実は見落としがち!スキンケアやメイク前の見直すべき手洗い習慣

実は見落としがち!スキンケアやメイク前の見直すべき手洗い習慣

汚れた手や指で化粧品を使うと、指に付着した細菌が入り中身が変質することがあるって知ってますか?一方、ネイルをした爪の裏側はしていない爪よりも汚れがたまりやすく、両手の指の分を合わせると、共用トイレの入り口ドア付近と同じくらいの汚れがついていました。化粧品を使う前にもしっかり手を洗いましょう。

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「清潔習慣」を見直そう

ジメジメする梅雨や夏は、細菌が増殖しやすい季節。肌をうるおしたり、美しく見せたりしてくれる化粧品は細菌にとってはごちそうです。いつも使っている化粧品の中で知らない間に細菌が増えている…などということが起こらないよう、「清潔習慣」を見直してみましょう。

清潔な指で「化粧品」を使う

「化粧品」を汚れたままの手や指で使うと、指に付着した細菌が入ってしまい中味が変質することもあります。また、汚れがついたままの指で肌に触ることは、ニキビを悪化させるなどの肌トラブルの引き金にもなりかねません。それほど汚れていないように見えても、外出後やパソコンを使ったあとの手は想像以上に汚れています。スキンケアやメイクの前にもていねいな手洗いを忘れずに行いましょう。

キレイな「ネイル」でも裏側の汚れに要注意

女性の気分を上げる強力アイテム「ネイル」。季節やファッションに合わせてデザインや色をアレンジしたり、見ていたりするだけで楽しくなりますよね。しかし、スキンケアやメイクの前には注意が必要です。

爪の裏側についている汚れの量を測った※1ところ、ネイルをした爪の裏側はしていない爪よりも汚れがたまりやすく、両手の指の分を合わせると、共用トイレの入り口ドア付近と同じくらいの汚れ※2がついているという結果になりました。

ネイルをした爪は、していない爪より長めであること※3が汚れがたまりやすい原因になっているようです。

キレイな「ネイル」でも裏側の汚れに要注意

爪の裏側に付いた汚れの量

爪の裏側に付いた汚れの量

  • ※1 両手の爪の裏側に付着した汚れをATPふき取り検査法で測定。ATPふき取り検査法:微生物や食物の細胞に存在するATPを計測する方法。生物由来の汚れを検出できるため、器物の汚染調査、清浄度調査に使用される。(この測定法は、生物由来の汚れの測定は可能であるが、特定の菌の測定はできない)
  • ※2 2012年2月ライオン実施、50人程度が使用するオフィスのトイレを計測
  • ※3 ジェルネイル施術者(n=5)の爪先(爪が伸びて指から離れた白く見える部分)の長さは施術なしの人(n=7)よりも平均3.5mm長かった。

ネイルありの「指先」をキレイに洗う方法

指先や爪の間は、手のひらの上に石けんやハンドソープの泡をのせて、反対側の手の指先をその手のひらの上でくるくるとこするようにして洗います。

爪が長くて、この洗い方では汚れが落ちにくい時には、爪ブラシを使うと効果的です。

使用後の爪ブラシは、石けんでよく洗いブラシの毛の側を下にして水を切りましょう。

爪の裏側の汚れには要注意!化粧品を使う前にも手を洗いましょう。汚れを落としにくい爪まわりは、最初から泡で出てくるタイプのハンドソープを使うと洗いやすいのでオススメです。

ネイルありの「指先」をキレイに洗う方法

この記事を作成・監修した
マイスター

藤井 日和

衛生マイスター

藤井 日和

ふじい ひより

衛生・健康分野やお洗濯分野の製品開発や生活情報の開発に約25年携わってきました。
これらの経験を活かし、日々のくらしで感じる衛生への不安を解消する情報をお伝えしていきます。

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