「血流促進」で肩こりと痛みを改善
つらい肩こりを和らげたいなら、肩こりの主な原因である血行不良を改善することが大切です。改善するポイントは4つ。1つ目は「患部を温める」。2つ目は「お風呂に浸かってからだを温める」。3つ目は「マッサージやストレッチをする」。4つ目は鎮痛消炎成分や血流促進成分を配合した「市販の塗り薬や貼り薬を使う」ことです。
肩こりの原因は「血行不良」
皆さんは、肩こりに悩まされていませんか?肩こりの主な原因である「血行不良」を放っておくと、さらに血流が悪くなってしまいます。そんな悪循環を断ち切るために、今回は日常の中で気軽にできる「血流促進」の方法をご紹介します。
血行不良を改善する「4つのポイント」
1.患部を温める
蒸しタオルなどで患部を温め、肩の筋肉の血流を良くしましょう。カイロで温める場合、長時間当てていると低温やけどを起こすことがあるので注意してください。
2.お風呂に浸かってからだを温める
血流を促進するためには、シャワーですまさず、ゆっくりお湯に浸かってからだを温めましょう。40℃前後のたっぷりのお湯に首まで浸かると浮力が得られ、からだを支えて緊張していた筋肉もほぐれます。
ただし、心臓が弱い方や高血圧の方には水圧が負担になることがあります。心配な方は全身浴を避けて、みぞおちまでお湯に浸かる半身浴がおすすめです。
3.マッサージやストレッチをする
痛みやだるさ、重さを感じるところを軽くもんだり、首から肩、背中にかけての筋肉を伸ばしたりしましょう。
4.市販の塗り薬や貼り薬を使う
肩や首のこりを放っておくと、さらに血流が悪くなって痛みを感じるようになります。その痛みを鎮めるには、鎮痛消炎成分フェルビナクやインドメタシンなどに加えて、血流を促進するアルニカチンキやビタミンEを配合した塗り薬や貼り薬が効果的です。一般的に慢性の肩こりには温感タイプが良いとされますが、説明文書をよく読んだ上で、自分に合うものを選びましょう。オフィスなど外出先での肩こりやその痛みに今すぐに対処したいという時は、携帯できる塗り薬が便利です。
ひどい痛みの時は「鎮痛薬」も
痛みがひどくて我慢できない時は、「鎮痛薬」を服用するのも1つの方法です。ただし、鎮痛薬が体質的に合わない、効かないという方は、医師や薬剤師に相談しましょう。
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すぐ病院へ行った方がいい「痛み」は?
「いつもの肩こりと違う」と感じたら病院へ
「腕や指先までしびれる」「寝ていても痛みで目が覚める」「同じところがずっと痛む」…こんな症状がある場合は、たんなる筋肉疲労ではなく骨や神経に関係した病気の可能性があります。
「いつもの肩こりと違う」と感じたら、迷わず整形外科の診察を受けることをおすすめします。
長期にわたって「症状が回復しない」場合も医師に相談
市販の塗り薬や貼り薬を5~6日使用しても、「症状が回復しない」場合は、使用を中止し、医師などに相談しましょう。
この記事を作成・監修した
マイスター
ヘルスケアマイスター
芳賀 理佳
はが りか
くらしを彩る製品の香りの研究・開発、および身体洗浄剤・制汗剤の開発に約25年携わってきました。
快適な毎日が過ごせるよう、からだの健康・美容に役立つ情報をご紹介していきます。
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