プロケアのススメ〜歯石・歯の着色汚れ(ステイン)は、定期的に除去しよう
毎日、丁寧に歯みがきしているつもりでも、みがき残しやすいところには歯石や着色汚れ(ステイン)がついてしまうこともあります。一旦固着してしまうと、歯みがきで取り除くことが困難に。歯科医院では歯石除去はもちろん、着色汚れもキレイにしてくれるので、年2~3回は定期的な健診やプロのケアを受けましょう。
「歯の汚れ」残っていませんか?
毎日、丁寧に歯みがきをしているつもりでも、自分で行うセルフケアだけでは歯垢や汚れが完全には除ききれないのも現実。いつの間にか、歯石や着色汚れ(ステイン)が蓄積していたりしませんか?
お口の健康のためにも、見た目をキレイに保つためにも、定期的に歯科医院で歯も「大掃除」をしましょう。
「歯の汚れ」を取ればすっきり!
1.歯の裏の着色汚れ(ステイン)は大丈夫?
歯の表側がキレイに見えても、裏側には着色汚れ(ステイン)がついていることがあります。写真のような固着した着色汚れ(ステイン)は、普段の歯みがきで取るのはむずかしいので、歯科医院でのプロケアが必要です。着色汚れの程度によりますが、歯科医院では1回でこんなにキレイになることもあります。
2.歯が黄色くなる原因は「歯石」かも!?
なんとなく歯が黄色っぽくなってきたことが、気になることはありませんか?これは、着色汚れ(ステイン)だけでなく、気付かないうちについた歯石が原因となっていることがあります。歯科医院に行ってみると歯石や着色汚れ(ステイン)がついていることも。歯石は歯科医院でしか除去できません。
下の写真は歯科医院で数回、歯石除去を行い、さらに、今まで使っていなかったデンタルフロスで歯間清掃を毎日行った結果です。約半年後、プロケアと自宅でのセルフケアを継続することで、こんなに歯や歯茎がキレイになりました。
「白い歯」を保つために
歯科医院でクリーニングをしてもらったあとは、白くキレイな状態を保ちたいもの。そこで、着色汚れ(ステイン)を防ぐために、日々のセルフケアでは「ハミガキ※」を使うようにしましょう。
歯の着色汚れ(ステイン)は、お茶やコーヒー、紅茶、赤ワインなどに含まれる色素やタバコのヤニなどが、時間の経過とともに歯に強く固着して落ちにくくなったものですが、固着する前なら「ハミガキ※」で除去することができます。着色汚れ(ステイン)だけでなく、歯垢をしっかり落とすためにも、ぜひ「ハミガキ※」を使って丁寧にみがくようにしましょう。
※清掃剤入りのハミガキ
年に2~3回は「歯科医院」で歯をキレイに!
「歯科医院」では、歯石除去はもちろん、歯みがきでは落とせなくなった着色汚れ(ステイン)もキレイにしてくれます。また自分に合ったセルフケア方法をアドバイスしてもらうことも大切です。何も症状がなくても、年に2~3回は定期的な健診やプロケアを受けることをおすすめします。
TEACH ME, MEISTER!
教えてマイスター!
~「歯石」がつきやすいところは?~
歯石がつかないようにするために、歯石のつきやすいところを意識して丁寧に歯みがきや歯間清掃を行うことが大切です。
唾液の出る出口付近(唾液腺開口部)にはつきやすい
唾液の出口は口の中全体にありますが、その中でも「下の前歯の裏側」「上の奥歯の外側」付近に大きい唾液腺の開口部があり、その付近の歯は唾液中のカルシウムやリンが沈着して歯垢が石灰化しやすく、歯石がつきやすいのです。
<歯石がつきやすいところ>
歯みがきが苦手なところ
歯石とは歯についたままの歯垢が石灰化したもの。歯石がついているところは普段みがけていない場合が多く、歯垢が残らないよう気を付けるべきところです。歯石がついたところを覚えておくと、歯みがきや歯間清掃を重点的に行うポイントになります。
この記事を作成・監修した
マイスター
オーラルケアマイスター
深澤 哲
ふかさわ てつ
オーラルケアの技術開発ならびに製品開発に約25年間携わってきました。
これまでの経験を活かし、オーラルケアと健康生活に関わる有用な情報をお届けしていきます。
歯とお口の健康の新着記事もチェック!
- トップページ
- 歯とお口の健康
- 審美(美白・歯並び)
- プロケアのススメ〜歯石・歯の着色汚れ(ステイン)は、定期的に除去しよう
下記のコメントを削除します。
よろしいですか?
コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容コメント内容