汗ばむ夏のマスク着用や自転車通勤...おさえておきたい4つの汗対策

汗ばむ夏のマスク着用や自転車通勤...おさえておきたい4つの汗対策

マスクの着用や通勤の方法など新しい生活様式に変わったことで「新たな汗かきシーン」が出てきています。 一方、外出する機会が減ったために、うっかり汗対策を忘れて恥ずかしい思いをすることも...。人に会う機会が少ない時でも、汗対策をしっかりしておくと安心です!

Share

  • facebook
  • Twitter
  • LINE

新型コロナウイルス感染症が流行して以来、多くの人の生活が一変しました。外出時には夏でもマスクを着用し、出勤や対面授業が減った代わりに、在宅勤務やオンライン授業が増えた人も多いのではないでしょうか。
このような生活様式の変化は、実は私たちの「汗のかき方」にも影響を及ぼし、以前とは違った「汗が気になるシーン」が出てきたようです。今年の夏は新しいライフスタイルに合わせて、汗ケアを見直してみませんか。

新しい生活様式に変わって「新たな汗かきシーン」が発生!

新しい生活様式で過ごした2020年の夏。「マスクをつけているせいで、例年より暑さを感じて、汗をかきやすかった」など、汗についても多くの人が変化を感じたのではないでしょうか。
ライオンが大学生や働く女性を対象に、新型コロナウイルス感染症流行下での「汗が気になるシーン」を調査したところ、以前はあまり見られなかった、様々な「汗かきシーン」が発生していることがわかりました。

<新型コロナウイルス感染症流行下での「汗が気になるシーン」>

新型コロナウイルス感染症流行下での「汗が気になるシーン」 マスク内の汗

  • ライオン調べ、19~29歳大学生または有職女性で、制汗デオドラント剤または汗ふきシートの使用者 500名、各シーンを経験した人の中で「非常に気になる」「かなり気になる」「やや気になる」を集計、2020年

マスクをすることで出る汗
通勤方法を変えたことによる汗
●夏場に電車や店内などで窓を開けて換気することで出る汗
オンライン面接や会議、授業による汗
●在宅勤務や外出自粛による運動不足解消のための汗

このような場面は、新しい生活様式からうまれた新たな汗かきシーンと言えるでしょう。

注目!新しい生活様式の4つの汗かきシーン

新たな汗かきシーンの中でも、特に注目したいのはこの4つ、「在宅汗」「マスク汗」「通勤の変化汗」「換気汗」です。

在宅汗

気づかぬうちに、じんわり発汗。オンラインの会議や授業では、常に見られている&プレゼンをしている感覚で、緊張による脇汗が…。

マスク汗

今や着用必須アイテムのマスク。夏場は暑さが増して息苦しく、汗をかきやすくなる人が多いようです。

通勤の変化汗

自転車通勤者が急増!電車やバスに乗った時は、運動不足解消のために目的地の1駅前で下車して歩く人も。

換気汗

電車やお店では換気のために窓を開けていて、冷房がききにくい状態。むしむし暑い!

新しい生活様式ならではの「汗にまつわる失敗エピソード」

昨年の夏(新しい生活様式になった1年目の2020年夏)に体験した「恥ずかしかった汗・ニオイ・汗ジミにまつわるエピソード」も聞いてみました。
例年と同じく「グレーのTシャツを着ていたら、汗ジミができていて恥ずかしかった」といったエピソードとともに、新型コロナウイルス感染症流行下ならではのエピソードも集まりました。ここでいくつかご紹介しましょう。

<換気汗>

換気汗

8月ごろ、電車に乗る前に走ったため、クーラーがほぼ機能していない電車の中で汗をかきまくり、周りの人に汗のニオイがもれてないか気になりました」

<マスク汗>

マスク汗

「ただでさえ汗っかきなのに、炎天下でマスクをつけていたため、通気性の良いスポーツウェアを着ていたにもかかわらず、汗をたくさんかいてしまいました」

<新しい生活様式ならではの油断>

新しい生活様式ならではの油断

「人に会わない日が増えたため、油断していたら、脇にバッチリ汗ジミが…!!

「外に出る機会が減ったので、汗ふきシートを使ったり、買ったりする頻度も減りました。そのため外出時に家に置き忘れたり、ストックを切らしたりして、使いたい時に使えないことがよくありました」

「あるある!」「自分も同じような体験をした!」と共感した人もいるのでは?

通勤・通学だけでなく、友人と会って食事をしたり、遊んだりする機会も減った今、人と会わなくなったことで汗をケアする頻度が減ると、うっかり油断して恥ずかしい失敗をしがちです。
そんな今も油断せずに、しっかり汗対策をして、さわやかな時間を楽しみたいですね。

人に会う機会が減っても油断は禁物!夏の脇汗ケア 4つの対策

オンライン会議や、自転車による通勤・通学、人と会う時などに、汗ジミやニオイを気にせず安心してふるまえるよう、汗を上手にケアする方法をご紹介しましょう。

POINT

1.制汗デオドラント剤で汗をブロックする

制汗デオドラント剤には様々な商品がありますが、直塗りで肌にしっかり密着するロールオンやスティックがおすすめです。汗をかく前(朝やお出かけ前など)に、気になる部位に広くまんべんなく塗りましょう。汗の出口にフタをしてブロックし、しかもそのフタが脇のムレや服のこすれなどでも落ちにくい密着力の高い製品もありますので、試してみてはいかがでしょうか。

制汗デオドラント剤 ロールオン 気になる部位に広くまんべんなく塗りましょう

2.汗はふき取ってから、制汗デオドラント剤を使用する

すでに汗をかいている時は、まず汗ふきシートなどで汗をふき取り、肌を清潔な状態にするのがポイント。そのあとロールオンなどの制汗デオドラント剤を使用すると、しっかり塗ることができて、ベタつきもありません。

汗はふき取ってから、制汗デオドラント剤を使用する

3.通気性の良い服や機能性インナー、汗取りパッドを使う

通気性の良い服や、吸湿性や速乾性の高い機能性インナーを着用したり、汗取りパッドを使ったりするのもおすすめです。ただし、汗取りパッドを長時間つけていると、吸い取った汗に細菌が繁殖してニオイが発生するので、注意が必要です。

4.脇汗を気にし過ぎない

脇汗は、誰もがかくもの。気にし過ぎると逆に緊張が高まって、余計に汗をかいてしまうこともあります。できるだけ気にし過ぎないことも重要です。

ちなみに、マスクをつけている時に少しでも涼しく過ごしたい時にはからだを冷やしましょう。外出する際は、ボディ用の冷却シートを「脇の下」と「足のつけ根」、「首筋」の3か所に貼るのがおすすめですが、他人から見えづらい「脇の下」と「足のつけ根」が特におすすめです。伸縮性が高いので、動きのある部位でもピタッと貼れてはがれにくく便利です。

ボディ用の冷却シートを「脇の下」と「足のつけ根」、「首筋」の3か所に貼る

この3か所は、動脈が皮膚のすぐ下にあるため、循環する血液を効果的に冷却できます

顔に汗をかきたくない時は、紐や着物用の汗止め帯などを胸の位置に巻く汗止め方法も有効です。これは体の反射現象を利用したもので、胸ぐらいの位置を紐や帯で圧迫することで、胸から上の汗を一時的に抑えられるといわれています。ただし、長時間圧迫することはおすすめできませんので、ご注意ください。

新しい生活様式に変わったところで、「汗対策」も見直したいもの。自分に合った使いやすい制汗グッズなども上手に活用して、夏を少しでも快適に過ごせるといいですね。

この記事を作成・監修した
マイスター

浅野 ほたか

衛生マイスター

浅野 ほたか

あさの ほたか

界面活性剤の基礎研究14年、身体洗浄・消毒(手、身体、毛髪)や台所用洗剤、調理分野の製品開発17年と、およそ30年間研究に携わってきました。
これまでの経験を活かし、生活における様々なシーンでの衛生に関わる情報をわかりやすく発信していきます。

Share

  • facebook
  • Twitter
  • LINE

健康・美容の新着記事もチェック!

SOCIAL MEDIA Lideaでは各種SNSでも
最新情報をお届けしております

MAIL MAGAZINE Lideaの記事更新情報や、お得なキャンペーン情報を
いち早くメールマガジンでお届けします!

※入力したメールアドレス宛に「【Lidea(リディア)】 メールマガジン登録のご案内」メールをお送りしますので、入力間違いにはご注意ください。
※メールが届いてから24時間以内にお手続きをお願いいたします。
※携帯電話会社(docomo・au・SoftBankなど)の携帯メールアドレスを利用されている場合、セキュリティ設定により携帯メール以外の受信が拒否されている場合がございます。指定したドメインのメールのみ受信する設定でご利用の場合は、「lidea.today」のドメインからのメールを受信できるよう、設定してください。
reCAPTCHA

このサイトはreCAPTCHAとGoogleによって保護されています。
プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

  • facebook
  • Twitter
  • LINE

LINEに保存