「大人ニキビ」と「思春期ニキビ」の原因の違い

「大人ニキビ」と「思春期ニキビ」の原因の違い

「大人ニキビ」と「思春期ニキビ」では、原因が違うのをご存知ですか?思春期ニキビでは、過剰に分泌された皮脂が原因なのに対して、大人ニキビではターンオーバーのリズムの乱れが原因。ホルモンバランスの乱れも関係しています。ニキビのできやすい場所も違います。適切なケアを行うために、原因をよく知っておきましょう。

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「毛穴が詰まってしまう原因」が違う

「大人ニキビ」と「思春期ニキビ」は、原因が違うことを知っていますか?

「思春期ニキビ」は、過剰に分泌された皮脂の排出が追いつかず毛穴を詰まらせ、そこにニキビの原因菌であるアクネ菌が作用して炎症を起こすニキビです。

一方、「大人ニキビ」は、表皮のターンオーバーのリズムが崩れて角層が厚く硬くなった結果、角層がはがれず、毛穴を詰まらせてできるニキビです。つまり、「毛穴が詰まってしまう原因」が違うのです。

毛穴が詰まってしまう原因

「ホルモンバランス」の乱れも関係

「大人ニキビ」に悩む多くの方は、「女性ホルモン」の分泌量が減っていたり、卵巣の働きが落ちていたりすることがあります。こういう時には、逆に「大人ニキビ」に関係するといわれる「アンドロジェン」という男性ホルモンが活発になり、結果として皮脂の分泌が異常に増えてしまうことがあります。「生理前2週間あたりからニキビが悪化する」という話をよく聞きますが、これは、生理前に増える黄体ホルモンの働きが、この男性ホルモンによく似ているためといわれています。

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「大人ニキビ」ができやすい「場所」って?

「思春期ニキビ」は「Tゾーン」

「思春期ニキビ」は「Tゾーン」

皮脂が出やすい「Tゾーン」にできやすい

「思春期ニキビ」は、皮脂の分泌が多い額から頬にかけての「Tゾーン」に多く見られます。

「大人ニキビ」は「Uゾーン」

「大人ニキビ」は「Uゾーン」

古い角質が残りやすいフェイスライン「Uゾーン」にできやすい

「大人ニキビ」は、ホルモンバランスの崩れが要因の1つであるため、男性でいうとひげが生える部位、つまり比較的顔の下であごの線に沿ったあたりや、口まわりなどの「Uゾーン」にできるのが特徴です。

特にあごの裏側は、衣服とのこすれなどで炎症が深くなり、一度できると治りにくく、症状も繰り返してしまうので、できた時だけでなくできる前の予防にも十分注意しましょう。

この記事を作成・監修した
マイスター

芳賀 理佳

ヘルスケアマイスター

芳賀 理佳

はが りか

くらしを彩る製品の香りの研究・開発、および身体洗浄剤・制汗剤の開発に約25年携わってきました。
快適な毎日が過ごせるよう、からだの健康・美容に役立つ情報をご紹介していきます。

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