歯茎の衰えは20代から!?成人期オーラルケアのポイント(前編)

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LION オーラルケアマイスター

平野 正徳ひらの まさのり

歯とお口の健康
歯茎の衰えは20代から!?成人期オーラルケアのポイント(前編)

20~30代は「歯茎の衰え」が始まる時期

若いと思える20~30代ですが、実は「歯茎の衰え」が始まる時期だということをご存知でしょうか?この時期は仕事やプライベートに忙しく、若さに任せてついつい無理をしてしまいがち。それが、口の健康にも影響してしまいます。また、歯や歯茎に痛みや不快感がなければ自分の口の中の状態にあまり関心が向きづらい年代のため、自身の健康管理がおろそかになり、歯周病が進行しやすい時期でもあります。厚生労働省の調査※1によると、歯周病が進行した状態である歯周炎に罹患している人は、10代では全体の1.8%にすぎませんが、20代では13.7%、30代では22%に増加しています。歯の喪失が増え始めるのは40代以降で、その原因の第一は歯周病ですが、20~30代でその兆候はすでに表れています。将来の歯の本数を左右するこの時期は、「歯茎の健康の曲がり角」と言えるでしょう。

  • ※1厚生労働省 平成23年歯科疾患実態調査

自己判断は禁物!悪いところがないと思っても「定期健診」へ

この時期のオーラルケア行動として気になるのが、歯科の定期健診受診率の低さです。日本歯科医師会の調査では、この1年以内に「企業や自治体の歯科健診」や「歯科医院でのチェック」を受けた人は52%(20代~70代)で半数を超えています。しかし、年齢別に見てみると若い世代で受診率が低く、特に20代男性の受診率は33%に留まっています。また、同調査で現在歯科治療を受けていない人にその理由を聞いたところ、「悪いところがないから」との回答が一番多い結果になりました。
たとえ症状が顕在化していなくても、潜在的なリスクを抱えている場合があるので自己判断は禁物です。また、歯磨きの方法が今の自分の口の中の状態に合っているのかなど、常にその時にあったケア情報を知るためにも定期的に歯科医院を受診することが大切です。

<1年以内の歯科検診・健診の受診有無>

「歯周病予防」のために心がけたいこと

「歯茎の衰え」が始まる20〜30代に行うべき、「歯周病予防」のポイントをご紹介します。

歯周病を予防する3つのポイント

1.歯磨きの工夫

歯周病の予防には、直接の原因となる歯と歯茎の境目(歯周ポケット)に溜まった歯垢をしっかり取り除くことが大切です。歯肉炎の状態なら毎日のセルフケアで健康な歯茎を取り戻すことができます。
ポイントは、歯ブラシの毛先を歯と歯茎の境目に45度の角度で当て、軽い力で小刻みに動かして磨くことです。また、歯周病を予防する薬用成分を配合したハミガキや、毛先が細く加工された歯ブラシの使用がおすすめ。デンタルフロスや歯間ブラシもあわせて活用しましょう。

<「歯と歯茎の境目を意識して磨く」磨き方>

2.生活習慣

歯周病は「生活習慣病」とも言われています。栄養バランスの取れた食生活を心がけ、よく嚙んで食事をしましょう。十分な睡眠で抵抗力をつけるなど、規則正しい生活も大切です。また喫煙は歯周病リスクを高めます。禁煙を心がけましょう。

3.歯科の定期健診

歯周病は、歯茎からの出血などの症状があっても、痛みなどの自覚症状が少ないため放置されがちです。1年に2~3回は歯科医院で定期健診を受け、歯茎の状態をチェックしてもらいましょう。

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