舌みがきで口臭予防!正しい舌苔の取り方7つのポイント
口臭(生理的口臭)は、舌についた汚れである舌苔(ぜったい)が主な原因といわれています。予防には、「舌みがき」で舌苔を除去するのが効果的。歯みがきの後、専用の舌ブラシやハブラシを、鏡を見ながら舌の「奥から手前」に軽い力で動かして掃除します。舌は思いっきり前に出すのがコツ。1日1回、朝がおすすめです。
口臭(生理的口臭)は、舌についた汚れである舌苔(ぜったい)が主な原因といわれています。予防には、「舌みがき」で舌苔を除去するのが効果的。歯みがきの後、専用の舌ブラシやハブラシを、鏡を見ながら舌の「奥から手前」に軽い力で動かして掃除します。舌は思いっきり前に出すのがコツ。1日1回、朝がおすすめです。
口臭が強くなった、ニオイが変わった......それは歯周病が原因かもしれません。大学病院の口臭外来を受診した人の7割に、実際に口臭があり、その約2/3は歯周病など口の中の病気が原因の「病的口臭」と診断されたという報告も。お口の衛生を保つには、原因菌が生息する歯垢や舌苔をきちんと除去することが大切ですよ。
矯正中は、装置周辺に汚れがたまりやすく、ケアもしにくいもの。「食べたらみがく」を習慣にし、みがけているか鏡で見ながらみがきしましょう。装置周り、歯など各部位に毛先をきちんと当てて小刻みにブラッシングし、タフトブラシやデンタルフロス、歯間ブラシ等の活用も必須。ハミガキはフッ素配合のものがおすすめです。
歯垢をきちんと落とすには、デンタルフロスの使用が不可欠。でも、「面倒で続かない」という声も少なくありません。デンタルフロスを習慣にするために有効なのが、使うタイミングを決めること。よく目につくところに出しておけば、うっかり忘れも防げます。いろいろな種類を試し、お気に入りを見つけるのもポイントです。
みがきにくい奥歯は、むし歯や歯周病のリスクが高い場所。奥歯をみがく時も「歯みがきの基本」は同じ。ただし、奥歯の頬側をみがく時には口を閉じ気味に、舌側をみがく時には歯の並びと平行になるようにハブラシを入れるなど、毛先をキチンと歯にあてる工夫が必要です。ハブラシはヘッドが小さく薄いタイプがおすすめです。
奥歯は前歯よりも失う割合が高い、という報告があり、むし歯や歯周病リスクに特に気をつけたい部位。奥歯のケアには、ヘッドの厚みが薄く、ネックが細いハブラシがおすすめです。みがきにくい奥歯の奥や頬側にも毛先が届きやすいのがポイント。奥歯にきちんと毛先が届くことで、歯垢除去率も高まることが確認されています。
「歯石」は歯垢が石灰化したもの。表面が凸凹しているので細菌がつきやすく、むし歯や歯周病などのリスクが高まります。「つきやすい場所」は、「下の前歯の裏側」や「上の奥歯の外側」。歯垢は歯みがきでは落とせないので、日頃から付きやすい場所を意識して歯みがきし、原因となる歯垢をしっかり除去することが大切です。
ハブラシの使い分けは、健康な歯と歯ぐきを保つためにもおすすめ。「朝はワイドヘッドで手早く、夜はコンパクトヘッドで隅々まで」「細かい部分をみがく時は、タフトブラシを」「職場用はキレイな色で携帯しやすいもの」など、シーンや目的に合わせてハブラシを選んでいる人も。マネしたくなる使い分けアイデアが大集合!
「歯周病予防ハミガキ」に配合の薬用成分を大別すると、「殺菌成分」と、ハレや出血などに対応した「歯ぐきに作用する成分」の2つ。「原因からしっかり予防したい」方には「殺菌成分」配合のハミガキがおすすめ。「歯ぐきに作用する成分」にはいろんなタイプがあるので、自分の歯ぐきの状態に合ったものを選びましょう。
赤ちゃんは「歯が生え始めたら」歯みがきスタート。まずはハブラシでやさしく触れて、抵抗感をなくすことから始めましょう。自分でスプーンが持てるようになったら、ハブラシを持たせて。ブクブクうがいができるようになったら、むし歯予防効果のある「フッ素入りハミガキ」を使いましょう。最初は「切ったつめ程度」の少量でOK!