「防カビくん煙剤」で先手を打つ!お風呂のカビ予防のコツ
お風呂のカビは、生えてから「取る」より「防ぐ」ほうが実はカンタンでラク!実際、カビを取るよりも予防に力を入れる人が増えています。そんな人にぜひ知っておいて欲しい「カビ予防のコツ」を紹介します!
お風呂場のカビは「黒くなる前に予防!」がトレンド
浴室で黒カビが生えてしまうと、カビ取り掃除はとても大変で面倒ですし、黒カビとの“いたちごっこ”にはうんざりですよね。
実は近年では、「カビ予防に力を入れている」派が増えていて、4割を超えているのです。
(ライオン調べ、20~60代既婚女性、n=2,479(2013年)、n=2,337(2017年))
予防派がカビ予防に力を入れる理由は、「カビが生えてからではなかなか取れないから」「カビが生えてから落とすより、予防するほうが手間がかからない」「キレイな状態をキープしておきたい」など。
そう、お風呂のカビは予防が大事!「取る」より「防ぐ」ほうがずっとラクですし、きれいな浴室をキープできるので気持ちがいいですね。
では、皆さんはどのようなカビ予防の対策をしているのでしょうか?
ライオンのアンケートでは、「換気する」「シャワーをかける」「防カビ剤を使う」などが上位に挙がりました。
(ライオン調べ、n=500、複数回答、2017年)
上記の方法は、どれも有効なのですが、実はちょっとしたコツを知っておくと、もっと効果的にすることができます。
ここでは、皆さんがよく行っているカビ予防の対策に対して、もっと効果的にできる「もうひと工夫!」のポイントをご紹介します。ご自分のしているカビ予防法をぜひチェックしてくださいね。
そのやり方をもっと効果的に!カビ予防のコツをご紹介
換気扇の効果をアップさせるには、ドアの通気口を掃除する!
換気扇を回していても、新しい空気が入ってこないと、十分に換気ができません。
ほとんどの浴室の扉には「通気口」がついていますが、通気口に汚れがたまっていると、換気の効率が悪くなってしまいます。竹串や小さめのブラシなどを使って、通気口の汚れをこまめに取り除くことが大事です。
通気口の位置や構造は浴室ドアのタイプによって異なるので、取扱説明書やメーカーのホームページで確認しましょう。上のイラストは、下のほうに通気口がある浴室ドアの一例です。
お掃除方法は「教えてマイスター! 」をごらんください。
換気で浴室のドアを開けるときは、「5㎝程度」で十分!
浴室から湿気を追い出すことだけ考えて、ついドアを全開にしていませんか? ドアを全開にすると洗面所の湿度が高くなってしまうので(場合によっては湿度100%になることも!)、今度は洗面所にカビが生える心配が。
浴室の換気扇を回したうえで、通気をサポートするという意味で、ドアは5㎝程度開ければ十分です。換気は換気扇に任せましょう。
お風呂上がりに壁にシャワーをかけるなら、お湯のシャワーがおすすめ!
浴室のクールダウンのために、お風呂上がりに壁や床などにシャワーで冷水をかけている方も多いと思います。
でも実は、冷水のシャワーをかけると浴室内に水滴が残りやすくなり、逆にカビが生えやすい環境を作ってしまう場合があります。
お湯のほうが蒸発しやすいので水滴は残りにくく、おすすめです。十分に換気をすれば温度も下がるので、お風呂上がりの冷水のシャワーは控えましょう。
防カビくん煙剤は、1回だけでなく、くり返し使うのが効果的
目に見えないカビの原因菌は浴室内のあちこちに潜んでいて、増殖の条件が揃うと成長して黒カビになります。だから、原因菌のうちに除菌すれば、黒カビの発生防止につながります。
浴室用の「防カビくん煙剤」は、容器に水を入れて床にポンと置くだけで、除菌成分を含んだ煙が浴室の隅々まで行き渡り、天井まで含めてまるごと除菌できるので、とってもカンタンで便利です。
防カビ効果は約2カ月間続くので※、2カ月に1回、定期的に使うのがおすすめです。次の使用をやめたり、忘れてしまったりすると、またカビが生えてきてしまうことも。せっかくカビ予防してもキープできないのはもったいないですから、次はいつ使用するか、カレンダーに書いておきましょう。
壁や床の掃除は、まとめてやるより、浴槽掃除のついでの「ちょこっと掃除」がお手軽!
浴槽は毎日洗っても、壁や床は先延ばしにしがちですよね。だからといって「やる気がある日にやればいいか」と思っていると、どんどん面倒になってしまいます。そこで、浴槽を洗うときについでに「ちょこっと掃除」をやってみませんか?浴槽を洗うとき、洗剤をかけたあと少し待つほうが汚れが落としやすくなるため、そのちょっとした待ち時間を有効活用してみましょう。
壁や床全面を一気に掃除するのではなく、「今日は壁のこの部分」「明日は床のこの部分」というふうに、エリアを区切って少しずつ洗っていけば、ちょっとした待ち時間で「ちょこっと掃除」できますよね。まとめ掃除もしなくてすむかもしれません。
日々のカビ予防の対策の中で、実は間違っていたことや、もっと効果的にできる方法はあったでしょうか?
防カビのコツを覚えて、キレイな浴室をキープしてくださいね!
TEACH ME, MEISTER!
教えてマイスター!
浴室ドアの通気口の掃除ってどうするの?
隙間に届きやすい、小さめの道具を活用しよう!
ここでは、ドアの下部についているタイプの通気口の掃除方法をご紹介します。
下の写真は、半年ほど放置して通気口にホコリがたまっている状態の通気口です。
隙間に届きやすい竹串やミニブラシなど、小さめの道具でホコリをかき出します。ここでは100円均一ショップで売っていたミニブラシを使いました。
最後にシャワーをかけて流すと、通気口がすっきりキレイになりました!
この記事を作成・監修した
マイスター
リビングケアマイスター
吉井 和美
よしい かずみ
掃除用洗剤の製品開発を約15年、技術者向けの情報発信を約5年経験してきました。
これまでの知識を活かし、掃除に前向きに取り組めるようなコツやノウハウをわかりやすくお伝えしていきます。
下記のコメントを削除します。
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