これって常識?非常識?パートナーとの生活習慣ギャップ特集 VOL.3お風呂の過ごし方はこんなに違う!?パートナー驚きの「お風呂習慣」集めてみた
同棲や結婚をきっかけに、相手の生活習慣を知ってびっくりする...そんな「珍常識」エピソードを紹介する企画の第3弾。今回のテーマは「お風呂」編。パートナーの入浴時の珍行動やからだの洗い方、お風呂まわりの共用スペースをお互いが気持ちよく使うための工夫などを集めました。さらに、おすすめの入浴法やお掃除のコツなど、ライオンのマイスターからのアドバイスもあわせてご紹介。パートナーとお風呂を快適に共有するために、ぜひ参考にしてみてくださいね。
…このように、お風呂の入り方やお風呂場でのこだわりなど、パートナーとのギャップにびっくりすることはありませんか?
パートナーとの生活習慣の違いを調査する本企画。今回はお風呂にまつわるアンケート調査を実施!一緒に住んでいても、相手がお風呂でどんな過ごし方をしているかまではわからない、という人も多いようです。入浴習慣に加え、お風呂場から洗面所・脱衣所の使い方、さらにはパートナーと快適に共用スペースを使うためのアイデアなど、皆さんから集まったエピソードをご紹介していきます!
からだの洗い方が個性を生む?パートナーもびっくりの入浴習慣
最初に紹介するのは、パートナーとの入浴習慣のギャップについて。毎日一緒にお風呂に入る…そんな習慣を持つパートナーでない限り、相手の入浴の様子をじっくり見る機会なんて、そうそうありません。そのためか、快適なお風呂の温度設定の違いや、からだの洗い方にビックリ!という回答が多くを占める結果になりました。
中でも、気になる回答はこちら。
みんなの回答は…
●「ずっとナイロンタオルを使ってからだを洗っていたので、パートナーが、からだを手で洗っていることを知ってビックリしました」(30代・女性)
●「パートナーはお風呂で足を洗う時、両足を交互に重ねながら洗っています。『なぜ、手で洗わないの?』と聞いたら、『からだの中で一番汚れている場所だから足同士で洗う』という答えが返ってきました」(60代・女性)
●「パートナーがお風呂場の床にしゃがんで、からだや頭を洗っていたことに衝撃を受けました。理由を聞いてみたら、『立って洗うと泡が広範囲に飛び散るから』という回答が返ってきました。それにしても、お風呂マットや椅子を使わずに洗うってどうなの?」(40代・女性)
ゴシゴシ洗ってさっぱりしたい人もいれば、肌荒れを気にして優しく洗う人もいたり。からだの洗い方で、その人の個性が出るのかも…?
からだの洗い方に関する豆知識をヘルスケア分野の芳賀マイスターに聞きました!
肌のトラブルがなければ、手で洗ってもナイロンタオルで洗ってもいいかと思います。
ただ、肌の乾燥が気になっている時には注意が必要です。硬いタオルでからだをゴシゴシと洗うと角層の表面が傷つき、肌のバリア機能が破壊されて、肌本来のうるおい成分であるNMF(天然保湿因子)が外に溶け出して水分が蒸散しやすい状態になってしまいます。
そのような時は、ボディソープをしっかり泡立てて優しく手で洗うことをおすすめします。
タオルやスポンジを使用する場合は、やわらかい素材を選び、ボディソープや石けんをもみ込むようにしてよく泡立ててから、なでるようにやさしく洗いましょう。最初から泡で出てくるボディソープを使うと便利ですね。
また、足の洗い方に関する回答がありましたが、実は足の指と指の間をきれいに洗えていない方は多いんです。足の指と指の間に汗や垢などが溜まると、ニオイを発生しやすくなります。寒い季節はブーツなどを履くことで、足のニオイを気にする方も多いと思いますので、足の指の隅々までしっかり洗うことを意識してみてください!
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パートナーの入浴時間が長いと思っていたら…お風呂での珍行動編
続いて、入浴中の変わった行動に関する意見を集めてみると、自由気ままに長風呂を楽しんでいる回答が多く見られました。
みんなの回答は…
●「妻が、お風呂で湯船に浸かりながら本を読んでいたこと。当時はお風呂で本を読む発想が無かったからびっくりしました」(30代・男性)
●「パートナーがお風呂場で熱唱していてびっくりした」(20代・女性)
●「聞き慣れない音がすると思って覗いてみると、パートナーが浴室でリコーダーを吹いていました」(20代・男性)
アンケート回答を見ると、「パートナーが長風呂で自分との入浴時間の差に驚いた」といった意見が多く集まりました。皆さん独自の方法でお風呂時間を楽しんでいるようですね。
湯船に浸かることの効果や注意点について、芳賀マイスターに聞きました。
入浴時間が短い人にとって、湯船に浸かりながら本を読むような長風呂はびっくりするかもしれませんよね。(リコーダーはびっくりですね…笑)
湯船にゆっくり浸かることは、「汗腺トレーニング」の効果があるんです。冬場はもちろん、最近は夏でもエアコンの効いたところで過ごすことが多くなったり、運動する機会が減り、汗をかくことが減っていると言われています。
汗をかく機会が少なくなると汗腺の機能が低下しやすくなり、ミネラル分の多いベトベトとした汗をかくようになってしまいますので、お風呂で汗をかく習慣をつけておくといいでしょう。
ただ、からだを温めたいからと、熱すぎるお湯に浸かると肌の乾燥を引き起こす可能性もあります。肌の乾燥が気になる場合は、浴槽にスキンケア系の入浴剤を入れ、38~40℃のお湯にゆっくり浸かるのがおすすめです。
お風呂に入る前後はどうしてる?清潔のギャップを生みやすい洗面所・脱衣所
お風呂だけではなく、洗面所・脱衣所の使い方はどうなっているのでしょうか?アンケートで見られた珍行動をご紹介します!
みんなの回答は…
●「パートナーは坊主なのですが、毎晩きちんとドライヤーをしているので、最初はびっくりしました。頭皮のためにいいらしいのですが…意識が高すぎです(笑)」(40代・女性)
●「入浴後、脱衣所ではなく浴室内でからだをある程度ふいてから出るのが変だと言われました。足ふきマットがびしょびしょになるのが嫌いなんです」(30代・女性)
●「パートナーが顔を洗った後、みんなが手をふくタオルで顔をふいていてびっくりしました。もちろんやめてと言いました(笑)。お風呂上がりのタオルは何を使っているんでしょうか…!」(30代・女性)
からだをキレイにするお風呂場だけでなく、洗面所や脱衣所も、できる限り清潔に保ちたい!という意見から、パートナー同士の衛生意識のギャップが生まれるという意見が多く見られました。
そこで芳賀マイスターと、お掃除分野の吉井マイスターに、洗面所・脱衣所を清潔に保つためのポイントを聞いてみました!
洗面所の「手をふく用のタオル」はこまめに取り替えていますか?濡れたままのタオルを長時間放置しておくと、細菌が増殖して、乾いたあとも細菌が残っている可能性があり、衛生的とはいえません。
おうち時間が増えるにつれて、洗面所を使う頻度も上がっているので、タオルは見た目では汚れていなくても、こまめに取り替えるようにしましょう!
洗面所がいつもキレイだと気持ちがいいですよね。そうはいっても、こまめに掃除するのは面倒…という方におすすめしたいのが「光を意識したポイント掃除」です。
蛇口などの金属類や鏡など、本来光っているものをきれいにすると、それだけで洗面所全体の印象がアップすると思いますよ。急な来客で全部掃除する時間がない!といった時にもおすすめです。
実はパートナーのひと工夫に救われていた!入浴中のひと手間編
続いては、お風呂場を清潔に保つために入浴中に実践している「ひと手間」を集めました。
洗面所・脱衣所以上に、お掃除が大変…となりがちなお風呂場ですが、パートナーと共有する場所は清潔をキープしたいものです。
皆さんはどんな工夫をしているのでしょうか?
みんなの回答は…
●「シャワーでお風呂全体を流したあとに、椅子をあげて、物が床に触れないようにしています」(20代・女性)
●「お互い浴室を出る前に、壁などに熱湯をかけてから冷水をかけて、カビ対策をしています」(20代・女性)
●「お風呂と洗面所の窓を開けて換気をするようにしています」(30代・男性)
アンケートの回答で共通していたのは、カビ対策。カビのお掃除はかなりやっかい…。入浴後のちょっとした工夫で、対策を心掛けているようです。
皆さんの家庭では、どのようなひと手間をかけていますか?吉井マイスターに、入浴後にできる簡単で効果的なカビ予防について聞いてみましょう!
カビは、「温度・水分・栄養(汚れ)」の3要素がそろうと増殖しやすくなるので、これらを取り除くようにすれば、カビ予防につながります。具体的には、お風呂上がりに、湯が残っている湯ぶねにはフタをする、壁や床に飛び散った汚れはお湯をかけてすすぐ、換気する、などの対策を習慣化しましょう。
アンケートでは「熱湯をかけてから冷水をかける」というコメントが寄せられていましたが、実は冷水をかけると水滴が壁面などに残りやすくなってしまい、かえってカビが増殖しやすい環境を作ってしまうことも。よって、お湯ですすぐのがおすすめなのですが、熱湯だと火傷の恐れがあるので、シャワーを浴びるときと同じくらいの温度がいいでしょう。
また、入浴後に換気扇を回すことも大切です。効率よく換気するために重要なのは、実は「お風呂場のドアにある通気口」なんです。
新しい空気が入ってこないと換気はできません。浴室のドアにある通気口は空気を取り入れる重要な役割をしていますが、汚れが溜まりやすい場所でもあります。こまめに掃除をして通気口がふさがらないようにしておきましょうね。
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常識のズレはこうして乗り越えた!価値観の違いを乗り越えるための考え方とは?
最後に、お風呂・洗面所まわりの使い方でギャップが生まれた時、皆さんはどのように乗り越えているのか?具体的な行動や考え方を集めてみました。
パートナーや家族と心地よく共用スペースを使っていくための努力やさまざまな考え方が寄せられました!
みんなの回答は…
●「『汚れてる』と言うだけでなく、気づいたら掃除してほしいと声掛けをしていました。結果的にこまめに掃除をやってくれるようになりました」(40代・女性)
●「水分をふく雑巾を置いておき、濡れたらそれを使ってお互いに不快のないようにする。それが思いやりですね」(30代・男性)
●「育ちが違うと習慣も違うので、相手の行動を尊重し、相手の好きなようにしてもらっています。そのせいか自分も、洗面所や脱衣所の使い方に関してパートナーに指摘されたことはありません!」(40代・男性)
皆さんの工夫で見えてきたのは、「コミュニケーション」と「パートナーへの配慮」。
「言わなくても、察してよ」と思うことも多々あるかもしれませんが、言葉にしてちゃんと伝えることで、お互い気持ちよく過ごせそうですね。
パートナーを思いやる気持ちを忘れずに、ちょっとした配慮や尊重があれば、生活習慣や価値観の違いを埋めることができるかも?
マイスターのコメントやアンケート結果を参考に、お互いが気持ちよく生活できるようなお風呂場・洗面所まわりのルール作りをしてみるのはいかがでしょうか。
イラスト:フジワラアイ
【アンケート概要】
●調査期間:2021年9月
●調査対象:20~60代男女 延べ1173人
「パートナーとの生活習慣ギャップ特集」シリーズは下記をチェック!
この記事を書いた人
ヒラヤマヤスコ
編集者・ライター・料理人。飲食やローカルコンテンツをテーマにWebメディアや雑誌などで執筆活動をしたり、料理人としてポップアップの酒場をイベント開催したりしている。現在、京都と逗子を行ったり来たりする二拠点生活中
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