「たこ焼き器」の洗い方とお手入れ方法教えます

「たこ焼き器」の洗い方とお手入れ方法教えます

手軽なパーティーで大活躍の「たこ焼き器」。洗うときはどうするの?と思っている方、タイプによってお手入れ方法が違います!プレートが本体から「取り外せない」ものは、水洗い・丸洗いは厳禁。プレートが「取り外せる」なら、冷めてから食器用洗剤を使って洗ってOK。長持ちさせるには、使用後のお手入れが肝心ですよ。

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「たこ焼き器」、きちんとお手入れしてますか?

気心の知れた仲間との「タコパ」、たこ焼きパーティーは盛り上がりますよね!
具材は定番の「たこ」だけではなく、えび、ソーセージ、チーズ、納豆、キムチ、もちなどを入れて、いろいろな味を楽しむのもいいですね♪

ただし、問題は宴のあと。正しくお手入れしてますか?
今回は、使用後の汚れをキレイに落とす「たこ焼き器の洗い方」を種類別にご紹介します。

家にある「たこ焼き器」はどのタイプ?

たこ焼き器の種類は、電気式、ガス式といった熱源の違いのほかに、たこ焼きプレートが本体から「取り外せる」か、「取り外せない」か、という違いがあります。
プレートを取り外すことができれば、プレートだけを丸洗いできるのですが、プレートを外すことができない場合は、水洗い・丸洗いは厳禁です。

家にあるたこ焼き器をチェックし、お手入れ方法について、「取扱説明書」を確認してください。
一般的なお手入れ方法は、以下の通りです。

プレートが外せないなら、濡らしたキッチンペーパーでふくだけ

お手ごろ価格のたこ焼き専用器には、本体と一体化していてプレートを取り外すことができないタイプがあります。
このタイプは、水で丸洗いすると本体がさびたり、感電や故障の原因になるので、水洗いせずに「汚れをふき取る」お手入れが基本です。

1.温かいうちに、たこ焼きプレートの汚れをふき取る

たこ焼きプレートに飛び散った油や調理カスは、プレートが温かいうちのほうがよく落ちます。
必ず最初に電源プラグを抜きます。水で濡らしてからよく絞ったキッチンペーパーなどを、やけどをしないように箸でつまみ、プレートの表面をふきます。

※プレート表面にはフッ素樹脂加工が施されています。金属製のヘラ、ナイフ、フォーク、固いたわし、金属たわしなどでこすらないでください。

2.こびり付いた汚れは、少量の湯でふやかしてふき取る

焦げてこびりついた汚れがある場合は、少量の「ぬるま湯」をプレートに注いでしばらく置き、汚れをふやかしてからふき取るのがおすすめ。

フッ素樹脂加工のプレートは急激な温度変化に弱いので、熱いプレートにジューッと水を注いでしまうと、加工がはがれやすくなるので避けましょう。

3.本体の汚れをふき取る

本体も水洗いすることはできないので、水で濡らしてよく絞ったふきんやキッチンペーパーで汚れをふき取ります。ベタベタした油汚れをふき取るときは、薄めた食器用洗剤を含ませたふきんやキッチンペーパーでふいたあと、水で濡らして絞ったふきんなどで洗剤分をよくふき取り、そのあと十分に乾かします。

長持ちさせるために、使うときはココに気をつけて

フッ素樹脂加工のプレートは傷つきやすく、はがれやすいため、長持ちさせるためには以下のことに気をつけましょう。

●使う前には忘れずに、プレート表面に油を薄く引く。
●金属製の串はプレートに細かい傷がつきやすいので使わない。
●使用後は、汚れをつけたまま放置せずに、上記の手順でその都度お手入れをする。

プレートが外せるなら、取り外して水洗い

たこ焼きプレートを本体から取り外すことができる製品は、外したプレートを丸洗いすることができます。

このタイプのものは、たこ焼きプレートにフッ素樹脂加工がされているものが多いので、食器用洗剤を使って傷めずに洗うことが大切です。

1.温かいうちに、たこ焼きプレートの汚れをふき取る

洗えるたこ焼きプレートの場合も、飛び散った調理カスや油は温かいうちに汚れをふき取っておくと洗うのがラクになります。
必ず最初に電源プラグを抜き、水で濡らしてからよく絞ったキッチンペーパーなどを、やけどをしないように箸でつまみ、プレートの表面をふき取ります。

2.プレートが冷めてから、食器用洗剤で洗う

フッ素樹脂加工は急激な温度変化に弱いので、たこ焼きプレートが冷めてから、水洗いします。
プレートを本体からはずし、食器用洗剤を含ませたやわらかいスポンジで洗い、水でよくすすぎます。
スポンジのかたい面や金属たわしなどは、フッ素樹脂加工がはがれるおそれがありますので、使わないこと。
洗ったあとは、水気を十分にふき取って、乾燥させてから収納しましょう。
プレートを空焚きすると、表面の加工がはがれるおそれがあるので、自然乾燥がおすすめです。

プレートが冷めてから、食器用洗剤で洗う

3.本体の汚れをふき取る

プレートをのせる本体は水洗いできないので、水で濡らしよく絞ったふきんで汚れをふき取ります。ベタベタした油汚れをふき取るときは、薄めた食器用洗剤を含ませたふきんやキッチンペーパーでふいたあと、水で濡らして絞ったふきんなどで洗剤分をよくふき取り、そのあと十分に乾かします。

ヒーター、遮熱板、電源コードも、水洗いは厳禁。調理カスなどがついてしまったときは、水で濡らし固く絞ったふきんなどでふき取ってください。

長持ちさせるために、使うときはココに気をつけて

フッ素樹脂加工のプレートは傷つきやすく、はがれやすいため、長持ちさせるためには以下のことに気をつけましょう。

●使う前には忘れずに、プレート表面に油を薄く引く。
●金属製の串はプレートに細かい傷がつきやすいので使わない。
●使用後は、汚れをつけたまま放置せずに、その都度お手入れをする。

「鉄製プレート」は水洗いOK、ただし洗剤は使わない

本格的なたこ焼きを作りたい方にファンが多いのが、鉄製のたこ焼き器です。
鉄製のフライパンと同様に、使うほどに油がよくなじんで、カリッとしたおいしいたこ焼きを作ることができます。

鉄製のたこ焼きプレートは使用後、水洗いできますが、食器用洗剤の使用はおすすめしません。表面の油の被膜が洗い流されてしまい、焦げ付きやさびの原因になるからです。
また、鉄製の場合は、水分が残っているとさびやすいので、洗ったあとは空焚きをして水気をしっかりとばし、軽く調理油をなじませてから収納しましょう。

プレートの扱い方についてはフライパンと似ているので、ぜひこちらの記事もご覧ください。
フライパンが長持ちする!種類別の洗い方・使い方・取扱い方

この記事を作成・監修した
マイスター

杉本 美穂

リビングケアマイスター

杉本 美穂

すぎもと みほ

家事関連の製品企画、マーケティングを約20年、生活者向け講習会などを約10年経験してきました。
毎日大変な料理や食事の後片付けなどを手早くラクにできるように、わかりやすくお伝えしていきます。

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