歯ブラシの正しい「持ち方」ペングリップとパームグリップについて紹介
ハブラシの基本的な持ち方は、鉛筆を持つように握って持つ「ペングリップ」と、手のひらで握るように持つ「パームグリップ」の2つ。「1~2週間でハブラシの毛先が開いてしまう」ような方には、「ペングリップ」がおすすめです。余計な力が入らず、小刻みに動かしやすいので、すみずみまでていねいにみがけます。
意識したい歯ブラシの「持ち方」
皆さんは、毎日の歯磨きで歯ブラシの「持ち方」を意識したことはありますか?
今回は、歯ブラシの正しい持ち方についてご紹介します。
2つの「基本的な持ち方」をマスターする
歯ブラシの「基本的な持ち方」は大きく分けて、鉛筆を持つように握って持つ「ペングリップ」と、手のひらで握るように持つ「パームグリップ」の2つがあります。磨く部位に合わせて、磨きやすい方法で持つと良いでしょう。ただ、どちらの持ち方でも、歯ブラシをギュっと強く握らないようにしましょう。歯磨きの基本である「軽い力で磨く」「小刻みに動かして磨く」ためには、歯ブラシは軽く持つことが大切です。
力が入り過ぎてしまう人には「ペングリップ」
「1~2週間で歯ブラシの毛先が開いてしまう」「歯科医院で歯磨きに力が入りすぎていると言われる」という方には「ペングリップ」がおすすめです。余計な力が入らず、小刻みに動かしやすいので、すみずみまでていねいに磨くことができます。ペングリップで磨く時のコツは、「ワキを締める」ことです。こうすることで、歯ブラシを持つ手が安定して磨きやすくなります。また、歯ブラシのハンドルにはいろいろな形のものがあるのですが、ペングリップで磨くには、鉛筆のように丸みを帯びた形のものが適しています。ぜひ、選ぶ際の参考にしてみてください。
この記事を作成・監修した
マイスター
オーラルケアマイスター
平野 正徳
ひらの まさのり
オーラルケア関連の基礎研究ならびに開発研究に20年以上携わってきました。 これまで得た知識と経験を活かして、歯とお口の健康に関する情報をお伝えします。
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