「ボディソープ」で乾燥肌を防ぐ!朝シャワーで乾燥する肌を守る方法

「ボディソープ」で乾燥肌を防ぐ!朝シャワーで乾燥する肌を守る方法

暑くなると朝シャワーをする機会が増えますが、「ボディソープを使わずにお湯だけですませている」人もいるようです。でも、それが乾燥肌の原因になっているかも!? 朝シャワーをするときは保湿効果の高いボディソープを使い、泡と手でやさしく洗いましょう。入浴後はボディローションなどを使って「うるおい肌」をキープ♪

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なぜ「朝シャワー」をするの?

みなさんは、朝シャワーを浴びますか?
ライオンが20~50代の女性を対象に「朝シャワー」の実態調査を行ったところ、「夜入浴して、翌朝もう一度シャワーを浴びることがある」と答えた人は、冬は2割弱。それに対して夏は、実に2人に1人が朝シャワーを浴びていると回答しました。

<季節別朝シャワー実態調査>

Q.前日の夜に入浴した上で、翌朝にもシャワーを浴びることがありますか?

  • ※ライオン調べ、普段ボディソープを使っている20~59歳の女性、n=824、2018年

夜入浴したのに、翌朝もう一度シャワーを浴びる理由は、やはり圧倒的に「汗をかくから」でした。

<朝シャワーをする理由は?>

1位 汗(寝汗を含め)をかくから 75%
2位 寝癖直し,ヘアスタイリングをしやすくするため 9%
3位 目を覚ますため 9%
4位 さっぱりしたい,清潔にしていたい,キレイな状態で服を着たい 8%

  • ※ライオン調べ、普段ボディソープを使っていて、夜入浴して、翌朝もう一度シャワーを浴びることがある20~59歳の女性、n=303、2018年

「人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかく」とよく耳にしますが、暑い夏の夜は、ひと晩で約500〜1000mlの汗をかくと言われています※1。夏に朝シャワー派が増えるのもうなずけますね。

  • ※1 都築ら、睡眠時の温熱環境評価、日本建築学会環境工学委員会熱環境小委員会熱シンポジウム、Vol.34(2004)を参考に、温度32℃、湿度80%の環境下で睡眠時の体重減少量を約65(g・h‐¹・m‐²)と仮定し、表面積1.2~2.1㎡(身長145cm・体重40kg~身長185cm・体重85kg)が7時間就寝した時の値を算出。なお、汗の量は個人差があります。

朝シャワーはお湯で流すだけ?

「前日の夜にボディソープできちんと体を洗っているから」といって、朝シャワーをお湯だけですませている、という方はいませんか?
ライオンが、夏の朝シャワーにおけるボディソープ使用率を調べたところ、5人に1人が「ボディソープを使用していない」という結果になりました。

<夏の朝シャワーにおけるボディソープ未使用率>

  • ※ライオン調べ、普段ボディソープを使っていて、夏に朝シャワーを浴びている20~59歳女性、n=389、2018年

ボディソープを使用しない理由として最も多かったのは、「肌が乾燥しそうだから」でした。
でも、ボディソープを使わないと、本当に肌の乾燥を防ぐことができるのでしょうか?

意外!「お湯だけシャワー」でも肌の水分量は低下する

実際に、お湯だけシャワーで肌の水分量がどうなるのか肌水分量の変化を見てみました。
その結果、実は、ボディソープを使わずお湯だけでシャワーを浴びた場合でも、シャワー後の肌が乾燥してしまうことがわかりました。
あえてお湯だけシャワーにしている人にとっては、意外な事実ですよね。

<肌水分量の変化>

  • ※実験方法:前腕内側部の角層水分量(肌水分量)を測定(シャワー前)。その後、前腕内側部に38~40度のシャワーを5分間当て、タオルドライ後5、15、30分後の角層水分量(肌水分量)を測定(SKICON-200(ISB社製))し、 初期値との相対値を求めた(N=6平均値)。

シャワーだけでも肌水分量が減る理由は、肌本来のうるおい成分であるNMF(天然保湿因子)や細胞間脂質が一部水に溶けやすい性質を持っていて、お湯だけのシャワーでも溶け出してしまうから。また、シャワーの水圧や水温などが影響することも考えられます。

夏は、肌がダメージを受けやすく乾燥リスク大!

夏は湿度も高いうえに、汗や皮脂で肌もベタつき気味で、肌の乾燥を感じにくいもの。でも、肌の露出が多い夏は、紫外線やエアコン、汗などの影響で、実は肌はかなりダメージを受けているのです。
特に影響が大きいのは紫外線。肌のターンオーバーに悪影響を及ぼし、気付かないうちに乾燥肌になっている人も多いのです(詳しくはこちら)。

「入浴後に肌がつっぱる感じがする」「スネやデコルテがゴワゴワする」と感じたら、肌が乾燥しているサインかもしれません。肌がダメージを受けると、シャワーや入浴で肌本来のうるおい成分が流失しやすくなり、さらに乾燥肌が進む、という悪循環に陥ってしまいます。

<健康な肌と紫外線を浴びた肌の比較>

汗ばむ夏は、シャワーを浴びる機会が増えるうえ、紫外線など肌へのダメージ要因もいっぱい。さらに、肌がベタつくからという理由で、あえてボディローションなどを塗らない人も……。
良かれと思ってしていることが、実は肌にとってより乾燥リスクを高めてしまっている可能性があるのです。

朝シャワーで肌のうるおいを守る3カ条

寝ている間にかいた汗を流してすっきりと1日を始めたいのに、朝シャワーは肌のために良くないの?いいえ、そんなことはありません。以下のようなケアを心がけることで、肌のうるおいを保ちやすくなりますからぜひ試してみてください。

1. 保湿効果の高いボディソープを使う

まず気をつけたいのは、ボディソープです。
肌のうるおいを保つなら「保湿効果の高いボディソープ」を使いましょう!
保湿成分が配合されているもので、ご自身の肌に合い、できるだけ保湿効果の高く感じるものを探してみましょう。

2. 泡と手でやさしくからだを洗う

からだを洗う時にかたいタオルでゴシゴシこすってしまうと、肌のバリア機能をよりいっそう低下させてしまうことも。夏の紫外線などでもろくなった角層を傷つけないよう、泡と手でやさしく洗って摩擦刺激をおさえましょう。
泡で出てくるボディソープを使うと、忙しい朝でも泡立てる時間がかからずスムーズですよ。

3. ボディローションやクリームを使う

夏はボディローションなどを使わない人が多いのですが、肌の乾燥が始まる入浴直後に使ってみるといいでしょう。ベタベタしないさっぱりタイプもありますので、上手に活用しましょう。

いかがでしたか?お湯だけシャワーでも肌が乾燥するのは、朝に限らず夜も同じです。保湿効果の高いボディソープを使用するなどのケアで、シャワーの機会が増える夏も「うるおい肌」をキープしましょう!

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この記事を作成・監修した
マイスター

芳賀 理佳

ヘルスケアマイスター

芳賀 理佳

はが りか

くらしを彩る製品の香りの研究・開発、および身体洗浄剤・制汗剤の開発に約25年携わってきました。
快適な毎日が過ごせるよう、からだの健康・美容に役立つ情報をご紹介していきます。

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