お風呂の「浴槽」のお掃除、もっとラクに簡単に!

お風呂の「浴槽」のお掃除、もっとラクに簡単に!

浴槽のお掃除は、スポンジで「こすり洗い」が必須だと思っていませんか?浴槽掃除が負担になっている方に、もっとラクに掃除する方法を紹介します。お湯を抜いたら早めに洗う。1回のプッシュで広い範囲にムラなく洗剤をかけられる洗剤を賢く活用。スプレーしたら洗剤が働くように少し待ってからすすぐ、がポイントです。

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毎日気が重い浴槽掃除を、ラクに簡単に!

ゆっくりくつろぐ癒しのお風呂タイムに、きれいな浴槽は欠かせません。でも浴槽掃除は、「洗うときの姿勢がつらい」「取り組む気持ちが面倒」など、体も心もしんどい家事ですよね。掃除が少しでも楽になれば、と思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、楽に簡単にできる浴槽掃除のコツをご紹介します。

約9割の人が浴槽を「こすり洗い」している

お風呂に入った時、浴槽の湯面近くのザラザラや底の隅っこのヌルヌルなどが気になることがありますよね。気持ち良く入浴するために欠かせない浴槽掃除、みなさんはどんな方法でやっていますか?

ライオンの調査※1では、浴槽掃除は約9割の人が「こすり洗い」をしていました。
浴槽の「こすり洗い」は、しゃがんだり腰を曲げたりしながら力を入れなければならず、重労働ですね。「体に負担がかかる」と感じている人が多いようです。なんと、さまざまな家事の中で一番体の負担が大きかったとの研究結果※2もあるほどです。

「こすり洗い」をする理由を聞いてみると、「浴槽全体に洗剤を広げるため」や「スポンジでこすらないと汚れが落ちると思わない」という声が聞かれました※3

もし、洗剤を簡単にムラなく浴槽全体にかけることができて、こすらなくても汚れが落ちれば、「こすり洗い」はしなくて済むのかもしれませんね。

  • ※1 ライオン調べ、n=3971、2016年 ※2 パナソニック電工技報,vol.58,No.1,2010年※3 ライオン調べ、n=147、2016年

もっとラクして簡単に!「浴槽」のお掃除の方法

負担の大きい浴槽掃除ですが、ちょっとした工夫で、ラクして簡単に、浴槽のお掃除をすることができます。その方法をご紹介します。

1.お湯を抜いたらできるだけ早く浴槽を洗う

浴槽の汚れは、乾いてしまうとこびりついて落ちにくくなってしまいます。お湯を抜いたら、汚れが乾かないうちにお掃除をするだけで、汚れの落としやすさはグンとアップします。
生活スタイルによっては、湯を抜いてから掃除するまで時間があいてしまうということもありますね。その場合は、こびりつく汚れを減らすためにも、湯を抜いた時に、浴槽をシャワーでさっと流すことだけでもしておきましょう。

2.洗剤をスプレーするときは、腕を横にスライド

汚れは浴槽全体についているので、洗剤を効かせるために、浴槽に洗剤をスプレーするときは、できるだけ広い範囲に洗剤がかかるようにしましょう。

1回のプッシュで、広い範囲にムラなく洗剤をかけられるタイプの洗剤もあるので、賢く活用すると良いですよ。スプレーするときに、レバーを引きながら腕を横にスライドし、洗剤を浴槽にかけるのがコツです。

『ルックプラス バスタブクレンジング』使用時の様子。腕を横に約1mスライドさせながらシューッと洗剤をかけるのがコツです。

3.洗剤をかけたら、少しの間そのまま待つ

洗剤をかけたら「すぐにこすり洗いをする」のが習慣になっている方は、ちょっと見直してみてください。洗剤をかけてから少しの間※4そのままにしておくと、洗剤がより効果的に働き、汚れが落としやすくなります。

このちょっとした待ち時間を有効活用して、浴室のほかの場所を洗ってみませんか?
毎日1か所ずつ「浴槽+α」のお掃除をすれば、浴室をキレイにしておけるだけでなく、週に1回まとめてやっていた浴室のお掃除をしなくて済むかもしれません!まさに一石二鳥ですね。

詳しいお掃除方法は2ページ目の「教えてマイスター」をごらんください。

※4 数十秒~数分程度。放置する時間は製品によって異なるので、表示を確認してください。

4.早くすすぐコツ

すすぎの時、泡がなかなか切れないとちょっとイライラしますよね。できるだけ早く泡を切るには、ちょっとしたコツがあります。まず、浴槽壁面の泡をシャワーですすいだ後、浴槽の底に集まった泡を、排水口に追い込むように、泡の周囲からシャワーをかけるようにしてすすぐと良いですよ。

浴槽に、日々の掃除では落ちにくい「ガンコな汚れ」があったら

落ちにくい汚れがあったら、浴室用洗剤をかけて少し時間をおいてから(放置する時間は製品によって異なるので、表示を確認してください)、やわらかいスポンジで軽くこすり、シャワーの水で洗い流します。

それでも落ちない水垢や黒ズミ汚れなどの「ガンコな汚れ」は、クリームクレンザーをスポンジにつけて軽くこすり、水で洗い流します。浴槽は傷がつきやすいので、研磨粒子が細かい浴室用のクレンザーがおすすめです。

ただし、表面に光沢のあるプラスチックや人工大理石などは、強くこするとツヤがなくなってしまうおそれがありますので、浴槽の取扱説明に従ってください。または、目立たないところで試すなど、使用の際は十分に注意してください。

クレンザーの粒子は残りやすいので、スポンジなどを利用して水で十分に洗い流しましょう。

この記事を作成・監修した
マイスター

吉井 和美

リビングケアマイスター

吉井 和美

よしい かずみ

掃除用洗剤の製品開発を約15年、技術者向けの情報発信を約5年経験してきました。
これまでの知識を活かし、掃除に前向きに取り組めるようなコツやノウハウをわかりやすくお伝えしていきます。

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