知っておきたい「むし歯」の基礎知識〜原因から予防方法まで〜
むし歯の原因は「ミュータンス菌」「歯の質」「糖質」の3つ。初期むし歯であれば健康な状態に戻る可能性がありますが、むし歯になると、その進行に従って歯の崩壊が進んでしまいます。予防するには、「歯垢を残さず落とす」「フッ素を口の中に残す」「菌の増殖をおさえる」の3つがポイントです。
むし歯の原因は「ミュータンス菌」「歯の質」「糖質」の3つ。初期むし歯であれば健康な状態に戻る可能性がありますが、むし歯になると、その進行に従って歯の崩壊が進んでしまいます。予防するには、「歯垢を残さず落とす」「フッ素を口の中に残す」「菌の増殖をおさえる」の3つがポイントです。
昔の人は、歯磨きってどのように行っていたのでしょうか?今回は歯の博物館(神奈川県横浜市)を訪問し、歯科医師で館長の大野粛英(おおのとしひで)さんから歯磨きの歴史や歯にまつわるお話を伺いました。
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「初期むし歯」とは、穴の空いたむし歯になる一歩手前の状態ですが、適切なケアでもとの健康な状態に戻る可能性があります。それには「フッ素を口の中に残す」「歯垢を残さず落とす」「菌の増殖を抑える」の3つのポイントをおさえた毎日のケアを、きちんと継続することが大切です。
思春期は将来の歯の健康を左右する大切な時期ですが、生活リズムが乱れがち。友人との飲食、夜更かしでの間食などでむし歯や歯周病のリスクが高まることも。またホルモンの不調などで歯ぐきに炎症が起きやすい時期。「歯磨きの基本」を見直し、タフトブラシやデンタルフロスなどのアイテムも活用しながら、オーラルケアを行いましょう!
6歳頃に生えてくる「第一大臼歯」は、永久歯の中で最もむし歯になりやすい歯。原因は、生えてきていることに気付きにくい、奥に生えるのでみがきにくい、かみ合わせの溝が複雑で深いなど。みがき残しをなくすためには、ハブラシを第一大臼歯のある奥まで入れ、斜めにあてましょう。「タフトブラシ」でみがくのも効果的。
就寝中は唾液が減少するので「むし歯のリスク」が高まります。しかし、「フッ素」が唾液で流されにくく、口の中に残りやすくなるので、再石灰化を促進させるためには良い条件です。むし歯になりやすいと感じている方、特に初期むし歯がある方は、普段の歯みがき習慣に就寝前の「フッ素ケア」をプラスしてみませんか?
ロールタイプのデンタルフロスを使ったことはありますか?初めは少し扱いにくくても、慣れてしまえば簡単です!ハブラシが届きにくい歯と歯の間に挿入し、歯に巻き付けるように沿わせて使用するのが効果的。力まかせに挿入しないこと、別の歯と歯の間を掃除する時は、その都度ずらしてキレイな部分を使うのがポイントです。
むし歯や歯周病、口臭の原因となる歯垢は、ハブラシだけでは落としきれません。F字型のデンタルフロスは、初めてでも使いやすくておすすめ。歯と歯の間にデンタルフロスを当てたら、ゆっくり横に動かしながら隙間に入れ、上下に動かして歯垢を落とします。フロスについた汚れはその都度とって、次の歯を清掃しましょう。
歯と歯の間はハブラシの毛先が届きにくく、よくみがいたつもりでも歯垢が残りがち。デンタルフロスの使用者はライオンの調査では約2割ですが、実は毎日の歯みがきの必需品です。Y字型デンタルフロスは、奥歯にも使いやすいのが特徴。歯と歯ぐきの間にスッと入るところまで入れ、上下に動かし隣り合った歯の両面をみがきます。