「歯槽膿漏」と「歯周病」は同じ?違う?症状と原因をチェック!
「歯槽膿漏」と「歯周病」。どちらも漠然と「歯ぐきの病気」とは思っても、それが同じなのか違うのか、よくわからないという人も多いのでは。本来は「歯槽膿漏」とは、歯周病の中でも進行して膿が出た症状。予防するには、毎日の歯みがきで原因となる歯垢をしっかり落とすことが基本です。
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「歯槽膿漏」と「歯周病」。どちらも漠然と「歯ぐきの病気」とは思っても、それが同じなのか違うのか、よくわからないという人も多いのでは。本来は「歯槽膿漏」とは、歯周病の中でも進行して膿が出た症状。予防するには、毎日の歯みがきで原因となる歯垢をしっかり落とすことが基本です。
歯周病は、歯と歯ぐきの隙間にたまったプラーク(歯垢)が原因で起こる病気。その症状と一般的な治療の流れを歯科医師が解説します。「歯医者さんでどんな治療をされるの?」という不安を解消し、受診しましょう。「歯周病チェックリスト」もご活用ください。
歯ぐきがやせる、ハリがなくなるなど、歯ぐきのおとろえを感じたら、歯ぐきケアを始めましょう。毎日のセルフケアでは、歯ぐきケアに適したハミガキ、ハブラシを使用する。定期的に歯科を受診する。そして、歯ぐきの健康に良い生活を送ることが大切です。
歯を支える組織はいわば「歯の土台」。歯は歯ぐきとその内側の「歯槽骨(しそうこつ)」という骨で支えられています。歯周病が進行すると、歯槽骨が溶けて「歯ぐき下がり」が生じ、やがては歯を失うことにもなりかねません。健康な「歯の土台」を守るため、歯と歯ぐきの間の歯垢をきちんと落とす、薬用ハミガキを使用する、などでケアしましょう。
歯周病とは、歯を支える歯周組織に炎症が起こる病気の総称です。進行状態により「歯肉炎」と「歯周炎」に分けられます。直接的な原因は、歯周ポケットにたまった歯垢中の細菌。細菌が作り出す毒素などが炎症の引き金になります。加えて、口の中の環境や生活習慣にも歯周病を悪化させるリスクが潜んでおり、注意が必要です。
歯と歯ぐきのすき間(歯周ポケット)にできた歯垢(プラーク)は生きた細菌のかたまりで、歯周病の原因になります。歯周ポケットのプラーク対策には、超極細毛のハブラシが有効。プラークに浸透・殺菌する薬用成分配合のハミガキやデンタルリンスもあります。また、定期的に歯科医院を受診し、プロのケアを受けましょう。
歯周病の原因は、歯と歯ぐきのすき間(歯周ポケット)にできた歯垢。予防には、歯周ポケットを清潔に保つことが大切です。歯周病予防のハミガキと極細毛のハブラシで、歯と歯ぐきの境目を重点的にブラッシングしましょう。歯間清掃用具も合わせて使うと良いでしょう。定期的に歯科医院で歯ぐきをチェックすることも大切です。
歯周病は、歯を失う大きな原因の1つ。歯を失うと噛み合わせが乱れ、食生活にも大きな影響が出ます。歯垢を残さず落とすブラッシングと、薬用成分が配合されたハミガキやデンタルリンスの活用で歯周病予防を始めましょう。歯と歯の間や歯並びの悪いところなど、状況に応じ歯間ブラシやタフトブラシでのケアも加えましょう。
「歯周病は全身の健康にも関係がある」ことをご存じですか?実は、歯周病菌や菌由来の毒素が血液の中に入って体内に運ばれ、全身の健康にも影響を与えることが報告されています。また、歯周病の予防がメタボ予防にもつながる可能性を示唆する研究も報告されています。歯ぐきの病気と軽く考えず、毎日のお口のケアを大切に。
「歯周病」は、歯と歯ぐきの隙間の「歯周ポケット」にたまった「歯垢」から出る毒素などによって、歯周組織に炎症が起こる病気の総称。歯石の付着や歯並びの悪さ、生活習慣もリスクファクターになります。ケアには、歯周ポケットのブラッシングや歯と歯の間の清掃、デンタルリンスの使用のほか、生活習慣の見直しを。
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