旅行中の「下痢」対策
旅行中の体調不良で最も多いのは「下痢」。食あたり・水あたりや食べ過ぎ・飲み過ぎのほか、環境変化や精神的な緊張感などが原因です。もし下痢になってしまったら、水分補給をしっかりと。また、食事は刺激の強いものは避け、消化の良いものを食べましょう。水なしで飲める下痢止め薬などを携帯するのもよいでしょう。
旅行先の体調不良で1番多いのは「下痢」
思い切り旅行を楽しむために体調管理は欠かせませんが、旅行先では思わぬことから体調を崩してしまうことも珍しくありません。ライオンが20〜50代の男女228名を対象に、過去1年以内の旅行や出張中(国内・海外)に経験した体調不良についてその内容を聞いたところ、もっとも多い回答は「下痢」でした。そこで今回は、旅行中の下痢の原因や対策についてご紹介します。
旅行中の下痢の「原因」
旅行中の下痢の「原因」については、「食事や水が合わなかった」「食べ過ぎや飲み過ぎ」「不衛生な環境」に続いて、「旅先での緊張感」「時差や気温などの環境変化」がそれぞれ50%以上となっています。食あたり・水あたりや食べ過ぎ・飲み過ぎのほか、環境変化や精神的な緊張感などのストレスから下痢をしてしまった、という人も多いようです。
旅行の時に「下痢止め薬」を携帯する人は全体の約3割
このように、多くの人が経験している旅行中の下痢ですが、旅行の時に「下痢止め薬」を携帯する人は全体の約3割でした。
下痢になってしまった時の「対処法」
以下に、下痢になってしまった時の「対処法」をご紹介します。
1. 水分補給を行う
脱水症状を起こさないよう、水分補給をしっかり行うようにしましょう。この時、水よりも塩分や糖分を含んだスポーツドリンクの方が、体内で水分が吸収されやすいのでおすすめです。ペットボトルや缶は荷物になるので、水に溶かして飲む粉末タイプのものを持参すると重宝します。
2. 食事は刺激の強いものは避ける
スープや脂肪分の少ない鶏のささみや白身魚、半熟卵など消化の良い食べ物を摂るようにしましょう。
食べ過ぎや飲み過ぎによる下痢、ストレスが原因の下痢など、非感染性の下痢の場合は、市販の医薬品を適切に服用して、下痢をおさえるのも1つの方法です。旅行先では水なしで飲める下痢止め薬などが便利です。
このような下痢の時は「病院」へ
下痢のなかでも、病原菌による食あたり・食中毒や刺激物による下痢は、これらを体内から排除するための生理的現象のため、無理に下痢を止めない方が良い場合もあります。また、激しい下痢、血便が出る下痢、強い腹痛を伴ったり、高熱が出たりする下痢などは重い病気が潜んでいる可能性もあるため、すぐに「病院」で医師の診察を受けてください。
この記事を作成・監修した
マイスター
ヘルスケアマイスター
芳賀 理佳
はが りか
くらしを彩る製品の香りの研究・開発、および身体洗浄剤・制汗剤の開発に約25年携わってきました。
快適な毎日が過ごせるよう、からだの健康・美容に役立つ情報をご紹介していきます。
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