「疲労」の正体

「疲労」の正体

体内に老廃物や有害物質がたまったり、エネルギー不足になると、人は「疲労」を感じます。肝臓は、疲労のメカニズムに密接に関係している臓器。炭水化物やタンパク質、脂肪などを再合成して栄養素を全身の組織に供給するなど、主に3つの働きがあります。今回は、こうした疲労を感じるメカニズムや原因、症状についてご紹介します。

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「疲労」は休息を求める注意信号

一般的に「疲労」とは、健康維持のためにからだが休息を求めて注意信号を発している状態とされます。体内に老廃物や有害物質がたまったり、エネルギー不足になったりすると、人は疲れを感じます。今回は、こうした疲労を感じるメカニズムや原因、症状についてご紹介します。

疲労と密接に関係する「肝臓」の働き

「肝臓」には、腸で吸収された栄養素をからだに必要な物質につくり替えたり、老廃物や有害物質を「解毒」したりするという重要な働きがあります。疲労のメカニズムを知るためには、肝臓の働きを理解することがとても大切です。

肝臓の主な働きには、次のようなものがあります。

1.栄養素の代謝

「炭水化物」「タンパク質」「脂肪」などを再合成して、栄養素を全身の組織に供給します。この機能が衰えると、からだに必要な物質が不足して、活力の低下を招きます。

2.有害物質の解毒

「アンモニア」や「細菌」などの有害物質を解毒する作用があります。解毒された物質は尿として排泄されますが、この機能が衰えると体内にアンモニアが大量に発生して、「運動中枢神経」を刺激します。その結果、からだの動きが鈍り、疲労を感じるようになります。

3.胆汁(たんじゅう)の生産

肝臓では、腸の消化・吸収機能を高める「胆汁」が生産されます。いわゆる「消化液」にあたるため、この機能が衰えると、栄養素の消化不良を起こして、活力の低下につながります。

肝臓を元気にして「疲労を防ぐ」

「疲労を防ぐ」には、肝臓の働きを活発にしてエネルギー代謝を高めたり、老廃物や有害物質を体外へ排泄したりする機能を促進することも大切です。

疲労の「原因」

疲労の「原因」としては、次のようなものがあります。

1.エネルギー源の不足

食事によって十分な栄養が摂れていないと、活力が不足して疲れやすくなります。

2.疲労物質の蓄積

脳や筋肉の疲労に関連する物質として、「アンモニア」「セロトニン」「アミノ酸類」「乳酸」「リン酸」など、様々な物質が指摘されています。ただし近年、乳酸は疲労の直接的な原因物質ではないと考えられています。

3.神経と筋肉との接合部の異常

同じ動作を繰り返すことにより、神経と筋肉との接合部に異常が起こり、疲れやすくなります。

4.脳の疲労

過度な仕事や思考を続けると、そのストレスで脳の細胞の代謝が悪くなったり異常が生じたりします。その結果、脳の中での情報の受け渡しが悪くなって疲労が起こります。

疲労の「症状」

疲労の「症状」としては、次のようなものがあります。

1.活力の低下

活力が低下することにより、眠気やだるさを感じます。

2.気力が低下

気力が低下することにより、イライラや焦燥を感じたり、集中力が低下したりします。

3.からだの違和感

肩こりや口の乾き、頭痛といった症状があらわれます。

この記事を作成・監修した
マイスター

芳賀 理佳

ヘルスケアマイスター

芳賀 理佳

はが りか

くらしを彩る製品の香りの研究・開発、および身体洗浄剤・制汗剤の開発に約25年携わってきました。
快適な毎日が過ごせるよう、からだの健康・美容に役立つ情報をご紹介していきます。

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