嫌な匂いが残っている?柔軟剤の香りを上手に引き出すお洗濯のコツ
柔軟剤を入れているのに嫌な匂いが残っていると、お悩みではありませんか?もしかすると、使い方を間違えているかも知れません。柔軟剤の香りを引き出すためには、まず柔軟剤専用の投入口に入れることが鉄則。さらに、汗や生乾き臭などのニオイをしっかり落とすこと、脱水後はすぐに干すことも大事です。最近は、柔軟剤をまぜ合わせ、オリジナルの香りを作るのも人気です。
洗濯物を取り込む時、朝、衣類に袖を通す時、急ぎ足で駅まで向かう時…ふとした瞬間に洗濯物や自分の衣類からふわりと感じる香りは、気持ちをなごませてくれますね。
柔軟剤の良い香りを上手に残すためには、お洗濯の時に気をつけたいポイントがあります。さらに香りをもっと楽しみたい人には、柔軟剤をミックスしてオリジナルの香りに配合するという進化した使い方も登場!お気に入りの柔軟剤の香りを楽しむためのコツをお伝えします。
要注意
柔軟剤の香りの強さの感じ方は、個人差があります。使用量の目安を参考に、周囲の方にもご配慮いただきながらお使いください。
柔軟剤の「香り」を楽しむ生活が定着
皆さんは、柔軟剤をどのような目的で使っていますか?
柔軟剤には「衣類をやわらかく仕上げる」「静電気を防ぐ」「部屋干し臭のニオイを防ぐ」「洗濯じわを防ぐ」など、様々な働きがあります。こうした効果への期待に加え、衣類に自分好みの香りをつけるために使うという人も多くなっています。
そこで、今回は柔軟剤の香りに着目!良い香りをしっかり引き出すためのお洗濯のポイントをご紹介します。
柔軟剤の香りを引き出すお洗濯のコツ
柔軟剤本来の香りをきちんと残すためには、お洗濯の時におさえておきたいポイントがあります。
1 柔軟剤は「専用の投入口」にセット
柔軟剤は、「専用の投入口」に入れることが大事です。洗剤と同じ投入口にセットしたり、一緒に洗濯槽の中に入れたりするのはNG。お互いの機能を打ち消しあってしまうため、柔軟剤の香りだけでなく、そのほかの機能も発揮されません。
全自動洗濯機の場合は、必ず「柔軟剤専用の投入口」にセットしましょう。
手洗いの場合は、すすぎ2回目の水に柔軟剤を入れましょう。
2 イヤな「ニオイ」はしっかり落とす
衣類にイヤな「ニオイ」が残っていると、柔軟剤本来の良い香りが楽しめません。ニオイが気になる場合には、消臭効果のある洗剤を使って、ニオイをすっきり落としましょう。
汗や皮脂、部屋干し臭などのニオイが普段のお洗濯で取れなくなってきたら、濃い目の洗剤液につけおきする「つけおき洗い」が効果的です。
3 脱水後はすぐに干す
脱水したあと、湿った洗濯物を洗濯槽に長時間放置していると、菌が増殖してイヤなニオイが発生することがあります。柔軟剤の香りを引き立たせるためにも、脱水が終わったらすぐに取り出して干しましょう。
なるべく早く乾かすことが、生乾き臭を予防するための大事なポイント。アーチ干しなど、干し方のちょっとした工夫で乾燥時間を短くすることができます。
「素材」によって香りの残り方が違う
柔軟剤の香りは、衣類の素材によっても残り方に差が出ます。
柔軟剤の香りが残りやすいのは、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維。化学繊維が使われていることの多い衣類の代表的なものといえば、機能性インナーが挙げられます。保温性にすぐれている、速乾性が高いなど、様々な特徴を持つインナーは、愛用している人も多いですね。こうした衣類を身につけている時は、ふわっと漂う香りを実感しやすいのではないでしょうか?
衣類によって香りの強さが違うと思ったら、素材に合わせて柔軟剤の使用量を調整してみてください。
「柔軟剤ミックス」で自分好みの香りに
柔軟剤の中には、2種類の香りをミックスさせ、様々な香りを楽しめるものもあります。いつも使っているお気に入りの柔軟剤の香りを少し変化させてみたい時、自分好みのオリジナルの香りを作ってみたい時におすすめです。
柔軟剤ミックスの詳しいレシピはこちらをチェック!
柔軟剤をミックスさせる時には、ボトルの中で混ぜ合わせるのではなく、柔軟剤ごとにキャップに計り取って、柔軟剤投入口で混ぜるようにしましょう。
花のような甘い香り、かんきつ系のすっきりとした香り、暖かみのあるウッディな香り…、香りもバラエティに富んでいる柔軟剤。お気に入りの香りをさらに自分好みにミックスして、世界にひとつだけの「私の香り」を衣類にふわっとまとわせるのもすてきですね。
なお、柔軟剤の香りの感じ方は、一人一人の好みによって異なります。使用量の目安を参考に、周囲の方に配慮することも忘れずに、気持ちよく香りを楽しんでくださいね。
TEACH ME, MEISTER!
教えてマイスター!
柔軟剤の香りはどうして長続きするの?
「陽イオン性界面活性剤」の働きによって香料を衣類へつきやすくするから
柔軟剤の香りを衣類に残すためには、香料成分をしっかり衣類に吸着させる必要があります。この吸着力を高めている成分が、「陽イオン性界面活性剤」です。香料は、一般的に油溶性の成分なので、香料だけをすすぎの水にいれても、衣類にはほとんど吸着しません。しかし、「陽イオン性界面活性剤」の親油基は香料となじむため、衣類に吸着する際に香料も同時に吸着してくれるのです。
また、香料成分は、はじめに立ちのぼってくる香りで揮発しやすい「トップノート」、中間の「ミドルノート」、揮発しにくく香りが残りやすい「ラストノート」で構成されています。香りが長く続くタイプの柔軟剤は、「ラストノート」が多く配合されているのも特徴です。最近では、香料をカプセルに閉じ込め、香りを徐々に出したり、こすって香りがはじけたりするタイプのものもあります。
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