまく活用するのがコツです。毛先が歯の凹凸面にフィットして汚れを落としやすくなります。毛先を小刻みに動かしてみがきましょう。

歯と歯ぐきの境目

歯と歯ぐきの境目は、45度の角度でハブラシを当てるのがコツです。毛先が広がらない程度の軽い力で、5〜10mmを目安に小刻みに動かしましょう。

奥歯のかみ合わせ

奥歯のかみ合わせはハブラシを小刻みに動かすときちんとみがけます。ハブラシを大きく動かすと溝(歯のくぼんだ部分)に毛先が入りにくくなり、汚れが残りやすくなるので注意してください

「小刻み」には意味があった!ハブラシの動かし方のコツ

奥歯の奥

奥歯の奥をみがく時は、ハブラシのつま先(ブラシの先端部分の毛先)を使ってみがきます。ハブラシを立て気味にしたり、左右から角度をつけて毛先を当てたりとよいでしょう

ほかにも、その人特有のみがき方の癖や歯並びなどによって、きちんとみがけていない場所は出てしまいがちです。心あたりのある方は、その部分も念入りにみがきましょう。

ポイント2 歯と歯の間は「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」でケア

歯と歯がピタッと接している歯間部分はハブラシの毛先が届きにくく、ハブラシだけで歯垢を落とすのには限界があります。そこで、できれば1日1回デンタルフロスや歯間ブラシでもケアしましょう。
歯と歯の間の歯垢は、歯ブラシだけでは6割程度しか取り除けませんが、デンタルフロスや歯間ブラシを併せて使うことで9割程度まで歯垢除去率がアップします

  • 出典:山本ら、日本歯周病学会誌、1975年

下の表を参考に、自分の歯の状態に合ったグッズを選ぶと良いでしょう。
歯と歯の隙間が狭い部分にはデンタルフロス、広い部分には歯間ブラシの使用がおすすめです。

ポイント3 みがきにくい場所は「タフトブラシ」で集中ケア

下の写真のような、歯並びの悪い場所や、奥歯の奥など、通常のハブラシでは毛先が届きにくいところは、毛束が1つの「タフトブラシ」の使用をおすすめします。自分の歯の状態と照らし合わせて使うとよいでしょう。狭いすき間や凸凹した場所もしっかりみがけます。

<タフトブラシで集中ケアできるところ>

タフトブラシで集中ケアできるところ

ポイント4 「フッ素配合ハミガキ」を使おう

ハミガキに配合されているフッ素には、歯を強くする作用や、初期むし歯の修復を促進する作用などがあります。つまり、フッ素配合ハミガキをつけて歯をみがくことは、歯垢や汚れを取り除くだけでなく、歯にも良い効果をもたらし、むし歯予防に役立つので、ぜひ活用しましょう。

  • 歯の表面に穴があいたむし歯になる一歩手前の状態

現在市販されている約9割のハミガキにはフッ素が配合されています。チューブや外箱の裏面の成分欄に「フッ化ナトリウム」「モノフルオロリン酸ナトリウム」と書かれていればフッ素配合ハミガキなので、表示を見て選びましょう。

また、フッ素配合の洗口剤(医薬品)もあります。所定量を口に含んでブクブクうがいをして使用するため、フッ素などの有効成分がお口全体に行き渡りやすいのが特長です。歯みがきが上手な方はもちろん、歯みがきが得意でない方の補助的な使用にもおすすめです。

ポイント5 間食は時間を決めて、食べたら歯みがき

在宅勤務や休暇中など、家にいる時間が長い場合や生活リズムにメリハリがつけにくい時に、ちょこちょこ間食してしまうことはありませんか?だらだらと長時間食べ続けるのも、むし歯のリスクとなります。間食は時間を決めて規則正しく楽しむにように心がけたいもの。「食べたら歯みがき」が理想ですね。

いかがでしたか?毎日のセルフケアの見直しポイントが見つかったら、ぜひできることから1つずつ実践してみてください。

毎日のセルフケアとともに、歯科医院での定期健診や予防措置、衛生指導を受けることも大事です。歯医者さんや歯科衛生士さんからみがき残しをしがちな場所を指摘してもらえる場合もあるでしょう。外出自粛などの事情がなければ、状況に応じて年に2~3回は歯科医院で定期健診を受けることをおすすめします。

この記事を作成・監修した
マイスター

太田 博崇

オーラルケアマイスター

太田 博崇

おおた ひろたか

オーラルケアの基礎研究・製品開発に30年以上携わり、その間、国立研究所や歯科大学との共同で疾患予防研究もしてきました。
これらの経験を活かし、オーラルケアと健康生活に関わる有用な情報をお届けしていきます。

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