洗った食器はふきんでふく?自然乾燥?実態調査&すばやく乾かすコツ
洗ってすすいだあとの食器はどうしていますか。ふきんでふく?自然乾燥させる?また、水切りカゴは使う?使わない?皆さんの実態を調査しました!ふきんが本当に清潔なのかも気になるところです。速乾タイプの洗剤を選ぶなど、洗った食器を速く乾かすコツもご紹介します。
洗ったあとの食器は、ふく派?ふかない派?
夕食を作ったら→食べて→食器洗い。ここまでは、日々のルーティーンの家事としてセットになっている人は多いと思います。でも、洗ったあとの食器を「ふきんでふいて片付ける」か「放置して自然乾燥させる」かについては、意見が分かれるようです。
そこで、ライオンでは、皆さんが洗ったあとの食器をどうしているのか、実態調査!洗ったあとの濡れている食器をすぐに「ふく派」と、自然乾燥させる「ふかない派」に、それぞれの本音や、メリット・デメリットを聞いてみました。
やり方は違っても、実はどちらも「スッキリ衛生的なキッチンにしたい!」という気持ちは同じ。面倒な手間を省いて、食器を速く乾かして片付ける方法についても、ご紹介します。
食器を「ふく派」はこう思っている!
ライオンの調査では、洗ったあとの食器を「すぐにふいて片付ける」人は、女性が16.7%、男性が18.9%※1と、「ふかずに乾くまで置いておく」よりも少数派でした。
- 1 ライオン調べ、20~50代既婚、男性328名、女性484名、2020年12月
食器をふく理由としては、
●キッチンをスッキリさせたいから。出しっぱなしが嫌なので
●大きいものはじゃまなので、置いておけないから
●水切りカゴに入りきらないから
など、キッチンを片付けたいという理由のほかに、
●濡れたまま置いておくと、雑菌が繁殖しそうだから
●自然乾燥して「水滴あと」を付けたくないので
●ふいた方が衛生的だから
●ふくことで洗い残しなどがわかるから
など、衛生面からも、食器を置いておくのは清潔ではないと考えている人もいました※2。
- 2 ライオン調べ、20~60代の男女877名、2020年12月
ふく道具としてあげられたのは、「ふきん」または「ペーパータオル」。なかでも、「ペーパータオルのほうが清潔な感じがする」という意見もありました。
確かに、食器をふいて片付けてしまうと、キッチンはゴチャつきが解消されてスッキリ!次の調理も、気持ち良くスタートできそうです。
食器を「ふかない派」はこう思っている!
一方で、洗ったあとの食器を「ふかずに乾くまで置いておく」人は、女性が50.0%、男性が35.1%※3という結果でした。
- 3 ライオン調べ、20~50代既婚、男性328名、女性484名、2020年12月
食器をふかない理由としては、
●面倒くさいから
●そのまま置いておけば自然に乾燥するので
●食器棚がないのでそのまま置いておく
●よく使う食器を水切りカゴからすぐに取り出せる
など、自然乾燥のほうがラクという理由のほかに、
●すぐふくと、ふきんがビショビショになるから
●ビショビショになってしまったふきんでふくより、自然乾燥のほうが衛生的
●ふきんの消毒が面倒
など、ふきんでふくより、自然乾燥のほうが衛生的という意見も多数ありました※4。
- 4 ライオン調べ、20~60代の男女877名、2020年12月
本当は、食器を片付けてキッチンがスッキリした方が良いけれど、ふくのは面倒だし、ふきんを使うのは衛生的でない感じがするから自然乾燥している…というのが、「ふかない派」の本音のようです。
「ふきんには菌がいる」はホント
「ふく派」は「食器がいつまでも乾かないのは清潔ではない」と考えていますが、「ふかない派」からは、「ふきんでふくより、自然乾燥の方が衛生的な気がする」という声が多く聞かれました。
ふきんは、本当に清潔ではないのでしょうか?
当社社員の家庭で前日使用したふきんをそのまま回収して調べたところ、ふきん100cm2あたりの生菌数が100万個いるケースも!菌のついているふきんでふくと、食器に菌が移ってしまうこともあります※5。
- 5 当社モデル試験結果による。菌の移りやすさは、ふきんに含まれる菌種や菌数、ふきんの含水量により異なる。
ふきんを使ったら、湿ったふきんをそのまま放置するのはNG。使用のたびにキレイに洗ってよく乾燥させ、清潔な状態で使うことをおすすめします。
水切りカゴは置かないのが理想!?
使用後洗わずにただ乾かしただけのふきんでふくよりは、自然乾燥のほうが衛生的といえそうですが、食器を出しっぱなしなので、キッチンがスッキリ片付かないというデメリットもあります。
水切りカゴにどっさり食器がたまっていると、ストレスを感じるという人も多数。本当は洗った食器はササッと片付けて、水切りカゴも置きっぱなしでない方がスッキリしますよね。
アンケート調査の結果では、キッチンに水切りカゴを「できれば置きたくない」と思っているのは男性よりも女性の方が多く、女性では42.4%を占めています。でも実際には、自然乾燥させる場所が必要なので、約3/4の人が水切りカゴを使っているようです※6。
- 6 ライオン調べ、20~60代女性、578名、2020年12月
水切りカゴを使っていない場合は、食器乾燥機の他に、水切りトレー(シンク上に渡すタイプ)、水切りマット、タオルなどで一時的に水を切っているようです。
食器を速く乾かすポイント
「ふく派」も、「ふかない派」も、食器を衛生的に早く片付けたいという点は共通していました。
もし、洗った食器を速く乾かすことができれば、「ふく派」はふきんがビショビショにならずにすむし、「ふかない派」は水切りカゴやマットから食器を早く片付けて、キッチンをスッキリ清潔にすることができますね。
食器を速く乾かすには、以下のようなコツがあります。
食器を速く乾かすポイント
1 汚れをていねいに落とす
2 すすぎにお湯を使う
3 水切りカゴの食器の風通しをよくする
4 食器の乾きが速い洗剤を選ぶ
水切りカゴの食器の置き方などをすでに工夫している方も、使用する洗剤によって、食器が乾くスピードに違いがあることをご存じですか?
食器用洗剤「Magica速乾+ カラッと除菌」は、水がすばやく切れて、乾くスピードが格段にアップするので、おすすめです。
食器が速く乾くと、ふきんでふくのは、食器の縁や段差(糸底)などに残ったわずかな水滴だけで済みます。翌朝まで自然乾燥させていた人も、その日のうちにスッキリ片付けられるようになりますよ。
ちょっとした工夫で、食器を乾かす時間をスピードアップさせて、ササッと清潔に片付けられるといいですね。
この記事を作成・監修した
マイスター
リビングケアマイスター
杉本 美穂
すぎもと みほ
家事関連の製品企画、マーケティングを約20年、生活者向け講習会などを約10年経験してきました。
毎日大変な料理や食事の後片付けなどを手早くラクにできるように、わかりやすくお伝えしていきます。
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