子どものハブラシの選び方!乳児・幼児・小学生の歯みがき習慣化を目指そう

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「仕上げみがき」のやり方とハブラシの選び方

大人が持ちやすい、仕上げみがき専用のハブラシを使う

子どもが自分で歯みがきしたあとは、パパやママが仕上げみがきをしてあげましょう。

きちんとみがけているかどうか、永久歯が生えてきていないか、むし歯はないか、点検するためにも、仕上げみがきは毎日してあげて下さい。「子ども用」のハブラシは、子どもがハブラシを嚙んで毛先が開いていることが多く、そのまま仕上げみがきに使っても、汚れを十分に落とせません。「仕上げみがき用」のハブラシは別に用意しましょう。

仕上げみがき用のハブラシ。選ぶときはココをチェック!

1.ハンドルは、奥歯まできちんと届く長さのものを

大人がペングリップで持ちやすい形状のハンドルで、奥歯まできちんと届く長さのものがベストです。

2.ヘッドは薄くて超コンパクトなものを

子どもの小さなお口でも奥歯までみがきやすいよう、ヘッドは薄くて超コンパクトなものがおすすめです。

3.毛のかたさは「やわらかめ」を

毛のかたさは子どもの口を傷つけないように、やわらかめを選びましょう。仕上げみがき用も、毛は平らに切りそろえた「平切カット」がおすすめです。

仕上げみがきの時にはデンタルフロスもしてあげましょう

成長とともに歯と歯の間がくっついてきますが、歯と歯の間はハブラシの毛先が届きにくく、むし歯になるリスクが高いところです。仕上げみがきの最後にデンタルフロスでお掃除してあげてください。Y字型のものが奥歯にも届きやすく、おすすめです。

仕上げみがきは子どもがグズらない、機嫌のいい時間帯に!

「寝る前の仕上げみがきは、子どもの機嫌が悪くてたいへん!」という声も聞きます。できれば、親子ともに時間と気持ちに余裕のあるときに、仕上げみがきをしたいですね。

歯みがきは「食べたらみがく」が基本。夕食を食べ終わり、もうそのあとは食べたり、甘い飲み物を飲んだりしないのであれば、すぐに歯みがきタイムにしてはいかがでしょう。親子でいっしょにみがいたあとに、続けて仕上げみがきをしてしまえば、寝る前の苦痛な時間がなくなるのでは。

仕上げみがきは9歳くらいまでしてあげましょう

ライオンの調査※2では小学校入学を機に仕上げみがきをやめてしまう方が多いようです。でも、生えたての永久歯は、まだ未成熟で歯質が弱いうえ表面がざらついていて歯垢がつきやすいため、むし歯になりやすい状態。子どものみがき方もまだ上手ではありませんので、9歳くらいまでは仕上げみがきをしてあげてください。仕上げみがきを卒業したあとも、心配なようであればお子さまの歯みがきを見守ってあげましょう。

  • ※2 ライオン調べ、n=364、2011年

この記事を作成・監修した
マイスター

平野 正徳

オーラルケアマイスター

平野 正徳

ひらの まさのり

オーラルケア関連の基礎研究ならびに開発研究に20年以上携わってきました。 これまで得た知識と経験を活かして、歯とお口の健康に関する情報をお伝えします。

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