「糖化」って何?歯ぐきも糖化するって本当?おすすめのハミガキをご紹介

「糖化」って何?歯ぐきも糖化するって本当?おすすめのハミガキをご紹介

近年、健康・美容メディアでもよく特集が組まれるほど注目されている「糖化」。実は歯ぐきでも起こってしまうんです。歯ぐきを歯周病から守るには、歯垢を取り除くと同時に、糖化をおさえることも大切です。ここでは「歯ぐきの糖化」について解説し、糖化を抑制し歯ぐきの炎症をおさえる成分の入ったハミガキもご紹介します!

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肌のくすみ、ハリの不足、髪のパサつきなど、老化に関係する「糖化」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。近年、美容界隈で注目されている現象です。
糖化は体の様々な部位で起こっていますが実は“歯ぐき”でも起こっていて、歯周病とも深く関係しています。歯周病予防のポイントである歯ぐきの糖化について、ライオンの研究によって新たにわかった知見も踏まえて解説します。

最近よく聞く、「糖化」って何?原因は?

糖化とは、体内で糖とタンパク質が結びつき、「AGEsAdvanced Glycation End Products:終末糖化物質)」と呼ばれる悪玉物質が作られる反応のこと。組織や細胞にダメージを与える一因として知られています。

この現象は、食品を加熱すると焦げ目がつく「メイラード反応」と同じ性質を持ち、体内でも人の体温によってゆっくりと悪玉物質(AGEs)が作られます。糖化が進むと、細胞や組織の機能が低下し、肌・血管・骨など様々な部位に影響を与えます。また、組織においては炎症を誘発することも知られています。

糖化の大きな原因は、血液中の糖です。本来、糖は体のエネルギー源として利用されますが、処理しきれなかった糖がタンパク質と結合してしまいます。

糖化によって生まれる悪玉物質(AGEs)は、体の代謝能力では分解されにくく、蓄積すると様々な悪影響をおよぼします。

<「糖化」とは…からだが焦げる現象>

糖化のイメージ

歯ぐきが「糖化」すると、歯周病リスクが高まることも

歯ぐきがやせて、歯が長くなったように見える…そんな美容的に老け見えの原因にもなる「歯周病」。歯ぐきの糖化は、歯周病と深い関係があるため1、ここで歯周病について簡単におさらいしておきましょう。 

歯周病とは歯を支える歯周組織に炎症がおこる病気の総称です。歯周ポケットにたまった歯垢の中の細菌が出す毒素などにより、歯ぐきに炎症が起こります。炎症が歯ぐきだけに留まっているものを「歯肉炎」、炎症が歯を支える骨(歯槽骨)にまで広がっているものを「歯周炎」といいます。歯周病が進行すると歯が抜けることもあり、歯を失う原因の第1位になっています※2

歯周病

  • 1 J Periodonto Res、48、2013
  • 2 公益財団法人8020推進財団、永久歯の抜歯原因調査,2018年

なぜ歯ぐきの糖化が歯周病につながるの?

実は、歯ぐきは「肌」と同じ層構造で、コラーゲンを含んでいます。そんな歯ぐきは、どのように糖化して、なぜ炎症が起きやすくなってしまうのでしょうか。

歯ぐきは、表面の「上皮組織」と、その内側の「結合組織」の2層からなり、この結合組織の約60%はタンパク質であるコラーゲンでできています※3

健康な歯ぐきと比較して、糖が過剰な状態が続いている歯ぐきや、年を重ねた人の歯ぐきでは、糖とコラーゲンなどのタンパク質が結合し、悪玉物質(AGEs)が作られやすくなります。

この悪玉物質(AGEs)が蓄積されることで、歯ぐきに炎症が起こりやすくなってしまう、つまり歯周病発症や進行のリスクが高まってしまうのです。

大切な歯ぐきを歯周病から守るには、歯周ポケットにたまった歯垢を取り除くと同時に、悪玉物質(AGEs)の生成をおさえ、歯ぐきに炎症を起こさないようにすることが大切です。

<歯ぐきの糖化>

歯ぐきの糖化

  • 3 J Periodontology2000、3、1993

歯ぐきの糖化を抑制し歯周病を防ぐグリチルリチン酸ジカリウム(GK2)

歯ぐきの炎症をおさえて、歯周病(歯肉炎・歯周炎)を予防する有効成分のひとつに、グリチルリチン酸ジカリウム(GK2)が挙げられます。甘草(カンゾウ)の根から抽出される成分で、抗炎症作用があります。
最近のライオンの研究では、この「グリチルリチン酸ジカリウム(GK2)」に、歯ぐきの糖化を抑制することで、炎症をおさえる作用があることが新たにわかりました※4

<歯ぐきにおける「抗糖化」GK2の働き>

GK2の働き

  • 4 ライオン調べ、柚鳥ら、日本歯周病学会会誌、64、2022

抗糖化の働きがあるハミガキで、健康な歯ぐきを守ろう!

毎日の歯みがきでは、歯周病菌に効果がある成分(殺菌成分)に加え、歯ぐきの炎症や出血をおさえたり組織を修復するなど、歯ぐきに作用する成分も配合された製品を選びましょう。

ライオンの「システマ ハグキプラス プレミアム ハミガキ」には、糖化による炎症をおさえて歯周病を予防するグリチルリチン酸ジカリウム(GK2)が入っています。

糖化によって作られた悪玉物質(AGEs)は一度できてしまうと、分解されにくく蓄積しやすい厄介な物質なので、毎日のセルフケアで悪玉物質(AGEs)ができないようにするのが肝心です。

※1 ここから先は外部サイトへ移動します。価格やサービス内容については、各サイトに記載されている内容をよくお読みになり、ご自身の責任でご利用ください。

※2 通販限定販売品は、「取扱店舗を探す」ではご案内しておりませんのでご了承ください。

「システマ ハグキプラス プレミアム ハミガキ」には、ほかにも、殺菌作用のあるイソプロピルメチルフェノール(IPMP)や、おとろえてきた歯ぐき細胞を活性化して組織の修復を促す作用のある成分などが含まれています。

また、超極細毛の「システマ ハグキプラスハブラシ」は、毛先が歯周ポケットの奥まで届いて、奥の汚れを歯垢ごとかき出しやすいです。
歯周ポケットと周辺の歯ぐきに毛先がフィットしやすいよう、ブラシ面が凸型に設計されているため、中央の毛が歯周ポケットの奥まで入って汚れをかき出します。同時に、外側の毛が歯ぐきにあたって、効率よく歯ぐきマッサージができます。

※1 ここから先は外部サイトへ移動します。価格やサービス内容については、各サイトに記載されている内容をよくお読みになり、ご自身の責任でご利用ください。

※2 通販限定販売品は、「取扱店舗を探す」ではご案内しておりませんのでご了承ください。

歯ぐきマッサージは、歯と歯ぐきの境目にハブラシの毛先を45度の角度であて、小刻みにみがくのがポイントです。そうすることで、毛先が歯周ポケット周辺の歯ぐきにもあたり、マッサージできます。

<セルフケアで取り入れたい歯ぐきマッサージ>
歯ぐきマッサージ

歯ぐきにも毛先が当たっている様子

歯ぐきマッサージ

凸型設計のハブラシ

定期的に「歯科医院」で歯ぐきをチェックすることも大切

歯周病は、症状が進むまでなかなか自覚しにくい病気です。症状に気づいていなくても、歯周病が進んでいるかもしれません。
歯科医院で歯ぐきの状態をチェックしてもらい、歯石の除去や正しいブラッシング法のアドバイスなどプロのケアを受けましょう。健診の間隔は、歯ぐきの状態、歯垢や歯石のつきやすさなど、人によって違いますが、少なくとも1年に2~3回は歯科医院を受診するようにしましょう。

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GK2はどうやって歯ぐきの炎症を防ぐの?

悪玉物質(AGEs)の生成を抑制し、さらにAGEsの炎症物質産生も抑制します

悪玉物質(AGEs)は歯ぐきの中に存在する細胞の表面にある、AGEs受容体(RAGE:レイジ)などに結合することで、炎症性物質を誘導するシグナルを伝達し炎症を誘発することが報告されています※5

また、悪玉物質(AGEs)単独でも歯ぐきに炎症を起こすことが報告されています。さらに悪玉物質(AGEs)は、それ自体が炎症を誘発するだけでなく、歯周病の病原因子の1つである Porphyromonas gingivalis 由来の毒素(リポポリサッカライド)による歯ぐき細胞の炎症を増悪させることも報告されています6

したがって、悪玉物質(AGEs)の生成を抑制し炎症をおさえることができれば、悪玉物質(AGEs)による歯ぐきへの影響を効率的に制御できると考えられます。

「グリチルリチン酸ジカリウム(GK2)」には抗炎症作用が知られていましたが、新たにライオンの研究(モデル実験)で、悪玉物質(AGEs)の生成抑制作用が見出され、それが抗炎症作用の1つのメカニズムであることがわかりました※4

●悪玉物質(AGEs)の生成抑制作用

悪玉物質(AGEs)が生成される経路は複数ありますが、酸化ストレスと糖化は密接な関係があるといわれています。ライオンの研究では、GK2に高いヒドロキシラジカル消去能が認められたことから、酸化ストレス経路の抑制が悪玉物質(AGEs)生成抑制効果に寄与する可能性が示されました。

●悪玉物質(AGEs)の炎症物質産生抑制作用

ヒト歯肉線維芽細胞を用いた実験で、GK2を添加して生成した悪玉物質(AGEs)は、GK2が存在しない条件で生成された悪玉物質(AGEs)よりも炎症物質の産生量が少なく、歯ぐき細胞における炎症惹起能力の低下が認められました。

以上のことからGK2は悪玉物質(AGEs)の生成を抑制(抗糖化)し炎症をおさえることで(抗炎症)、歯周病(歯肉炎・歯周炎)の予防効果を発揮している可能性が示唆されました。

  • 5 J Periodont Res、53、2018
  • 6 日本歯周病学会会誌、56、2014

この記事を作成・監修した
マイスター

平野 正徳

オーラルケアマイスター

平野 正徳

ひらの まさのり

オーラルケア関連の基礎研究ならびに開発研究に20年以上携わってきました。 これまで得た知識と経験を活かして、歯とお口の健康に関する情報をお伝えします。

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