「汗」が原因の肌のかゆみ。効果的なケアと対策を知ろう!

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LION ヘルスケアマイスター

山岸 理恵子やまぎし りえこ

健康・美容
「汗」が原因の肌のかゆみ。効果的なケアと対策を知ろう!

初夏の肌の「かゆみ」は、汗も原因のひとつ

まぶしい太陽に誘われて、活動的になるこの季節。
汗による衣類のシミやニオイが気になる時期でもありますね。

実は、汗は「かゆみ」の原因でもあることをご存じですか?

「かゆみといえば乾燥」というイメージが先行するためか、皮膚科を受診して初めて「汗によるかゆみ」の可能性を指摘される人もいるようです。

今回は、汗で肌がかゆくなるメカニズムと、その対策についてご紹介します。

汗によってかゆみが生じるのはなぜ?

汗によるかゆみには、いくつかの原因があります。

皮膚常在菌

汗により、皮膚表面の常在菌(Malassezia globosa)が増殖し、かゆみの原因となるたんぱく質を放出するため、かゆみが引き起こされます。

汗に含まれる成分

大量に汗をかいた場合、汗に含まれる塩分やアンモニアなどの成分が皮膚を刺激し、かゆみになることがあります。
また、かいた汗をそのままにしておくと、水分は蒸発しますが、汗に含まれる刺激物質は皮膚に残ってしまいます。さらに、皮膚に残ったアンモニアが分解されると皮膚表面がアルカリ性になり、バリア機能が低下し、外部からの刺激が入りやすくなってしまいます。その結果、感染防御力も低下し、より炎症やかゆみなどを起こしやすくなるのです。

金属アレルギー

汗を大量にかく季節は、金属製のアクセサリーにも注意が必要です。
汗によって溶け出した微量の金属がイオン化し、体内のたんぱく質と結合すると、アレルギーの原因物質となってかゆみやかぶれを引き起こす可能性があります。ニッケルやコバルト、クロムなどは金属アレルギーの原因になりやすいため、気になる人は避けたほうがいいでしょう。
対して、金や銀、プラチナ、チタンなどは、一般的に金属アレルギーが起こりにくいとされています。

「汗」=悪者ではありません!

服のしみやニオイ、かゆみの原因になる「汗」。
つい敵対視しがちですが、汗は必ずしも悪者ではありません。
人間の体温は、汗によって一定に保たれています。体温調節のために、汗はかかせないということを知っておきましょう。

汗によるかゆみ、どう防ぐ?

汗は、人間が生きていく上で非常に重要な役割を担っています。汗をかくことは止められない以上、かゆみともうまくつきあっていくしかありません。
できるだけ通気性の良い服を選び、インナーは吸湿性と速乾性のあるものを着用するなど、衣類から工夫してみましょう。

からだを締め付ける衣類は皮膚との摩擦を生じやすく、かゆみにつながる可能性が高いため、避けるようにしましょう。洗濯の時に柔軟剤を使用して、衣服を柔らかく仕上げるのもおすすめです。

汗をかいて帰宅したら、早めにシャワーで流すことも重要です。その際、からだのゴシゴシ洗いは皮膚表面の角質を傷める場合がありますのでご注意ください。

外出先では、こまめに汗をふき取るケアが効果的です。シャワーの時と同じように、皮膚を気遣いながらやさしくふき取るようにしましょう。汗をかいてかゆくなった皮膚をかいてしまうと、かゆみの長期化の原因になります。かゆみを感じたら、かゆみの原因の汗をふき取り、かゆみを止める効果のある薬などで症状を素早くおさえることが大切です。

弱くなった皮膚の修復も忘れずに!

皮膚のバリア機能が低下していると、汗による刺激を感じやすくなります。
かゆみを止める成分や皮膚の炎症をおさえる成分、刺激に弱くなった皮膚を修復する成分などが配合された薬は薬局でも購入することができますので、上手に活用しましょう。

かゆみをおさえて、毎日を快適に過ごしたいものですね。

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