新しい洗濯表示の意味〜「家庭洗濯」「漂白剤」のマークを徹底解説!
2016年に変更された「新・洗濯表示」。日本語表記がなくなり、シンプルになった記号の意味を理解している人は、ライオンの調査では1割未満でした。そこで、服を買う時やお洗濯前に知っておきたい「家庭洗濯ができるかどうか」を判断するマークを徹底解説!洗濯表示を覚えられないという方にはアプリの活用もおすすめです。
2016年に変更された「新・洗濯表示」。日本語表記がなくなり、シンプルになった記号の意味を理解している人は、ライオンの調査では1割未満でした。そこで、服を買う時やお洗濯前に知っておきたい「家庭洗濯ができるかどうか」を判断するマークを徹底解説!洗濯表示を覚えられないという方にはアプリの活用もおすすめです。
縦型全自動洗濯機で普段着を洗うときは、まず「洗濯表示」を確認。「洗濯機」「洗濯おけ」「手洗い」マークがあれば洗えます。電源を入れて洗濯物を入れ、「標準コース」を選んでスタート! 洗濯物は洗濯槽の7~8割までにし、容器に書かれている量の洗剤をきちんとはかって入れるのが、汚れをきれいに落とすコツですよ。
洗濯用の洗剤は種類が多くて、何を選べばよいのか迷いますよね。洗剤を選ぶポイントは「洗濯表示」「汚れ」「ライフスタイル」の3つ。たとえば、部屋に干すことが多くニオイが気になるなら「除菌や抗菌効果のある洗剤」。「すすぎ1回洗剤」なら時短や節水ができます。自分の好みの洗剤を見つけて、お洗濯を楽しみましょう!
ドライクリーニングは有機溶剤を使用して洗うので、水洗いでは型くずれしやすい衣類に対して型崩れしにくい、水に弱い染料の色落ちが少ないなどのメリットがあります。洗濯機の「ドライコース」とドライクリーニングは別物。洋服のタグに「家庭洗濯ができない表示」がついていたら自宅では洗えないのでご注意を。
ぬいぐるみを洗いたくなったら、洗濯表示を確認。家庭で洗える場合は、おしゃれ着用洗剤の洗剤液で押し洗いします。バスタオルで包んで脱水し、すすぎ2回の後、洗濯機で脱水し陰干しに。洗えない場合は、ブラッシングしてホコリを払って、洗剤液を含ませたタオルで全体をふいてから、水ぶき、乾ぶきして陰干ししましょう。
日本と海外とで異なっていた表示を統一するため、「洗濯表示」は国際規格(ISO)に合わせたものになりました。家庭洗濯の可否は「洗濯おけ」、漂白剤の使用の可否は「三角」、乾燥のしかたは「四角」、アイロンのかけ方は「アイロン」、クリーニングの可否は「円」で示され、これらに水流の弱さを表す「-」や温度の高さを表す「・」を組み合わせて表現されています。
「洗濯表示」は洋服の内側についている洗濯マーク。一見難しく見えますが、実は覚え方はシンプル。基本的な5つの記号を覚えれば、洗濯機で洗えるか、クリーニングに出すべきか、漂白剤、乾燥機、アイロンが使えるかなど、お洗濯に必要な情報がわかります。衣類をキレイに長持ちさせるために、しっかり活用しましょう!
冬に大活躍するダウンジャケット&ダウンコート、実はおうちで洗濯できるものもあります。上手に洗うポイントは、「洗濯表示のチェック」「おしゃれ着用洗剤を使う」「やさしく手洗い」「陰干し」の4つ。型くずれを防ぐためには、脱水後すばやく取り出し、振りさばいて羽毛のかたまりをほぐしながら干すのがコツです。