育児中のママに聞いて欲しい! 手洗いと衛生に関する先輩ママの本音

育児中のママに聞いて欲しい! 手洗いと衛生に関する先輩ママの本音

「子どもが産まれてから手洗いの回数が増えた」と半数以上のママが答え、また8割以上のママが「手を洗わなくてはと思う場面が増えた」と感じています。赤ちゃんが健康に育つためにママの衛生意識への関心は高まりますが、むやみに不安になって手洗いをしすぎるのは逆効果。適切なタイミングでの手洗いを習慣づけましょう。

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子どもが産まれると気になるママの「衛生面」

子どもが産まれて、「家中の衛生面が気になるようになった」というママは多いのではないでしょうか? 赤ちゃんが触れる食器やテーブルはもちろん、特に直接赤ちゃんの肌に触れたり、ものを食べさせたりする「手」は、清潔かどうかいつも気になりますよね。

とはいえ、過剰な心配は楽しい子育てライフをちょっぴりネガティブにしがち。今回は、先輩ママに聞いた「手洗い」に関するアンケートデータを紹介しながら、「手洗い」や「除菌」との上手なつきあい方を考えてみました。

ママが気になる「手洗い」と「除菌」の実態

今回、2歳〜4歳の子どもを持つ母親100人にアンケートを実施。「子どもが産まれて、衛生意識や行動に変化はありましたか」という質問に対し、以下の結果が得られました。

1.手洗いの回数が増えた……54人
2.手洗いのとき、水洗いだけでなくハンドソープを使う割合が増えた……52人
3.除菌という言葉に敏感になった……44人
4.菌や汚れが心配なので、掃除をまめにするようになった……36人
5.自分だけでなく、人の菌や汚れも気になるようになった……32人

また、「お子さんが生まれたことで、手を洗わなくてはと思う場面が増えたか」という質問に対し、8割以上のママが「増えた」と答えています。子どもが生まれ、「除菌」を気にするようになったママのほとんどが、頻繁に手洗いをするようになっていることがわかりますね。

先輩ママが感じる「一番敏感だった時期はいつ?」

では、先輩ママたちが特に頻繁に手洗いをしていたのは、子どもが何歳になるまでなのでしょうか?

Q.お子さんが何歳になるまで、頻繁な手洗いを続けていましたか?

Q.あなたは、以下のそれぞれの時期に手洗いをどれくらい重要と考えていましたか?

半数以上のママが「子どもが1歳くらいになるまでは、頻繁に手洗いをしていた」と答えています。手洗いをどれくらい重視していたかのアンケート結果からも、出産直後は手洗いが「非常に重要」「かなり重要」と感じているママが7割近いことがわかります。赤ちゃんが産まれてからすぐに、手洗いへの意識が高まっているのですね。

データからは、「子どもの成長とともに手洗いの頻度が減った」とも言えるかもしれませんが、実際は子どもが大きくなってからも手洗いを続けている人が多いことがわかります。子どもが大きくなっても、子育て中のママが子どもの衛生面に敏感であることを示していますね。

肩の力を抜いて考えよう! 上手な手洗いとの付き合い方

衛生面への関心が高まるのは、ママとしての役割をしっかり認識しているからこそ! 赤ちゃんが健康に育つために、ママができることをしてあげたいですよね。とはいえ、ママだけが必要以上に気にして、むやみに不安になって手洗いをしすぎてしまうのも考えもの。センシティブになってしまっては、毎日が辛くなってしまいます。自分にとっての「ちょうどいい」付き合い方を見つけていきたいですよね。

先輩ママのアンケートから見えてきた! 「手洗い」「除菌」との付き合い方

先輩ママたちは、「手洗い」や「除菌」とどのように付き合ってきたのでしょうか? これから子どもを産むお母さんに向けてのアドバイスをご紹介します。

「手洗いうがいという基本的なことをするのが大切だと思います」(40代 / 4歳女児のママ)
「一人目は神経質になりすぎるといいますが、それでも私はいいと思います。それでお母さんが少しでも安心できるのですから」(30代 / 3歳女児のママ)
「手軽に除菌できる商品が沢山あるから、自分が使いやすいものを選んで使ってほしい」(30代 / 3歳男児のママ)
「気にしすぎてもつらい」(30代 / 2歳女児のママ)
「今思うとそこまで過剰に気にしなくても大丈夫だった気もしています」(30代 / 4歳男児のママ)

みんな、最初は気にするけれど、後から振り返るとこんなことを感じているのですね。「清潔にしておかなければ!」と繊細に考えすぎるよりも、授乳やご飯の前、おむつを替えたあとは必ず手洗いをするなど、適切なタイミングでの手洗いを習慣づけるといいのかもしれませんね。

また、家族の協力も大事です! パパやおじいちゃん、おばあちゃんにも協力してもらえるよう、家族で手洗い・除菌に関して話し合ってみるのもおすすめですよ。

TEACH ME, MEISTER!
教えてマイスター!

〜先輩ママに学ぶ、家族で衛生を考えるための秘訣とは?〜

ずばり、パパにも意識してもらうこと。ママだけが気を使っていても、実際にパパが帰宅後に手を洗わなかったり、髪や物を触った手で子どもに触れたり、マスクをせずにくしゃみをしたり……など、パパの行動が気になるママも多いようです。パパにも気をつけてもらえるよう、伝えましょう。家族で行う手洗い習慣が、そのまま大きくなっても子どもの習慣となるように、みんなで考えてみましょう。

この記事を作成・監修した
マイスター

浅野 ほたか

衛生マイスター

浅野 ほたか

あさの ほたか

界面活性剤の基礎研究14年、身体洗浄・消毒(手、身体、毛髪)や台所用洗剤、調理分野の製品開発17年と、およそ30年間研究に携わってきました。
これまでの経験を活かし、生活における様々なシーンでの衛生に関わる情報をわかりやすく発信していきます。

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