男の「ちょこっと夜家事」で家族の朝にゆとりができる！
家事は分担したいのに、帰宅が遅くてなかなか参加できない男性に、おすすめしたいのが「ちょこっと夜家事」。自分が使った食器を洗う、入浴後にお風呂場の汚れをサッと流すなど、いつもの行動にちょっとプラスするだけでOK！夜の「ちょこっと」が翌朝の家族のゆとりにつながります。家族で気分の良い朝を過ごしましょう。
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翌朝をラクにする、「ちょこっと夜家事」のススメ
共働き夫婦にとって、家事の分担は大きな課題。ゴミ出し、洗濯、風呂掃除、食器洗いなど、日常的に発生するマストな家事は数多くあります。
男性の中には、家事をやらなくては！と思っているのに、帰りが遅くて妻が先に寝てしまっていることが多く、家事について聞けず何をすれば良いのかわからないという方もいるのではないでしょうか。また、妻のルールがあるのだろうと、手を出すのを控えている人はいませんか？
そんな、皆さんに提案したいのが、翌朝の家事量を減らすことにつながる「ちょこっと夜家事」です。
忙しい朝のバタバタが減って、時間や気持ちに余裕が生まれれば、家族みんなにとっても快適な1日のスタートになるかもしれません。
朝の家事を倍増させる「～っぱなし」行動をチェック
さて、「ちょこっと夜家事」を考える前に、まずは普段の夜の行動をチェック！
皆さんはこんな「～っぱなし」行動で、翌朝の余計な家事を増やしていませんか？
帰宅後、食卓の上に荷物や書類をドサッと「置きっぱなし」
翌朝…朝食前に食卓を片付ける手間が増える。
食べ終わった食器をシンクに運んだまま「置きっぱなし」
翌朝…朝食の準備前に食器を洗う手間が増える。食器に汚れがこびりついて落としにくくなる。
靴下や服をポイッと「脱ぎっぱなし」
翌朝…ポケットの中のものを出したり、丸まっている靴下を伸ばしたり、洗濯機まで持って行ったりする手間が増える。靴下が丸まったままだと汚れが落ちにくくなる。
最後に入浴したあと「汚しっぱなし」
翌朝…浴槽の湯を抜いたまま乾燥してしまうと、汚れがこびりついて落としにくくなる。壁や床に汚れが飛び散ったままだとカビが生えやすくなる。
「分かってはいるけど、つい…」と、思い当たることはありませんか？
何ができそう？「ちょこっと夜家事」
普段の行動にちょっとプラスするだけで、翌朝がラクになりそうな家事にはどんなことがあるでしょうか？ご家庭によって違いもありますが、共通しそうなことを以下に一覧にしてみました。
「すでにやっている」「これはできそう」など、チェックしてみましょう。
主な「ちょこっと夜家事」
| 食器洗い | ☑自分で使った食器類、お弁当箱や水筒を洗う ☑食洗機がある家庭は、洗浄スタート ☑最後にシンクの周りをふく ☑洗った食器をふいて棚へ戻す |
| お風呂掃除 | ☑お風呂上がりに壁・床にシャワーでお湯をかけ汚れを流す ☑湯を抜いて浴槽を洗う ☑お風呂上がりに壁や床の水滴を取る |
| お洗濯 | ☑脱いだものは、ポケットの中をチェックして洗濯カゴに ☑洗濯機の中をチェック。干し忘れがあれば迷わず干す！ ☑脱いだワイシャツのエリ汚れに洗剤を塗っておく ☑乾いた服は、たたんで、人ごとに分ける |
| その他 | ☑ゴミ捨ての準備 ☑米を研いで、炊き上がりが朝になるよう予約をする |
この「ちょこっと夜家事」を実践する上で、覚えておいたほうが良いコツや、便利アイテムを紹介します。
せっかくの「ちょこっと夜家事」がケンカの元にならないためのコツ
家事をしたのに、「なぜかそれがケンカの元になる…」という男性の皆さんも多いのでは？そうならないために、「ちょこっと夜家事」をする時に覚えておいた方が良いコツを、家事別にまとめました。
食器洗い
●洗い始める前に、食器カゴに乾いた食器があったら食器棚に戻しましょう。上に無理やり重ねたら、せっかく乾いた食器が濡れてしまうし、食器が割れそうで危ないです。戻すときは同じデザインや大きさの食器の棚へ戻してください。
●スポンジにつける洗剤の量は、1円玉くらいの大きさでＯＫ。スポンジをもんで、泡立ててからスタート。泡立ちが悪くなったら、都度注ぎ足しましょう。
●汚れが落ちているか、目と手で確認をしましょう。油汚れやこびりつき汚れは、軽くこすっただけでは落ちていないこともあります。お皿の裏も洗うのを忘れずに。汚れが落ちていないと、洗い直す手間が増えてしまいます。
●洗い終わったら、シンクの周りに飛び散った水滴をふいておきましょう。（ティッシュペーパーやキッチンペーパーでふいてもOK）
お風呂掃除
●一日の最後の入浴者になる場合には、入浴後に湯船の湯をすぐ抜くか、そのままためておくか、あらかじめ妻と相談してルールを決めておきましょう。
●湯をためておく場合は、浴室の温度・湿度を抑えるため、湯船にフタをしておきましょう。
●入浴後すぐに湯を抜く場合は、汚れが乾かないうちに浴槽を洗いましょう。汚れが乾くとこびりついて落としにくくなってしまいます。
●お風呂上がりには、浴室の壁や床にシャワーのお湯をかけて、カビのエサとなる汚れを流しましょう。
お洗濯
●靴下は丸まったままだと、その部分の汚れが落ちにくいので、必ず伸ばしましょう。
ただし、丸まっていなければ、裏返したままでＯＫ。皮脂や汗などの汚れは内側についているので、その方が汚れ落ちやすいのです。妻も知らない可能性があるので、情報を共有しておきましょう。
（ただし、泥汚れ・黒ずみ汚れが気になる場合は、靴下を表に戻してから洗濯してください）
●しわができにくい干し方を心がけましょう。ポイントは、干す前に軽く数回振りさばき、ハンガーにかけてから軽く引っ張って伸ばしておくこと。干し方には妻のマイルールがある場合が多いので、あらかじめ確認しておくと無難です。
ゴミ捨て準備
●ゴミ収集日の前の日は、夜のうちに家中のゴミ箱のゴミを回収しておくと、翌朝がラク。ただし、朝に出るゴミを入れてから捨てる場合は、口をしばらないでおきましょう。
時間のない夜こそ、洗剤を上手に活用してラクに！
夜は疲れていて時間もないので、家事は素早く終わらせたいですよね。そんな時は、手間なく効果的にできる、便利な洗剤を賢く活用するのもおすすめです。
食器が早く乾いて、早く食器棚に片付けるには
実は、やり方次第で食器が乾く時間を短縮できます。「汚れをちゃんと落とす」「すすぎにお湯を使う」「水切りカゴにはスペースを考えながら置く」ことがポイントです。また、洗剤は、「Magica 速乾＋」を使うのがおすすめ。水切れが早いので食器が速く乾きます。
浴槽をこすらず掃除するには
浴槽掃除は、「スポンジでこするのが面倒」と思っていませんか？浴槽をこすらず洗える洗剤を活用してみましょう。「ルックプラス バスタブクレンジング」なら、シューッと1回のスプレーで広い範囲にムラなく洗剤がかかります。手早く浴槽全体に洗剤をかけられる上、60秒後にシャワーですすぐだけなのでとても便利です。
浴室用洗剤のタイプを選べば、浴室の床のピンク汚れも予防できる
浴室用洗剤には「ピンク汚れの予防ができる」タイプもあります。「ルックプラス バスタブクレンジング銀イオンプラス」なら、浴槽を掃除するついでに、ピンク汚れが発生しやすい床や排水口付近にスプレーして、60秒置いてから流すだけなので簡単です。1週間に1回以上すると効果的です。
ワイシャツのエリ汚れをキレイに落とすには
シャツは脱いでそのまま洗濯機に入れがちですが、夜のうちにちょこっとひと手間を加えると、仕上がりが変わります。濃縮タイプの液体洗剤「トップ スーパーNANOX」をワイシャツのエリ汚れに直接塗って一晩放置。朝、ほかの洗濯物と一緒に洗えばOKです※。
朝、洗濯機に投入する洗剤の量は、エリに塗った分を差し引いた量で良いので、朝の洗濯担当が別の家族の場合は、あらかじめエリに塗る洗剤量を伝えておくと良いですね。
- 一晩放置する場合は、衣類の下にタオルを敷き、洗濯おけに入れるなど洗剤の原液や汚れが洗濯機、床やテーブル等につかないように、注意しましょう。
家族みんながストレスなく、お互いに気持ちよく過ごす「朝のため」と考えて、できる範囲で「ちょこっと夜家事」にトライしてみてはいかがでしょうか。家族で過ごす朝のひとときが、より心地よく、さわやかな時間になると良いですね。
この記事を作成・監修した
マイスター
リビングケアマイスター
吉井 和美
よしい かずみ
掃除用洗剤の製品開発を約15年、技術者向けの情報発信を約5年経験してきました。
これまでの知識を活かし、掃除に前向きに取り組めるようなコツやノウハウをわかりやすくお伝えしていきます。
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