もう家で見たくない!人のためのゴキブリ対策マニュアル

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LION リビングケアマイスター

吉井 和美よしい かずみ

お掃除
もう家で見たくない!人のためのゴキブリ対策マニュアル

ゴキブリ対策にはコツがあった

イヤ~な害虫の代表格、ゴキブリ。見た目の不快感もさることながら、菌やウイルスなどの病原菌を媒介する可能性もあり、衛生面でもしっかり退治したいところですね。
ところで、ゴキブリをよく見かけるのは夏ですが、撃退するには、実は「春」と「秋」の対策がとても効果的ということをご存じですか?
今回は、「いつ」「何をすれば」良いのか、季節ごとの対策を詳しくご紹介します。

※この記事では、ゴキブリの写真やイラストは使用していません。「ゴキブリが大の苦手!」「とにかく嫌い!」という方にも安心して読み進めていただけます。

活発に動き回るゴキブリを徹底退治!「夏」のゴキブリ対策

1年の中で、夏はゴキブリがもっとも活発に活動するシーズン。注意していてもどうしても出会ってしまうものですね。また、25℃を超えると繁殖も活発になり、卵を多く産むようになります。そんな夏の時期のゴキブリ対策をご紹介します。

夏対策1 ゴキブリに出会ってしまったら、「ひるまず、すばやく殺虫スプレー」

ゴキブリに遭遇してしまったら、ひるまず、すばやく「殺虫スプレー」で撃退しましょう。
そのために、殺虫スプレーはすぐ手に取れる場所や、ゴキブリをよく見る場所に置いておくのがポイント。しまい込むといざという時に使えず、ゴキブリを逃してしまいます。

・ゴキブリに逃げられてしまったら
いることはわかっているから、余計不安が増しますよね。そんな時は「くん煙タイプ」の殺虫剤がおすすめです。お部屋のすみずみまで殺虫成分が届くので、居場所のわからないゴキブリの退治に最適です。
くん煙に含まれる殺虫成分によってゴキブリが異常行動を起こすこともあり、冷蔵庫の裏など隠れ場所から這い出てきて死んでいることもあります。

また、見かけた場所は、「ゴキブリのいつもの通り道」かもしれません。次に出てきた時に退治できるように、「待ち伏せタイプ」の殺虫剤をスプレーしたり、「毒えさタイプ」の殺虫剤を置いたりして、罠を仕掛けておくのも効果的です。

夏対策2 できるだけ繁殖させない!徹底攻撃

夏は繁殖が活発で、卵を産む頻度も多く、孵化までの期間も短くなるなど、大量発生の危険がいっぱい。目の前に出てきた時に対処すればいいかな、と思っているうちに、ゴキブリが増えてしまっているかもしれません。繫殖させないために、「くん煙タイプ」の殺虫剤を活用して、お部屋まるごと駆除しましょう。卵の状態には効かないので、孵化する2~3週間後に、もう一度「くん煙タイプ」の殺虫剤を使うと良いでしょう。

夏対策3 活発な動きを逆利用

動きが活発ということは、罠にかかる可能性も高くなります。ゴキブリを見かけた場所やシンク下など潜んでいそうな場所に、「待ち伏せタイプ」の殺虫剤をスプレーしたり、「毒えさタイプ」の殺虫剤を置いたりする対策が有効です。どちらもスプレーするだけ、置いておくだけなので簡単です!

罠を仕掛けるのは、以下のような場所が有効です。

・キッチンのシンク下
・冷蔵庫の周辺
・ガスコンロの下
・壁と食器棚の隙間など、ゴキブリの通りそうな隙間
・ゴキブリを見かけた場所

また、ゴキブリは屋内と屋外を行ったり来たりしていて、活動が活発な夏は、その頻度も増えます。屋外に出て行ったゴキブリが再び戻れないよう、侵入口になりえる、以下のような場所に「待ち伏せタイプ」の殺虫剤を使い、その上を通ったゴキブリを退治。侵入を阻止しましょう。

・サッシ
・ドアの隙間
・通気口
・換気扇

殺虫剤の使い方はこちらをご覧ください。

夏に出会わないためには、実は「春」と「秋」の対策が効果大!

まだまだと油断している春。ゴキブリが頻出する夏が終わりホッと息つく秋。しかし、ゴキブリ駆除の最大のポイントはこの「春」と「秋」にあるといっても過言ではありません!先制攻撃で繁殖を防ぐ春の対策、生き残りを駆除して越冬させない秋の対策で、その後の遭遇率がグッと減らせるのです。それぞれの対策を詳しくご紹介します。

敵を知れば、対策がわかる!

家の周りに出没するゴキブリは、主に次の2種類です。どちらも雑食性で、サルモネラ菌や大腸菌などの病原菌を保有している可能性がありますので、十分注意が必要です。

・クロゴキブリ
家庭で一番よく見かけるゴキブリで、屋外と屋内を行ったり来たりして暮らしています。
関東から九州地方でよく見かけます。

・チャバネゴキブリ
その名前の通り茶色で、クロゴキブリよりやや小型。飲食店で見かけるのはこのタイプです。熱帯性のため寒さに弱く、屋内でしか生息できません。

※念のためゴキブリの姿を確認したい方はこちら

ゴキブリの季節ごとの暮らし方に応じたベスト対策はこれ!

敵を知れば百戦危うからず!ゴキブリの季節ごとの暮らし方と、それに応じたもっとも効果的な対策のポイントをかいつまんでご紹介します。

<ゴキブリの暮らし方と季節ごとのベスト対策 年間カレンダー>

ここからは、一般的に家庭で見かけるクロゴキブリを中心に対策を説明していきます。

秋のゴキブリ対策は、「卵を産ませない!生き残りをやっつける!」

ゴキブリは主に、秋に生んだ卵か幼虫の状態で冬を迎え、寒い間は成長を止めじっとしています。翌年の春に暖かくなると成長を再開し、夏の活動期を迎えることになります。翌年の夏にゴキブリにできるだけ出会わなくするためには、越冬する前の秋の対策がとても重要なのです。

秋対策1 卵を産み付け越冬しそうな、すみ家を作らない

ゴキブリが好んですみ家にするのは、「狭くて暗くて暖かいところ」。下にあげたすみ家になりそうな場所は、彼らが寄ってこないよう、こまめに掃除をする、風通しを良くするなどして清潔を保ちましょう。家の中はもちろん、ベランダなど屋外にも目を配るのをも忘れないようにしてください。

・キッチンシンクの下
・冷蔵庫周辺
・植木鉢の下
・クローゼットに入れているダンボール
・捨てようとまとめたダンボール

見落としがちなのは「ダンボール」。保温性があって、ゴキブリにとって、とても住み心地の良い場所で、格好の「すみ家」になりやすいのです。
納戸やベランダに、捨てようと折りたたんだダンボールが置きっぱなしになっていませんか?中身を取り出したら早めに処分し、ためこまないように注意しましょう。

秋対策2 生き残りの成虫や越冬準備中の幼虫を徹底駆除

生き残りや幼虫は、あまり活発に動き回らないので、姿を見せることはあまりありません。そういう場合は、「くん煙タイプ」の殺虫剤でお部屋を丸ごと駆除するのがおすすめです。さらに、上にあげた越冬しそうなすみ家には、「待ち伏せタイプ」や「毒えさタイプ」の殺虫剤を仕込んで徹底的に駆除しましょう。

殺虫剤の使い方はこちらをご覧ください。

春のゴキブリ対策は、「家の中への侵入を許さない!成長させない! 」

ゴキブリは主に屋外で越冬しますが、春が来て気温が上がると活動を始め、家の中にも入りこもうとします。また、春のゴキブリは、まだ幼虫なので繁殖能力を持たず、数が少なく動きも鈍いのが特徴です。仕留めやすいこの時期に確実に対策をとりましょう。

春対策1 「待ち伏せタイプ」の殺虫剤で、家への侵入を許さない

屋外から家の中に入ってきやすい場所に「罠」をしかけて、その上を通ったゴキブリを退治し、家への侵入を阻みましょう。

侵入口になりやすいのは、以下のような家と外がつながっている場所。ちなみに、数ミリの隙間さえあれば、侵入可能といわれています。一見「隙間はない」と思っているところも、ゴキブリにとっては十分、侵入口になる場合もあるので、油断しないようにしましょう。

・サッシ
・ドアの隙間
・通気口
・換気扇

これらの場所に、「待ち伏せタイプ」の殺虫剤をスプレーするだけOKです。

春対策2 成長する前に先制攻撃

家の中で越冬したゴキブリも、家の中への侵入に成功したゴキブリも、春はまだ動きが鈍く、部屋の隅などに隠れている状態です。成長して繁殖できるようになる前に先制攻撃をかけましょう。どこにいるかわからないゴキブリを退治するには、「くん煙タイプ」の殺虫剤がおすすめです。
また、鈍いながらも動き出したゴキブリを退治するために、「待ち伏せタイプ」や「毒えさタイプ」の殺虫剤をすみ家になりそうなところに仕込んで、徹底的に先制攻撃をかけましょう。

殺虫剤の使い方はこちらをご覧ください。

通年の対策~ゴキブリを寄せつけない「日頃の心がけ」

「我が家にはいないから大丈夫」との油断は禁物。ゴキブリは外から侵入してきます。夜行性なので、もしかしたら皆さんの目に触れていないだけかもしれません。
ゴキブリの防止策には、次のような「日頃の心がけ」が大切です。

通年対策1 キッチンにエサになるものを置かない

キッチンには、ゴキブリのエサとなるものをむき出しのまま置かないことが肝心です。特に気を付けたいのは、「生ゴミ」「ペットの餌」「食べかす」。生ゴミはストレーナーなどに放置せず、ビニール袋などで密封して片付けましょう。ペットのえさも同様です。食べかすのついた食器もキッチンに放置せず、洗っておきましょう。ゴキブリが住みにくい環境にするために、キッチンまわりはいつも清潔を心がけましょう。

通年対策2 すみ家をつくらせない

ゴキブリは、暖かい所、湿気の多い所、物の移動が少ない所、狭い所が大好き。
冷蔵庫、戸棚の裏などすみ家になりそうな部屋の隅っこや物かげなどは、普段からこまめに掃除しておきましょう。部屋は整理、整頓して、日頃から風通しを良くしておくことも大切です。紙類やダンボールなどもすみかになりやすいので、ためこまないように注意しましょう。

殺虫剤を賢く活用!

殺虫剤にはこわいイメージをお持ちの方も多いかも知れません。でも、用法・用量を守れば、乳児や小さなお子様がいても使えるのです。見るのも嫌なゴキブリとの遭遇を減らすためにも、殺虫剤を賢く生活に取り入れてみましょう。
「くん煙タイプ」「待ち伏せタイプ」「毒えさタイプ」について、使い方と注意点をご紹介します。

※ここに記載の内容は代表的な使い方と注意点です。使用の際は必ず、お使いになる商品の記載に従ってご使用ください。

「くん煙タイプ」の殺虫剤の使い方と注意点

くん煙タイプの殺虫剤には、強い噴出力の「煙タイプ」、水を使って煙を出す煙が少なめの「水タイプ」、煙が出ずに短時間で済む「霧タイプ」の、3タイプがありますので、下表を参考にライフスタイルに合わせて使いやすいものを選びましょう。
初めて使う方や小さなお子様がいるご家庭では、煙が出ず部屋を締め切る時間が短い「霧タイプ」が使いやすくおすすめです。

使用する前には以下の準備をします。
・食品や食器、パソコン・テレビなどの精密機器は、煙からガードするためにビニールなどで覆う
・ペットや観葉植物は、部屋の外に出す
・タイプによっては火災警報器が反応する場合があるので、警報機にはビニールなどで覆いをする

殺虫剤始動後は、以下の点に注意しましょう。
・部屋から退出して部屋を締め切り、所定の時間そのままにする
・所定の時間の間は入室しないようにする
・換気のために入室する際は、タオルなどで口や鼻を押さえて薬剤を吸い込まないようにする
・終了後は、30分以上部屋をよく換気する
・火災警報機に覆いをした場合は、忘れずに外す

<くん煙殺虫剤のタイプ別特徴>

「待ち伏せタイプ」の殺虫剤の使い方と注意点

「待ち伏せタイプ」の殺虫剤は、ゴキブリの通り道になりそうな場所や隠れていそうなすき間にスプレーしておくだけで、その上を通ったゴキブリを退治できるというスグレもの。
手間がかからず手軽に退治できるのも大きな魅力です。効果は約1か月持続します。

使用する時は以下の点を注意しましょう。
・人が触れるところにはスプレーしない
・スプレーして塗布して使うものなので、空間や人体に対してはスプレーしない
・換気をよくして使う
・食品や食器、おもちゃ、観葉植物などにかからないようにする

「毒えさタイプ」の殺虫剤の使い方と注意点

「毒えさタイプ」は、ゴキブリの通りそうなところに置いておくだけなので、使い方は簡単。置いておき、これを食べたゴキブリを退治できる殺虫剤です。食べたゴキブリはもちろん、そのフンや死骸を食べたゴキブリにも効果があるものもあります。

使用する時は以下の点を注意しましょう。
・容器から中身を取り出さず、そのまま使用する
・薬剤が手に触れた場合はよく洗う

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