知ってるようで知らなかった!「冷凍と解凍」の基本知識

Meister5 face photo

LION リビングケアマイスター

杉本 美穂すぎもと みほ

キッチン
知ってるようで知らなかった!「冷凍と解凍」の基本知識

いつもの「冷凍」「解凍」を見直す

食材をまとめ買いしたとき、使いきれずに余ってしまったときなど、食材の保存に欠かせない「冷凍と解凍」には、ちょっとしたルールや、おいしく冷凍するためのポイント、食材に適した解凍方法があることをご存知ですか? おいしく食べるための「冷凍」「解凍」の基本をご紹介します。

「冷凍保存」のメリットを知る!

普段、皆さんが何気なく行っている「冷凍保存」には、様々なメリットがあります。まずは、冷凍保存の良いところを見直して、有効活用しましょう。

メリット1. 食材をムダなく使いきれる

生のままでは保存期間が短い食品(特に肉や魚など)を冷凍保存することによって、保存期間を延長でき、食材をムダなく使いきることができます。

メリット2. 調理時間を短縮できる

下ごしらえをして冷凍保存しておけば、調理の手間を大幅に減らせます。また、調理したおかずを冷凍しておくと、忙しい時に温めるだけで食べられます。

メリット3. 経済的

安い時にまとめ買いをして冷凍しておけば、節約になり経済的です。

冷凍保存の基本「6つのルール」を確認!

上手に冷凍保存するための「6つのルール」を、しっかりおさえておきましょう。

ルール1. 新鮮なうちに冷凍する

「残ったから」「そろそろ傷みそうだから」という理由で冷凍しがちですが、新鮮なものを冷凍した方がおいしく食べられます。冷凍する分をあらかじめ取り分けておくなど、おいしさのために「ポジティブな冷凍保存」をしましょう。

ルール2. 小分けにして冷凍する

使う時のことを考えて、1回に使う分量に分けて冷凍しましょう。冷凍時間も解凍時間も短くすることができます。

ルール3. 余分な水分を取る

 冷凍した時に「霜」がついてしまうのは、余分な水分がついているためです。「霜」がついていると解凍する時に、味が落ちる原因にもなります。クッキングペーパーなどでしっかり水分を取りましょう。

ルール4. 空気を抜いて冷凍する

食材は空気に触れると酸化し、傷みやすくなるので、できるだけ密閉することが大切です。ラップやジッパー付き保存バッグを使い、密閉して保存しましょう。その際、空気をしっかり抜いておくと冷気が早く伝わり、冷凍時間が短縮できます。

ルール5. 冷凍した日を明記する

冷凍することで保存期間が延びても、おいしく食べられる期間には限度があります。冷凍した日を明記して、いつ冷凍したかわかるようにしておきましょう。

ルール6. 急速冷凍する

冷凍に時間がかかると細胞が壊れて傷みやすくなり、解凍時にドリップ(解凍時に出る水分で、うまみや栄養分も含んでいる)が出やすく、おいしさが損なわれます。冷凍の温度設定を下げ、冷凍室に入れる時に金属製のトレイなどにのせると、温度の伝わり方が早くなりすばやく冷凍できます。

おいしく保存するための「冷凍前のひと手間」

ちょっとした「冷凍前のひと手間」で、食材の保存状態が良くなります。

1.「下処理」をしてから冷凍する…魚

「丸ごとの魚」は「内臓(わた)」や「えら」から傷みが進むといわれています。内臓やえらを取る「下処理」をして、よく洗い、クッキングペーパーで水気をふき取ってから保存しましょう。また、イカやエビも「下処理」をしてから冷凍します。

2.「調理用吸水シート」に挟んで冷凍する…魚、肉

「調理用吸水シート」は食材の表面の水分だけでなく、内部の余分な水分や臭みを吸い取りながら冷凍するので、冷凍時の肉や魚の組織破壊を防ぎ、おいしく保存できます。また、ドリップを吸収して、鮮度を保ちながら解凍することもできます。

下処理をした魚を調理用吸水シートで包む

3.「切ってから」冷凍する…魚、肉、野菜

解凍時の調理方法に合わせて「切ってから」冷凍すると、すぐ使えるので時短にもなります。

4. 冷凍する前に「火を通す」…肉、野菜

生のままでは冷凍保存できない野菜(ほうれん草など)も、茹でるなど「火を通す」ことによって、冷凍できるようになります。また、じゃがいもはそのまま冷凍すると食感が変わってしまいますが、茹でてつぶしておけば冷凍保存ができます。ひき肉は、そぼろにしてから冷凍すれば、保存期間が長くなります。

基本の「解凍」方法

冷凍した食材の味や栄養を損なわず、衛生的に「解凍」するにはいくつかの方法があります。食材の種類によって、適切な解凍方法を選びましょう。

1. 室温解凍…「そのまま食べたいものに」

キッチンの風通しの良いところに置くだけの、簡単な解凍方法です。「加熱した食材」「ソース」「タレ」「野菜」などに適しています。但し、暑い時期は食材が傷んでしまうため、冷蔵庫解凍にしましょう。

2. 冷蔵庫解凍…「鮮度や風味を落としたくないものに」

冷蔵庫内で時間をかけて解凍する方法で、「肉」「魚介類」の解凍に適しています。低温でゆっくり解凍することで、うまみや栄養分が含まれている「ドリップ」の出る量を少なくし、風味が落ちるのを防ぎます。

3. 流水解凍…「急いでいる時、大量に解凍したい時に」

ジッパー付き保存バッグのまま流水にさらし、解凍する方法です。食材に直接水が触れると、風味や栄養を損なうことがあるので、注意しましょう。

4. 電子レンジ解凍…「急いでいる時、温めまでしたい時に」

「ご飯」「スープ」など調理済みのものに適しています。生ものの場合は、加熱ムラができないように、解凍機能を使って短めに時間を設定し、様子を見ながら解凍しましょう。

5. 凍ったまま調理する…「すぐに使いたい時に」

料理によっては、凍ったままで調理をすることができます。特に、「野菜」を汁ものや炒めものなどの加熱調理に使う時におすすめです。また、貝類や干物も凍ったまま調理ができます。

LION おすすめの商品

みんなのコメント(0

この記事へのコメントを投稿してください。


関連するくらしのアイデア


みんなのハテナ

掃除、洗濯、健康・美容、オーラルケアに関する疑問について、暮らしのマイスターがお答えします

これまでに寄せられた悩みを見る >

質問するには
ログインが必要です

キーワードから探す


あわせて読みたい記事

LION おすすめの情報

人気のアイデア 週間ランキング


注目の記事

家事フェス
夫婦円満都市推進プロジェクト
災害時の清潔・健康ケア