「疲れ目」の簡単セルフケアと、目への負担を軽くする「疲れ目予防」対策

「疲れ目」の簡単セルフケアと、目への負担を軽くする「疲れ目予防」対策

疲れ目に悩まされていませんか?目が疲れたと感じたら、目を休ませる、目を冷やしたり温めたりする、目の周囲をマッサージする、市販の目薬を使うなどのセルフケアがおすすめ。疲れ目になる前に、目への負担を軽くする工夫も大切です。OA機器や照明器具の配置調整、目の乾燥を防ぐなど、日常生活の環境を整えてみましょう。

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普段からできる「疲れ目」対策

「目が疲れた」と感じた時に、自分でできるケアにはどのようなものがあるでしょうか?「疲れ目」を予防するには、目への負担を軽くする工夫も大切です。今回は、気軽にできる疲れ目のセルフケアに加え、目の負担を軽くする対策についてご紹介します。

疲れ目の簡単「セルフケア」

目が疲れたと感じたら、以下のような「セルフケア」を行いましょう。

1. 目を休ませる

目の疲れの特効薬は「目の休息」です。長時間のパソコン作業や読書などで、少しでも目に疲れを感じたらすぐに目を休ませましょう。

2. 目を冷やしたり温めたりする

目の疲れとともに、目のまわりが熱っぽく、ほてりを感じる時は、濡れタオルで一時的に目を冷やしてみましょう。症状が治まったら今度は、温かい蒸しタオルを使って目のまわりを温めます。目のまわりの血行を良くすることで、目の疲れを和らげることができます。目が疲れてショボショボしている時におすすめです。

3. 目の周囲をマッサージする

目の疲れを和らげるには、目の周囲をマッサージしたり、指でツボを刺激したりすると効果的です。疲れ目に効くツボは目頭にあり、指で2~3秒、押したり離したりを数回繰り返しましょう。

疲れ目に効くツボ

4. 市販の目薬を使う

市販の目薬を使う

市販の目薬には、多くの有効成分が配合されています。目の疲れには、目の健康維持に大切な「ビタミンA」などのビタミン成分や、目のピント調節機能に働く成分、目の栄養成分、角膜保護成分などを配合した目薬が効果的です。

「目への負担を軽くする」対策

「疲れ目」を感じる前に、以下のように日常生活の環境を整えて「目への負担を軽くする」ことで、「疲れ目」を防ぎましょう。

1. OA機器や照明器具などを目が疲れにくい位置に調整

テレビやパソコンなどのOA機器や照明器具の配置、イスの高さなどを調整しましょう。コツは、テレビやパソコンの画面は、目の高さより下に配置すること。まぶたが下がって目の露出面積が減るため、目が疲れにくくなります。

2. 目の乾燥を防ぐ

乾燥は目の大敵です。冷暖房の効いた部屋では空気が乾燥し目が乾きやすくなるので、加湿器などを使って乾燥から目を守りましょう。

3. 適切なメガネやコンタクトレンズを装用

目に合わないメガネやコンタクトレンズの使用は目を酷使するだけです。自分の視力に合っているか定期的にチェックしましょう。また、気になる方は、眼科で老眼の有無や程度を確認し、必要であれば老眼鏡を使用するなどしてください。

セルフケアで改善されない場合は「専門医」へ

目の疲れの原因は様々です。対策はそれぞれの原因に応じて行ないましょう。セルフケアで症状が改善されない場合は、自己判断せずに、早めに「専門医」の診察を受けてください。

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目の疲れを和らげる「目薬の成分」って?

「涙の安定化」や「新陳代謝を促す」など様々

市販の目薬には「涙の安定化を助ける」成分や、「新陳代謝を促す」成分を配合した疲れ目用のものがあります。以下にそれらの成分と働きをご紹介します。

1. ビタミン成分

ビタミンA(レチノールパルミチン酸エステル)、天然型ビタミンE(酢酸トコフェロール)、ビタミンB6(ピリドキシン塩酸塩)などがあります。特に「ビタミンA」は、目の細胞の生命維持に重要な成分として「目のビタミン」といわれています。涙を目の表面にとどめるムチンを産生する働きに加え、角膜上皮細胞の修復に有効なヒアルロン酸の産生を促進するということも報告されており、目の疲れなどのトラブルに対して効果的に働きます。

2. ピント調節機能成分

ネオスチグミンメチル硫酸塩、シアノコバラミン(ビタミンB12)などがあります。目のピントを調節する筋肉組織「毛様体」に作用して、筋肉の疲れをほぐします。

3. 目の栄養成分

アミノエチルスルホン酸(タウリン)、L-アスパラギン酸カリウムなどがあります。目の新陳代謝を促進し、目の疲れを和らげます。

4. 角膜保護成分

コンドロイチン硫酸ナトリウムなどがあります。コンドロイチン硫酸は、角膜の構成成分の1つで、水分を保持する機能により、外界の刺激から角膜を保護する働きがあります。

5. 無機塩類成分

塩化ナトリウム、塩化カリウムなどがあります。涙に含まれる成分の1つで、涙液不足による目の乾きや目の疲れを和らげます。

この記事を作成・監修した
マイスター

芳賀 理佳

ヘルスケアマイスター

芳賀 理佳

はが りか

くらしを彩る製品の香りの研究・開発、および身体洗浄剤・制汗剤の開発に約25年携わってきました。
快適な毎日が過ごせるよう、からだの健康・美容に役立つ情報をご紹介していきます。

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