子どものハブラシの選び方!乳児・幼児・小学生の歯みがき習慣化を目指そう

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3~5歳の「幼児期」のハブラシの選び方

乳歯がきちんとみがける、大きさや毛のかたさを選びましょう

3歳頃には乳歯が奥歯まで生えそろうので、子どもが転倒するなど万が一の時に安全であることに加え、きちんとみがけるハブラシを選ぶことが大切です。ヘッドは乳児期よりひと回り大きくしたほうが、みがきやすいでしょう。この時期はハブラシを噛んでしまう子が多く、毛先がすぐに開いてしまう場合があります。毛先が開いてしまうと、汚れは十分に落とせません。ハブラシはこまめに交換してあげましょう。

3~5歳用のハブラシ選ぶときはココをチェック!

1.ハンドルは子どもが握りやすい「まっすぐで太め」のものを

まだまだ手が小さい頃ですから、しっかりと握りやすいハンドルのハブラシを選ぶことが大切です。

2.ハンドル部分が「曲がる」ものが、いざというときに安全

3歳からは、自分でしっかりみがく練習をします。パパ・ママには目を離さないでほしいですが、子どもが転倒するなど万が一の時のために、ハブラシはハンドルが曲がって口への負担を減らし、かつきちんとみがける「ソフトな弾力のもの」がおすすめです。

3.毛のかたさはきちんとみがける「ふつう」のかたさを

毛のかたさは、きちんとみがける「ふつう」を選びましょう。ハブラシの毛は平らに切りそろえた「平切カット」が良いでしょう。

ハブラシの持ち方は「あいさつ」で覚える

ハブラシには、毛先が手前になる「こんにちは」と、毛先が向こうになる「さようなら」の持ち方があります。

①② 「さようなら」で上の奥歯
③④ 「こんにちは」で下の奥歯
⑤⑥ 「こんにちは」で上の歯の左側~前歯
⑦⑧ 「こんにちは」で下の歯の左側~前歯
⑨⑩「さようなら」で上下の歯の右側

という順番でみがいてみましょう。
「ハブラシさんと、あいさつしようね!」というと、子どもも覚えやすいですね。

3~5才の子どもにも、ぜひ「親子で歯みがきソング」を一緒に!
親子で歯みがきソング|親子でやろう!予防歯科

仕上げみがきについてはこちらをごらんください。

この記事を作成・監修した
マイスター

平野 正徳

オーラルケアマイスター

平野 正徳

ひらの まさのり

オーラルケア関連の基礎研究ならびに開発研究に20年以上携わってきました。 これまで得た知識と経験を活かして、歯とお口の健康に関する情報をお伝えします。

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