こだわるのもいいし気楽に選んでも大丈夫

花器と合わせて、もっと楽しむ

何気ない毎日に彩りを添えるのは、ほんのささいなひと手間。無理をして特別なことをしなくても、くらしを心地よくするアイディアは溢れているものです。

そのヒントを探りながら紹介してきたLidea編集部が共感する花屋がありました。

 

"フラワーDIY"という考えのもと、誰もが気軽にお花を選べるように工夫を凝らしたフラワースタンド「WONDER FLOWER」です。洋服を試着するようにお花の試し飾りが出来る「フィッティングスペース」があったり、すべてのお花が1品種1束「ワンプライス」になったわかりやすい方式で売られているのが嬉しいところ。どの種類の束を選んでも、1束、2束、3束・・・と、束の数で価格が決まっているので安心して選びやすいんです。

 

そんな新しいスタイルで街の人々に愛される“フラワースタンド”が気になるLidea編集部。今回も「WONDER FLOWER」のお店を訪れ、お花の生け方から花器との相性まで、スタッフさんに相談してきました。

Lidea編集部・A

ーー今は、どんな暮らしぶりですか?夫と二人暮らし、それに、猫が一匹。一緒に暮らしているだけなのに、なぜか毎日は新しい発見ばかりです。ーー好きな花を教えてください。青いブルーのデルフィニウム。小さな花びらが連なっていて、些細でも幸せを感じるような素敵な花です。ーー大切にしている時間はありますか?家族や友人と、他愛もない話しをするような、休日のちょっとした時間。

WONDER FLOWERスタッフ

ーー今、一番、お気に入りの花器を教えてください。自宅のリビングでは空いたラム酒の瓶にプロテアという大きな花を飾っています。お酒の瓶は一つ一つ違う形、とても個性的な形のものも多いです。また割れにくいようにしっかりしたつくりになっています。

A:

結婚したばかりの夫も植物が大好きで、一人暮らしの時から抱え込んでいた鉢を8個も新居に持ってきたんです。だから今はまず緑には満足。これからはもっと多くのお花やドライフラワーを楽しみたいと思っているところです。

WONDER FLOWER:

さまざまなお花に触れるのはもちろんそれだけで素敵ですが、花器によって味わいが変わるのも面白さの一つですよね。WONDER FLOWERではシンプルなものからアクセントになるものまで揃えているので、花器も含めて“フラワーDIY”をする楽しさを味わっていただけると思います。

ベストマッチングなお花と花器

※フィッティングスペース:店頭のお花を、カットはせずに花器に合わせながら試すことができます。

A:

お店で気にいったお花が、家の花器では何だか思い通りにならないこともあります。どんなお花でも生けやすい花器ってあるものでしょうか?

WONDER FLOWER

美しく見える万能花器は、サイズが大きすぎず口が広すぎないもの。口が広いと花の固定が難しくて思うように生けるのが難しいんです。背が高くない卵型の花器はとても生けやすく、素材も選びません。また、WONDER FLOWERには花器とお花の相性を試せるフィッティングスペースのご用意もありますよ。

A:

事前に試せると想像がつくので嬉しいですね。こんな背の高い花器だったら同じようにすらりとしたお花があいそうです。実はこうしたガラスの花器が好きで、私は自宅で枝や葉をなども挿しています。

WONDER FLOWER

ガラス、陶器、無地の花器は合わせやすいから重宝しますよね。ガラスのように中の空間も透けて見える花器は内側に葉物をデザインとして見えるように内側にはわせるように配置するとより美しい表情を引き出すこともできますよ。

忙しい人も嬉しい、楽チンお花

A:

仕事を続けながらも結婚して家事が増え、正直、楽にケアできて長持ちするお花があったら嬉しい気持ちです。

WONDER FLOWER

最近のオススメはアフリカやオーストラリアなどが原産のネイティブフラワーです。このピンクッションもそのままドライフラワーとしても飾れるもの。水替えもほかの生花に比べて頻繁にしなくて良いのですが、見た目は華やか。お部屋に鮮やかさをプラスしてくれますし、忙しい女性にはぴったりかもしれません。

“まずはお花、次に葉もの”の「ワン・ツー」レッスン

A:

お花の組み合わせに限りはないと思いますが、もしも2種選ぶだけでぐっと洗練されて見えるようなペアリング方法があれば教えていただきたいんです

WONDER FLOWER

2種なら気軽に選びやすいですよね。その場合、花同士を組みあわせるよりは花に葉物を合わせる方がモダンに見えます。そしてお花と違う形状の葉を選ぶとお互いが引き立てあってくれますよ。是非、旬のリシアンサスで試してみてください。

A:

…ピンクのリシアンサスだったらユーカリを、パープルの方なら紅葉ヒペリカムを合わせたいと思います。とりあわせ方で全然、雰囲気が違ってくるものですね!

適材適所を考える、楽しいひと時

A:

インテリアや花器のテイストによって、お花の飾り方を変えられたら素敵だと思うんですが。

WONDER FLOWER

そうですね。ほんの一例ですが、相性のいいお花を紹介しましょう。

・ミッドセンチュリー系:ピンクッションやストレリチア、プロテアといった個性的で存在感のあるワイルドフラワー。

・北欧系:白いガーデンローズに複数種のグリーン、白いデルフィニウムにベアグラス、などやさしい表情の白い花にグリーンの素材のとり合わせ。

・モダン系:カラー、アマリリス、胡蝶蘭などの洗練された印象の素材を1種でシンプルに。

・和室:日本らしく四季にあった旬の花。形状や色味のバリエーションを楽しめる菊類など。

A:

もともと、花器との相性を考えるのは好きなんですが、それは凝りだしたらはまってしまいそう。今日は備前焼の花器にユリとワレモコウを、繊細な丸みのある花器にはさっき選んだリシアンサスを生けてみました。

WONDER FLOWER

季節感のあるお花をあしらうと会話が弾むきっかけにもなりそうですね。

「青い花、小さな緑、大きな枝」

ー 少しの心配りで、暮らしが潤う ー

A:

山と海に囲まれ、祖母の家のベランダには花が溢れていたような故郷で育ちました。

東京に出てきて、仕事も一人暮らしもすべてが初めて。それに、まだ友だちも多くはなくて。

 

そんな時に、素敵なご夫婦が迎えてくれる駅中の花屋さんは、気持ちが安らぐ場所だったんです。

そこで出会ったのが “青いデルフィニウム”。

澄んだ青色の、小さな花びらが連なった、ささやかでも本当に愛らしい花。

この出会をきっかけにますますお花にハマり、豪華なカサブランカも、懐かしの向日葵も、伸びのいいポインセチアも、どんなお花もそれぞれが愛おしく感じるように。

 

とはいえ、お花を愛でてきた中で失敗もありましたよ。

うちの猫が葉っぱを噛んだり引っ張ったりで、全て食いちぎった挙句、枯らしてしまったり。

同じく、パキラという緑は、これまた猫に引っ張られてバキっと折れてしまった(笑)。

 

ただ、何が面白いかって、その枝をテープでぐるぐる巻いてもとの位置に固定しておくと、

また何事もなかったように伸び出したんです。こんな「おっ」と思わせてくれるところが、可愛い。

“自分のこと以外に目をかける”喜びって、何にも変えがたいんでしょうね。

花や葉はもちろん、最近はガラスの花器にザクッと入るだけの大きな枝も好みで、

緑を帯びたり葉を落としたり、下から根が生えてきたり、もう毎日楽しいんですよ。

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A:

休日にたくさんのお花を買ってきて色とりどりの花をふさわしい花器に配していく時間は、些細だけれどなんだか楽しいものなんです。こんな、時間の取れる日だからこそ、フレッシュな気持ちで実践できる記事をLideaからピックアップしてみました。

【写真】KEITA NAKADA

【イラスト】Kohei Takemoto

【編集・文】永井貴子(CATALDESIGN)

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