洗面所やトイレの湿ったタオルは細菌だらけ!こまめな交換をこころがけて

洗面所やトイレの湿ったタオルは細菌だらけ!こまめな交換をこころがけて

洗面所やトイレのタオルを、見た目に汚れていないからといって、使い続けていませんか?しかし、一旦湿ったタオルは、長時間放置することで細菌が増殖し、乾いたあとでも細菌が残っている可能性が。タオルは湿ったら取り替える習慣を。

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タオルの「替えどき」、わかりますか?

洗面所やトイレにかけてあるタオルは、どれくらいの頻度で替えていますか?
「一度湿ったタオルでも、乾けば洗わずにそのまま使い続けてしまう。衛生的には良くないの?」「何度も手をふいたタオルには菌がついていそうだけど、見た目が汚れていないのでつい使い続けてしまう」など、タオルの「菌汚染に対する不安」を感じつつも、「替えどき」がわからずに使い続けている人もいるようです。

湿ったタオルは「細菌」だらけ!こまめな交換を心がけて

では、実際に洗面所で3日間、トイレで6日間使用した手ふき用タオルには、どのくらい「細菌」が付いているのでしょうか?3種類のタオルを用意して調べてみました。

① 洗濯したてのタオル
② 洗面所で3日間使用したタオル(手ふき回数39回)を1日室温で放置したもの
③ トイレで6日間使用したタオル(手ふき回数50回)を1日室温で放置したもの

それぞれの菌汚染状態を調べたところ、下の写真のように、②と③からは、一旦乾燥させたあとにもかかわらず、細菌が検出されました。さらに、これらのタオルを使ってハンドソープで洗ったあとの手をふき、その手のひらについた細菌を調べた結果、②、③でふいたあとの手には、タオルから細菌が移っていることがわかりました。

菌汚染状態

※1 一般細菌 ※2 温度25℃、相対湿度50%

「湿ったら取り替える」習慣をつけよう

手をふいた回数や、部屋の温度・湿度などにもよりますが、一旦湿ったタオルは長時間放置することで細菌が増殖し、乾いたあとでも細菌が残っている可能性があります。

このようなタオルで手をふいたのでは、せっかくキレイに洗った手に細菌をこすりつけているようなものです。タオルは一見汚れていないようでも、「湿ったら取り替える」ことをおすすめします。高温多湿になる季節は特に気を付けましょう。

この記事を作成・監修した
マイスター

藤井 日和

衛生マイスター

藤井 日和

ふじい ひより

衛生・健康分野やお洗濯分野の製品開発や生活情報の開発に約25年携わってきました。
これらの経験を活かし、日々のくらしで感じる衛生への不安を解消する情報をお伝えしていきます。

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