「歯石」とは~その正体と特徴~

「歯石」とは~その正体と特徴~

歯石とは、唾液中のカルシウムなどが歯垢に沈着して石のようにこびりついたものをいいます。上の奥歯の外側や下の前歯の内側などは特に歯石がつきやすい場所です。歯石は日常の歯みがきでは取り除けないため、歯科医院での除去が必要です。歯石があるとそこに歯垢がつきやすくなり、歯周病やむし歯などのリスクが高まります。

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歯石とは

「歯石」とは、唾液中のカルシウムイオンやリン酸イオンが歯垢に沈着(石灰化)して、石のようにかたく歯にこびりついたものをいいます。(写真円内)

歯石は、歯垢が歯に付着した状態が長く続くと形成されます。個人差もありますが、2~14日ほどで歯垢の石灰化が始まり、次第に大きくなっていきます

歯石は日常の歯みがき(ブラッシング)では取り除くことができないため、歯科医院で取り除いてもらうこと が必要です。

  • 米満正美ら編、新予防歯科学 第4版、2016

歯肉縁上歯石と歯肉縁下歯石

歯石は形成された場所により、大きく「歯肉縁上歯石(しにくえんじょうしせき)」「歯肉縁下歯石(しにくえんかしせき)」に分けられます。
歯面に付着した「歯肉縁上歯石」は白~淡黄色であるのに対し、歯と歯ぐきの間の歯周ポケット内で形成される「歯肉縁下歯石」は、血液成分等も取り込みながら形成されていくため褐色を帯びており、歯肉縁上歯石よりも固く、除去しにくいのが特徴です。

歯石がつきやすい場所

唾液の主な出口(唾液腺開口部)がある「上あごの奥歯の外側」や「下あごの前歯の内側」付近などは、特に歯石がつきやすい場所です。歯石は、主に唾液に含まれるカルシウムイオンやリン酸イオンにより形成されるためです。

<歯石がつきやすい場所>

歯石の病原性

歯石そのものに病原性があるとは考えられていません。ただ、表面がざらざらとして歯垢が付着しやすく、周りの歯ぐきに炎症が起きやすくなるなど、周囲に悪影響を及ぼすことがあります。また、「歯肉縁下歯石」は、歯と歯ぐきが元々くっついていた(付着していた)間に割って入るように形成されてしまうため、それらの付着が妨げられてしまいます。
これらのように歯石は、お口の衛生や、歯と歯ぐきの健康に悪影響を及ぼすものと考えられています。

この記事を作成・監修した
マイスター

太田 博崇

オーラルケアマイスター

太田 博崇

おおた ひろたか

オーラルケアの基礎研究・製品開発に30年以上携わり、その間、国立研究所や歯科大学との共同で疾患予防研究もしてきました。
これらの経験を活かし、オーラルケアと健康生活に関わる有用な情報をお届けしていきます。

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