部分入れ歯・総入れ歯・ブリッジのお手入れ!適切な洗浄や保管について
入れ歯には「汚れや細菌がつきやすい」「ニオイが吸着しやすい」「すき間に細菌が繁殖しやすい」などの特徴があります。清掃が不十分だと、入れ歯のニオイの原因に。部分入れ歯も総入れ歯も必ず外してから清掃し、「入れ歯洗浄剤」などを併用すると効果的。ブリッジのお手入れには、ハブラシだけでなく歯間ブラシ等を。
入れ歯には「汚れや細菌がつきやすい」「ニオイが吸着しやすい」「すき間に細菌が繁殖しやすい」などの特徴があります。清掃が不十分だと、入れ歯のニオイの原因に。部分入れ歯も総入れ歯も必ず外してから清掃し、「入れ歯洗浄剤」などを併用すると効果的。ブリッジのお手入れには、ハブラシだけでなく歯間ブラシ等を。
知覚過敏とは、むし歯もないのに冷たいものやハブラシの刺激がしみたり痛い状態。歯の内側の象牙質が露出して、内部の神経に外の刺激が伝わりやすくなることで起こります。象牙質が露出する原因は、加齢や歯周病、不適切なブラッシングによる歯ぐき下がりのほか、病気以外で歯の一部が損傷する「tooth wear」等です。
歯周病は、歯を失う大きな原因の1つ。歯を失うと噛み合わせが乱れ、食生活にも大きな影響が出ます。歯垢を残さず落とすブラッシングと、薬用成分が配合されたハミガキやデンタルリンスの活用で歯周病予防を始めましょう。歯と歯の間や歯並びの悪いところなど、状況に応じ歯間ブラシやタフトブラシでのケアも加えましょう。
口臭が強くなった、ニオイが変わった......それは歯周病が原因かもしれません。大学病院の口臭外来を受診した人の7割に、実際に口臭があり、その約2/3は歯周病など口の中の病気が原因の「病的口臭」と診断されたという報告も。お口の衛生を保つには、原因菌が生息する歯垢や舌苔をきちんと除去することが大切ですよ。
入れ歯の手軽なお手入れの方法として「超音波洗浄」をご存知ですか。専用の機器に洗浄液を入れ、入れ歯を入れてスイッチオンすれば、数分で完了♪ 裏側のくぼんだ部分や金具など、見えない部分やお手入れしにくい部分までしっかりキレイに。
ハブラシの使い分けは、健康な歯と歯ぐきを保つためにもおすすめ。「朝はワイドヘッドで手早く、夜はコンパクトヘッドで隅々まで」「細かい部分をみがく時は、タフトブラシを」「職場用はキレイな色で携帯しやすいもの」など、シーンや目的に合わせてハブラシを選んでいる人も。マネしたくなる使い分けアイデアが大集合!
「歯周病予防ハミガキ」に配合の薬用成分を大別すると、「殺菌成分」と、ハレや出血などに対応した「歯ぐきに作用する成分」の2つ。「原因からしっかり予防したい」方には「殺菌成分」配合のハミガキがおすすめ。「歯ぐきに作用する成分」にはいろんなタイプがあるので、自分の歯ぐきの状態に合ったものを選びましょう。
「歯周ポケット」とは、「歯と歯ぐきの境目にできたすき間」のこと。深さが、歯ぐきの状態や歯周病の進行度合いの目安にもなります。歯周ポケットが深くなる主な原因は、その内部や周辺の「歯垢」。ハブラシの当て方や力のかけ方を見直して歯垢を除去しましょう。デンタルフロスや歯間ブラシで歯と歯の間のケアも忘れずに。
健康な歯で噛めることは、人生100年時代を支える大きな柱にもなります。歯が少なく、入れ歯も入れない高齢者は、認知症発症リスクや転倒リスクが高まるという研究報告があります。今ある歯を1本でも多く残すには、日常のセルフケアや歯医者さんでのケアなど4つのポイントが。お口の健康も体の健康同様、予防が大事です。
「総入れ歯を外したあと」は、頬の筋肉を使って右、左と強く口をすすぎ、「やわらかめの歯ブラシ」などでやさしくブラッシングを。「部分入れ歯」の場合は、残っている歯の健康を第一に、「入れ歯の金具がかかっていた歯」や「まわりの歯茎」「孤立した歯」をていねいに磨いて。入れ歯と口の中をよく観察することも大切。