親知らずとは?その特徴と、むし歯や歯周病を予防する歯みがきの方法を紹介
親知らずは、歯ブラシが届きにくくむし歯や歯周病になりやすい歯です。生え方にも個人差があるため、歯の状態に応じて上手にケアしましょう。歯ブラシの動かし方を工夫したり、「タフトブラシ」や「デンタルフロス」を併用したりすることで、歯ブラシが届きにくく歯垢がたまりやすい親知らずもきれいに磨くことができます。
親知らずは、歯ブラシが届きにくくむし歯や歯周病になりやすい歯です。生え方にも個人差があるため、歯の状態に応じて上手にケアしましょう。歯ブラシの動かし方を工夫したり、「タフトブラシ」や「デンタルフロス」を併用したりすることで、歯ブラシが届きにくく歯垢がたまりやすい親知らずもきれいに磨くことができます。
毎日きちんとみがいていても、歯と歯の間にはハブラシの毛先が届きにくく、歯垢が残りがちなもの。そんな歯間をきれいにするには、デンタルフロスが効果的です。歯と歯の間に入れたら上下に動かし、隣り合った歯の両方の面をみがきます。初心者には「ホルダータイプ」が使いやすく、1日1回、就寝前の使用がおすすめです。
ライオンの調査では約8割の人が「にんにく料理」が好き、でも同じく約8割の人が「にんにく臭」が気になるようです。大事な会議やデートの前は、16時間以内にはにんにくを食べないことが一番。ニオイ対策にはガムやミント系錠菓子を食べる人も多いようですが、汗からもニオイは出るので、シャワーや汗ふきシートでのケアもしましょう。
舌の汚れを取り除くことは口臭予防に効果的。スマホで撮影した舌の画像から口臭リスクを判定するアプリを使い、お口のケアもすることで、自分の息や口臭ケアに自信が持てるようになった人もいます。口臭予防のための舌ケアは、舌ブラシなどを舌の汚れ部分にあて、奥から手前にゆっくり軽い力でひくのがコツです。
入れ歯には「汚れや細菌がつきやすい」「ニオイが吸着しやすい」「すき間に細菌が繁殖しやすい」などの特徴があります。清掃が不十分だと、入れ歯のニオイの原因に。部分入れ歯も総入れ歯も必ず外してから清掃し、「入れ歯洗浄剤」などを併用すると効果的。ブリッジのお手入れには、ハブラシだけでなく歯間ブラシ等を。
むし歯や歯周病からお口を守るには、正しい歯みがきで歯垢を落とすことが大切。ハブラシは軽く握り、毛先を歯面にきちんとあてます。小刻みに動かしながら、1〜2本ずつ20回を目安にみがきましょう。歯と歯の間など、歯垢がつきやすい場所は念入りに。「食べたらみがく」習慣をつけ、とくに就寝前の歯みがきはていねいに行いましょう。
歯垢の中は、食事をとると酸性になり、しばらくすると中性に戻るというサイクルを繰り返しています。間食をするとむし歯になりやすいのは、歯垢の中が酸性になる時間が長くなってしまうから。ダラダラ喰いは控え、「食べたらみがく」を習慣にしましょう。歯みがきができない時は、ノンシュガーのガムなどで唾液の分泌を促して。
「ドライマウス」とは、唾液の分泌量が減って口の中が乾く症状のこと。原因には「薬の副作用」「加齢」「ストレス」「口呼吸」「飲酒」「喫煙」などがあります。口の乾きを感じたら、水分補給などでうるおいを保って。普段から「よく噛んで食べる」ことも大切。舌の体操や唾液腺のマッサージもおすすめです。
「根面う蝕(こんめんうしょく)」とは、歯の根元にできるむし歯のこと。不適切なブラッシングや加齢、歯周病などが原因で歯ぐきが下がり、歯の根元が露出すると、そこに新たなむし歯のリスクが生じます。根面う蝕は進行が早く、歯を失うリスクも高いので、適切なブラッシングやフッ素配合ハミガキなどで予防しましょう。
「きちんと歯をみがこう!」という意識が高い人ほど強くみがく傾向があり、力を入れ過ぎる「オーバーブラッシング」にならないよう注意が必要!強い力でみがくと歯や歯ぐきを傷つけたり、歯垢が効果的に落ちないことがあります。正しい方法は、毛先が開かない程度の軽い力でみがくこと。お口の状態に合わせたハブラシ選びも大切です。