冬の浴室カビ対策~黒カビの発生条件から考える、快適な浴室の保ち方~
浴室のカビに注意するのは、梅雨時だけ?いえいえ、冬でも入浴すると温度は25℃を超え、湿度も100%近くにまで上昇。カビが増殖しやすい条件に達するのです。ライオンの調査では、冬のカビは色が薄いことが判明。つまり冬は、カビが生えているのに気付きにくいということです。見えにくいカビの対策におすすめの方法を紹介します。
見えにくい「冬のカビ」に要注意!
皆さんは、浴室のカビを不快に感じたことはありますか?「浴室のカビ」について聞いたところ、95%の人が「見た目の汚さ」などに嫌悪感を抱いており、88%は「健康への影響」を不安に感じていました(ライオン調べ)。
1日の疲れを癒し、ゆったり気持ち良く過ごしたいバスタイム。そんな至福の時間の妨げになるカビですが、梅雨時にはよく見かけるけれど冬にはカビと出会うことも少なく、安心している方も多いのではないでしょうか?しかし、家庭の浴室にどのくらいカビがあるのかをライオンで調査した結果、冬でも浴室にはカビが潜んでいることがわかりました。
冬でもカビは検出されたものの、カビだと認知されていないという結果に。冬のカビは気付きにくい状態のものが多いようですが、それはなぜなのでしょうか?
実際に、梅雨時(25℃)と冬(16℃)の温度条件でカビを培養してみると、カビの広がり方やボリュームに大きな差はないのですが、冬のカビは梅雨時のカビよりも色が薄いから気付きにくいのです。
浴室は冬でも「ジメジメ」している
梅雨時と冬の浴室の温度変化をみると、使用するたびに温度は25℃くらいまで上昇し、ぬくぬくした環境になりますが、1日を通して冬の浴室は温度が低くなっています。しかし、低いといってもクロカビが生育する温度(約5~35℃)にはなっているのです。一方、湿度は、梅雨時も冬も入浴時には飽和状態の99%にまで達して「ジメジメ」した状態になります。どちらの季節も、クロカビの生えやすい条件である85%以上になる時間の長さにあまり差はないのです。
見えないカビの原因菌は、銀イオンの煙を使って浴室まるごと「除菌」
カビのない清潔な浴室にしておきたいと思っても、見えない冬のカビを掃除するのはむずかしいものです。塩素系のカビ取り剤を使うにも、目に見えなければどこを狙ってかけてよいのかわからないからです。そこで、冬カビ対策には「防カビくん煙剤」がおすすめです。除菌成分の銀イオンの煙が浴室中に広がっていくので、普段気付かないカビの原因菌も、手の届かない天井や換気扇の裏側も、浴室まるごとしっかり除菌することができます。これなら、清潔で快適な浴室をキープすることができ、安心ですね。
この記事を作成・監修した
マイスター
リビングケアマイスター
吉井 和美
よしい かずみ
掃除用洗剤の製品開発を約15年、技術者向けの情報発信を約5年経験してきました。
これまでの知識を活かし、掃除に前向きに取り組めるようなコツやノウハウをわかりやすくお伝えしていきます。
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