原因は口の中の細菌だった!今日からできる「口臭」ケア

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LION オーラルケアマイスター

平野 正徳ひらの まさのり

歯とお口の健康
原因は口の中の細菌だった!今日からできる「口臭」ケア

自分のでも、他人のでも、一番気になるニオイは「口臭」

日頃から気になってはいても、なかなか人と共有しづらいのが自分の「ニオイ」。

ライオンの調査※1によると、脇や足のニオイ、汗臭さ、加齢臭、化粧品や香水など、さまざまなニオイがあるなかで、自分のニオイで一番気になるのは「口臭」、また、他人のニオイで一番気になるのも「口臭」でした。

    ※1:ライオン調べ、20~50代男女、n=842、2017年

油断禁物!息は、意外と遠くまで届く!

では、自分の口臭が気になるのは、いったいどんな場面なのでしょうか。同じくライオンの調査※1によると、やはり「人の近くで話す時」が一番多く、6割以上の人が気になると答えています。一方、会議や打合せなど相手との距離がある場面では、気になると回答した人は1割程度でした。

ところが、息というのは意外と遠くに届いているのです。

実際に自分の息が届く範囲がどのくらいなのかを特殊なカメラで撮影してみたところ、下の動画の通り、息は広範囲に拡散し、また、遠くまで届いていることがわかります。

<動画でもっとよくわかる!特殊なカメラで撮影した息の届く“範囲”>
<動画でもっとよくわかる!特殊なカメラで撮影した息の届く“距離”>

このように、距離があるような場面でも、意外と自分の息が相手に届いてしまう可能性があるのです。これは油断大敵ですね。

    実験方法:話者となる人がオイルミストを吸い込み、話をする際に特殊な光線を当て、オイルミストを可視化。
    クリーンルーム内で撮影。条件により息の拡散範囲は異なる。

口臭のほとんどは、口の中に原因があります

そもそも、口臭はどこから発生するのでしょう。

ライオンの調査※1では、「胃の中から出てくると思う」と回答した人は73.7%、「口の中から出てくると思う」と回答した人は78.1%、「肺から出てくると思う」と回答した人は21.5%でした。

多くの人は、口からも胃からもニオイが発生すると考えているようですが、そうではありません。

胃と口は食道でつながっていますが、胃の入り口(噴門)は普段はしっかりと閉じているので、健康な人であれば、ゲップでもしない限り、胃のニオイが口から出てくることはまずありません。また、にんにくなどの食べ物やアルコールのニオイは、消化された代謝物が血中に回り、胃ではなく肺から出てきます。

ということで、口臭の原因の大半は、実は口の中にあるのです。

<口臭が発生する場所>

中でも、口の中の不衛生や歯垢・舌苔(ぜったい)付着などが原因の口臭は「生理的口臭」と呼ばれ、誰にでもあるもの。この生理的口臭について、次から詳しく解説していきましょう。

生理的口臭の原因は、口の中の細菌

生理的口臭の主な原因は、口の中の細菌です。食べかすや口の中のはがれた粘膜などには、「たんぱく質」が含まれており、そのたんぱく質を、歯垢や舌苔、唾液中の細菌が分解することにより口臭が発生します。

口臭の主なニオイ物質は、「硫化水素」「メチルメルカプタン」「ジメチルサルファイド」という3つの揮発性硫黄化合物で、それぞれ特有のニオイがあります。口臭はこれらのガスが混ざり合って、不快なニオイになるのです。

<口臭はこうして発生する>

この口臭の原因となる「揮発性硫黄化合物」を発生させる菌は数多くいますが、代表的な菌のひとつが「フゾバクテリウム ヌクレアタム」。下の写真のように、細長い形をしている細菌です。

    写真:フゾバクテリウム・ヌクレアタム(Fusobacteriumu nucleatum)

この細菌は、口の中の常在菌として常に誰の口の中にも存在しています。つまり口臭のリスクは、誰の口の中にもあるのです。

口臭対策に特化した製品でセルフケアを

口臭は、毎日のセルフケアで予防することができます。手軽なミント系錠菓子などで口臭対策をしている人もいますが、殺菌機能のあるものを除き、これらの製品の多くは香りなどでニオイをマスキングするものなので、根本的な対策にはなりません。

生理的口臭の主な原因は口の中の細菌とその塊(歯垢・舌苔)なので、口臭対策は、細菌を殺菌し増やさないことと、細菌の塊を取り除くことがポイントです。では、どんな機能を持った製品を使えば口臭予防できるのでしょうか。

口臭予防に適した製品選びのポイント

1.細菌を殺菌して増やさない

殺菌効果のあるハミガキやマウスウオォッシュでのケアがおすすめです。口臭対策の基本となる毎日の歯みがきでは、口の中の細菌を殺菌する成分(塩化セチルピリジニウム、ラウロイルサルコシンナトリウムなど)が配合されたハミガキを選びましょう。また、口の中の細菌は時間とともに増殖してしまうので、殺菌効果が長時間持続するように工夫されたマウスウォッシュを使うのも良いでしょう。

2.細菌の塊を取り除く

ニオイの主な発生源である細菌の塊(歯垢・舌苔)を除去するには、適度なブラッシングが効果的です。その際は、殺菌成分にくわえ、歯垢や舌苔をはがして分散させる機能のある洗浄成分(ポリリン酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムなど)が配合されたハミガキを使用したあと、あわせて舌をみがくと良いでしょう。

舌苔の取り方はこちらをご覧下さい。
「舌苔」を除去して口臭予防!正しい「舌苔の取り方」7つのポイント

人と会ったり話したりすることが多いかたは、特に自分の口が臭くないか気になりますよね。でも、むずかしいことはありません。毎日のセルフケアで、しっかり口臭を予防していきましょう。

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