子どものむし歯を防ぎたい!0歳からの予防歯科

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LION オーラルケアマイスター

平野 正徳ひらの まさのり

歯とお口の健康
子どものむし歯を防ぎたい!0歳からの予防歯科

子どもの頃から身に付けさせたい、自分でみがく「歯みがき習慣」

親が子どもの歯をみがく「仕上げみがき」はもちろん必要ですが、親がいつまでも歯をみがいてあげるわけにはいきません。自分の歯は自分できちんとみがく、「自分みがき」の習慣は、小さい頃から身に付けることが大切です。
そして、いずれは自分できちんとみがけるように、歯のみがき方を順序だてて教えてあげることが親の役目です。

「乳歯」が生え始めるのは、生後6~8か月頃。3歳頃には乳歯が生えそろいます。
「永久歯」は6歳頃から生えてきて、大人の歯列が完成するのは12~14歳頃と、長い道のりです。

「自分で歯をみがく習慣」を年齢や歯の成長に合わせて、以下のようにステップアップしていくのがおすすめです。

<子どもの成長に合わせた「自分みがき」ステップアップの目安>

それでは、それぞれの年齢に合わせた「自分みがき」のポイントを詳しく解説していきましょう。

<目次>
歯が生える前からお口まわりのスキンシップを始めましょう
歯が生えてから2歳頃の自分みがき
3~5歳頃の自分みがき
6~12歳の頃の自分みがき

歯が生える前からお口まわりのスキンシップを始めましょう

歯の生える時期には個人差がありますが、一般的に、生後6~8か月頃から下の前歯2本が生えてきます。
歯みがきは突然始めるとイヤがられる可能性大なので、歯が生える前から、まずはお口まわりのスキンシップを始めましょう。

<歯みがきの第一歩は、お口まわりのスキンシップから>

ママが手のひらで頬を触ってあげたり、清潔な指で歯ぐきをなでてあげたりするなどして、ハブラシや指が口に入る感覚を覚えさせて、少しずつ慣らしてあげましょう。この時、歯が生えているかどうか、口の中をチェックしましょう。

歯が生えてから2歳頃の自分みがき

ハブラシが持てるようになったら、自分で歯をみがく「自分みがき」の練習をスタートしましょう。

まずはハブラシを持たせてみましょう

1歳頃には自分でハブラシをにぎって口に入れることができるようになります。
1歳から、遅くても奥歯の生える1歳半頃までには、ハブラシを自分で持たせて「自分みがき」の練習を始めましょう。最初は上手にできなくても「ハブラシに慣れる」ことが目標なので、焦らずにトライしてみてください。

子どもが歯みがきをする際は保護者がそばで見守ってあげてください

ハブラシを持ったまま動き回ると転倒して口内を傷付けてしまう可能性があります。
安全に歯みがき習慣を身に付けさせるために、子どもが歯をみがく時は「親がそばで目を離さない」「安全性に配慮したハブラシを使う」など、細心の注意を払うようにしてください。

<より安全性に配慮されたハブラシの一例>

ハンドルがソフトな素材でネックが曲がるハブラシ

「ブクブクペッ」の練習もしてみよう

「水を口に含み、ゴックンしないで吐き出す」練習と、「水を含まずに頬をふくらませる」練習をしてみましょう。どちらも上手にできたら、水を口に入れてブクブクペッとする「ブクブクうがい」にトライしてみます。うがいができるようになったら、フッ素が入ったハミガキを使い始めましょう。

パパ・ママと一緒に楽しく!

パパ・ママが歯みがきをしている姿を見せれば、子どもは「やってみたい」と思うはずです。
ハミガキソングや動画を活用するなど、とにかく楽しい雰囲気で“その気にさせる”ことが効果的です。
以下のサイトからハミガキゾング動画をご覧いただけます。

3~5歳頃の自分みがき

3歳頃、乳歯が奥歯まで生えそろったら、いよいよ自分でしっかり歯をみがく練習をスタートしましょう。
持ち方やみがく順番にちょっとしたコツがあるので、子どもに教えてあげましょう。

ハブラシの持ち方は「あいさつ」で覚える

ハブラシには、毛先が手前になる「こんにちは」と、毛先が向こうになる「さようなら」の持ち方があります。「ハブラシさんと、あいさつしようね!」というと、子どもも覚えやすいと思います。

「奥歯のかみ合わせ」と「歯の外側」をみがけるようになろう

下の図は、歯をみがく順番の例を示しています(右利きの場合)。
青い部分は「さようなら」の持ち方、緑の部分は「こんにちは」の持ち方にすると、ハブラシの毛先をきちんと歯に当てやすくなります。

(1)(2)「さようなら」で上の奥歯
(3)(4)「こんにちは」で下の奥歯
(5)(6)「こんにちは」で上の歯の左側~前歯
(7)(8)「こんにちは」で下の歯の左側~前歯
(9)(10)「さようなら」で上下の歯の右側
という順番でみがいてみましょう。

歯の内側をみがくのはむずかしいので、かみ合わせと外側をマスターできたら、その次に練習しましょう。

6~12歳の頃の自分みがき

6歳頃、乳歯の奥歯のさらに奥に、いよいよ永久歯(第一大臼歯)が生えてきます。
その後も、前歯から順に、乳歯から永久歯に生え替わっていきます。
歯並びが凸凹している状態が長く続くので、みがき残しのないように、毛先の当て方を工夫しましょう。

生えてきた奥歯は「ハブラシを斜めに」入れる

第一大臼歯は、前から数えて6番目の歯。生えている途中の歯は背が低くてみがきにくいため、むし歯になりやすいので気を付けましょう。ハブラシを真っ直ぐにしてみがくと毛先が歯に当たらないので、斜めに入れて、ピンポイントでみがくようにしましょう。

凸凹な歯並びの前歯は「ハブラシを縦に」当てる

第一大臼歯の次に生え替わる前歯は、乳歯と永久歯では大きさも異なり、凸凹した歯並びになります。
ハブラシを横にしてみがくと歯に当たらないので、縦に当てて、小刻みに動かすようにしましょう。

自分ひとりでみがけるようになるまで、親は「仕上げみがき」でサポートを

子どもの歯を健康に保つためには親のサポートが不可欠ですが、子どもの自分みがきが年齢とともにステップアップしていくのと同様に、親が行う仕上げみがきも年齢に応じてポイントが変わってきます。
年齢に応じた仕上げみがきのポイントは「こどもの成長にあわせてセルフケア|わかる!学べる!0才からの予防歯科」で詳しく解説しています。

仕上げみがきの方法を動画でも紹介しています。下記の記事も併せてご覧ください。
動画でマスター!3~5歳(幼児期)の効果的な「仕上げ磨き」の仕方
動画でマスター!6〜9歳の効果的な「仕上げ磨き」と「点検」の仕方 〜生えかわり期の歯をむし歯から守ろう!〜

また、仕上げみがきの際は、親は仕上げみがき専用のハブラシを使ってください。
「子ども用」のハブラシは、子どもがハブラシをかんで毛先が開いていることが多く、そのまま仕上げみがきに使っても、汚れを十分に落とせません。「仕上げみがき用」のハブラシは別に用意しましょう。

仕上げみがき用歯ブラシの選び方は、下記の記事をご覧ください。
歯磨きは子どものころからの習慣化が大切!子どもの歯ブラシの選び方

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