猫は魚が好き、犬は骨が好きって本当?動物の好物を調べてみた
家にいることが続いて、愛猫たちとの時間も増えたライター・岸田祐佳。たまには新鮮なお魚をあげようとするも、猫たちはあまり喜んでいない様子...。猫って魚が好きなんじゃなかったっけ?猫ってどんなご飯なら喜んでくれる?動物の食事に関する素朴な疑問と、猫のお口のケアについて専門家に話を聞いてみると、どちらも人間との関わり方に秘密があるとわかりました。
こんにちは。2匹の猫と暮らすライター・岸田です。
最近は在宅勤務で家にいることが続いて、猫と一緒に過ごす時間も増えました。2匹とも1日の半分以上は寝ていますが、オンラインで会議している時に限って、甘えて肩に乗っかってきたりするんですよ。…かわいいですね!
ただ、一緒にいる時間が増えて気になることもちらほら。
おやつの入っている戸棚を開けるたびに「おやつ!?おやつ!?」とテンションを上げて飛びついてくるので、ついついあげてしまい、おやつの回数が増えました。
おやつをあげた分、食事はヘルシーにしようと思ってお刺身をあげたりするんですが、おやつほど喜んでは食べてくれないんです。なんで…?猫って魚好きじゃなかったっけ?世間じゃ、お魚くわえたドラ猫を追いかけて、裸足で駆けてくゆかいな人もいたりしますよね?
魚が好きなのであれば、うちの猫にも最高のご飯を食べさせてあげたいけど、お刺身はお口に召さないのでしょうか?
動物のことなら何でも知っている、ヤマザキ動物看護専門職短期大学の花田道子先生にお話を伺いました。
花田 道子(はなだ みちこ)
ヤマザキ動物看護専門職短期大学教授。博士(獣医学)。獣医師。自然療法を用いた疾病の予知・予防、及び動物の治癒力アップをテーマに研究する。
猫は魚が好き?うちの子そんなに食べないのですが…
先生!猫はお魚が好きというイメージがありますが、うちの猫さんたちはお刺身をあげてもあまり食べてくれないんです。どうしてでしょうか?
まず「猫は魚が好き」というのは日本人の感覚です。日本は周りを海に囲まれており、魚食文化。遺跡から魚の骨や貝と一緒に犬や猫の骨が出てくるので、古くから日本猫は魚に親しんでいたのだと言えるでしょう。つまり、日本人が魚を食べていたから、猫も魚を食べていたということですね。
「猫は魚が好きなはず」という前提で話していましたが、それは日本だけで、実際にはそうでもないということですか?
いいえ。地域というよりも、実は猫さんたちは生後3カ月から4カ月で自分が「これから一生食べていくジャンル」を決めるんです。ですから、赤ちゃんの頃からお魚を食べていたとしたらずっとお魚を食べ続けるでしょうね。
生後3〜4カ月といえばちょうど2匹を引き取った頃です。その頃、いろいろなキャットフードを試してみたものの、生のお魚をあげたことはなかったと思います。
この子たちは普段は何を食べていますか?
いろんなキャットフードを試して、いまはグレインフリー(穀物不使用)のカリカリなドライフードに落ち着きました。それだけだと味気ないかなと思ってお肉やお野菜がゴロッと入ったパウチを時々あげています。あと最近は、家にいる時間が長くなって、おやつをたくさんあげちゃったり…。
いま2匹とも2歳ということでもう大人なので「自分たちはこれからカリカリを食べていこう。それとたまにお肉もいいかな」という感じなのでしょう。彼らにとってお刺身は普段食べているごはんより生っぽくて柔らかいので、舌に触った時に「おや?」ってなるのだろうなと思います。
2匹にとってお刺身は食べものとして馴染みがなかっただけということでしょうか。
そうですね。「うちの子はお魚を出しても泥棒猫にならないのよ」ってご自慢なさる方もいるんですが、そういう方には「それ、お魚派に育たなかっただけですよ」って言います(笑)。
あ、うちの子たちも、お魚やお肉が食卓に並んでも、ニオイは嗅いでも手をつけることはしませんね。猫からしたら「人間はこういうの食べるんだね〜」って感じなのかもしれません。一般的に猫はどういう魚が好きだとされていますか?
猫にはタウリンという必須アミノ酸が欠かせません。それとオメガ3脂肪酸のDHAやEPAが多く含まれているものを好んで食べます。
タウリン…DHA…EPA…(よくわかっていない)。
お刺身も赤身や青身のお魚、イワシ、サバ、アジなどが好みなのではないかと思います。うちで飼っていた子はね、1番好きだったのはカツオのたたきの真ん中。血合いの部分です。たたきだとネギやショウガとか入っていますから、調理する前にあげていました。
猫にネギや玉ねぎをあげちゃいけないというのはよく聞きます。猫にあげてはいけない魚介類もありますよね。
貝類とかエビ・カニなどの甲殻類、イカ・タコはやめたほうがいいですね。消化に悪いだけじゃなく、ビタミンB1を破壊する酵素チアミナーゼが入っているので、チアミナーゼが含まれる川魚や生魚は控えたほうがよいといわれています。
野生の猫の場合、どんなものを食べるんでしょうか?
野生の猫は、もともと砂漠の生き物だったリビアヤマネコが最初だといわれます。同じネコ科のライオンのように大きな動物を狩ることはできないので、ネズミやモグラなどの小さいげっ歯類を食べていたようです。たまには子ウサギも食べたでしょうね。
子ウサギまで…!
そんな感じで猫は純然たる肉食なのですが、たんぱく源として爬虫類や昆虫も食べますよ。夏にはセミなんかを捕まえるでしょう?
あー、窓の外に大きめの虫がきたら「カカカカッ」って一生懸命クラッキング(歯を鳴らす行動)して捕まえようとしていますね。
あと、家の中に、たまにゴキブリの羽や脚が落ちていたりしませんか?
……落ちて…ます。
家で飼われていても、野性の狩猟本能が残っていて、猫じゃらしに飛びついたり、ちっちゃなタンパク質源の動物や虫を狩ったりする習性が残っているんです。
野性味…。あ、でも茶トラの方は肉だけじゃなく野菜も好きで、キッチンに置いたレタスやセロリの葉っぱ、観葉植物なんかも目を離した隙にすぐ食べようとするんです。タンパク質でも、肉類でもないのにどうしてでしょうか?
実はうちの猫さんもレタスが大好きなんです。理由として考えられるのは、あのシャクシャクとした食感。あともう1つ、猫草ってあるでしょう。スーパーのペット用品売り場なんかで売っているイネ科の植物。猫には胃に溜まった毛玉を吐き出す習性があって、吐くタイミングで猫草のような胃に少し刺激のあるものを入れておきたいといわれています。ちなみにその子はよく吐きますか?
茶トラの方はかなり頻繁に吐きますね。一度、いつもと違うカリカリをあげたらすごい勢いでガッついて、その後いろいろなところに盛大に吐き散らかしたこともあります…。
食欲旺盛なのはいいんですけどね(笑)。吐いたあとに具合悪そうにしている場合は、胃がおかしかったり腎臓が悪かったりする可能性も考えられるのですが、茶トラちゃんは、吐いたあともケロっとしているでしょう?きっと、野菜が猫草の役目を果たしているんでしょうね。
たしかに、ケロッとしてます(笑)。吐いたあとに、フンフンとレタスのニオイを嗅いでいるので片付けようとしたら「え、まだ食べるのですが?」みたいにじ~っと見つめられたこともあって、そういう時はさすがに「何なんだよ〜」って気持ちになりましたね。
でもそこが猫のかわいいところでもありますよね(笑)。
ですね。振り回されるのを楽しんでいるところはあります(笑)。
「猫は魚が好き」は、間違い。猫は生後3~4カ月で食べ物の好みが決まるため、この時期に食べていたものによって、猫の好きな食べ物は変わる。日本は魚食文化で、日本人と同じ「食事」=「魚」を猫も食べていたことから、イメージが根付いた。
犬は骨が好きってイメージはどこから?
猫は魚が好きってイメージと同じくらい、犬は骨が好きなイメージがありますが、これは本当ですか?
そのイメージは本当です。犬は骨が好きな傾向にあります。はるか昔、犬が家畜化されるようになった頃、犬は人間の残飯を漁っていました。人間が狩猟した動物の骨をおいしそうに食べている犬を見て、「残りをキレイに食べてくれて掃除にもなる」といった感じで、人間は犬に骨を与えていたのではないでしょうか。それで犬は骨を好んで食べるようになったと考えられます。
骨をもらって尻尾を振っている様子が想像できますね。実際に犬にとって骨はごちそうなんでしょうか?
昔の調理方法だと骨の中までカリカリに焼くことができなかったでしょうから、骨には骨髄が残っていたはず。犬は骨髄のニオイが大好きなんです。更に、骨髄は細胞の中の血液を作るところなので栄養価は満点。言葉通り、骨の髄までしゃぶってくれるので、人間にとってお掃除役としても重宝したと思います。
ラブラドール・レトリバーだとか、ブルドッグみたいながっしりした犬が骨をくわえているイメージがありますが、チワワやトイプードルみたいな小型犬にとっても骨はごちそうですか?
そうですね、与えれば食べます。だけど注意しなくちゃいけないことが1点あって、それは飼っているチワワさんが小柄だといって小さな鶏の骨をあげてはいけないということです。
えっ。それは知らなかったです。鶏の骨がだめなのはどうしてでしょうか?
フライドチキンなどの手羽元の骨は噛むと鋭く縦に割けてしまうので、とても危険なんですよ。
なにそれこわい…! 鶏の骨は小さいからそもそも誤飲しやすいですし、鋭く割けた骨を飲み込んだら内側から体を傷つけてしまいそうですね…。ほかに骨を与えるにあたって気をつけた方がいいことはありますか?
例えば、お肉屋さんで牛や豚の大腿骨をもらって与える場合は、雑菌がつきやすいので、一度湯がいてあげるといいですね。表面についている雑菌は熱湯で消毒できます。
ふむふむ。
あと、お腹の弱い子には生のまま与えないようにしてください。1回ひと煮立ちさせて、骨から出たスープは取っておいてドッグフードにかけてもいいし、お水の代わりにお出汁の効いたスープとしてあげるのもいいと思います。
ひと手間かけることが大事なんですね…!
そうですね。また、硬い骨を噛むと、臼歯が割れたり、犬歯が欠けたりする恐れがあるので、注意が必要です。
「犬は骨が好き」というイメージは本当。骨髄のニオイが好きで、骨の髄まで噛んだりしゃぶったりする。大昔、犬は家畜化され、人間が狩猟した動物の骨や残った肉を食べていたことから、骨を好む習性になった。
ウサギとウマはニンジン好き?ネズミはチーズが好き?
せっかくだから、他の動物についても聞いてみます。ウサギやウマはニンジンが好きなイメージがありますが、実際のところはどうでしょうか?
まず、両者ともニンジンが好きなことは好きです。どちらも一般的に、ニンジンのように甘いもの、水気があるものを好む傾向にあります。ただし、おやつではあっても主食ではありません。
え、そうなんですか!
有名な絵本の中でウサギのキャラクターがよくニンジンを食べるイメージがありますが、実はあのウサギが食べているのはニンジンではなくスコットラディッシュ、赤カブなんです(笑)。ウサギ=ニンジンが好きという定説は、キャラクターのイメージも強いのではないでしょうか。
え、赤カブなんですか(笑)。あれはどう見てもニンジンでは…。でも言われてみれば、小学校で飼育していたウサギには、ニンジンではなく、草をあげていたのを思い出しました。
そう。ウサギやウマは草食動物なので、主食は草。草食動物は肉食獣とは違って、盲腸が大きいという共通点があります。私たちが考える盲腸といえば、腸のごく一部分ですが、ウサギはお腹の半分くらいが盲腸で、馬は長さ1m以上で30ℓくらいの大きさが盲腸なんですよ。
お腹の半分くらいが盲腸?はて…?それは、どういうことを意味してますか…?
盲腸の中にはフローラ(微生物叢/びせいぶつそう)があって、食物繊維の消化を助けてくれる微生物がたくさん住んでいます。このフローラは、植物から取り入れたタンパク質を、生きていく上で必要な栄養・糖質やアミノ酸に分解するだけでなく、アミノ酸を合成する力を持っているんです。
つ、つまり…? (よくわかっていない ※2回目)
フローラの力で、栄養を体内で作ることが出来るということです。このフローラの環境がとても大事なのですが、デンプンや糖を摂りすぎるとバランスが崩れてしまいます。フローラの消化を整える最適な食材が、「草」というわけです。
なるほど。だからウサギもウマも、草をよく食べるんですね!
そのとおり。ニンジンは栄養的にはβカロテン入っているので、とても大事な栄養素なんですが、ニンジンをずっと食べ続けていたら、フローラのバランスが崩れてしまう。ウサギも馬も生きていくための栄養が足りなくなってしまうんです。
好きではあるけど、ニンジンだけでは生きていけないってことですね。
あくまでもご褒美、オヤツですね。ちなみにある研究で、りんご、干し草、ニンジン、ペレット(固形の飼料)をウマに与えてどれから食べるか実験したところ、りんごだったという結果があります(笑)。ごちそうではあるけれど、ニンジンよりも糖分を含む食べ物があれば、そちらを好んで食べちゃうんでしょうね。
なんと(笑)。
でもイメージとして、ウサギも馬も草ではなくて、ニンジンをもしゃもしゃ食べている姿の方がかわいいですよね(笑)。
確かに。明らかにイメージ先行ですね(笑)。あとよくあるイメージといえば、「ネズミはチーズが好き」。こちらはどうでしょうか?
欧米諸国ではチーズを作って貯蔵する文化がありました。チーズの中には発酵して気泡の穴がポツポツ空いたエメンタールチーズというものがあるのですが、それが「ネズミがかじった穴だ」と誤解され、このエメンタールチーズが大好物のネズミが登場するアニメの影響も手伝って、ネズミはチーズを食べるというイメージが広まったという説があります。実際、ネズミは穀物も食べますし、動物性のチーズも食べます。基本的に雑食なんです。
あ、ネズミは実際にチーズを食べるんですね。
小型のネズミは穀物を好み、大型で肉食獣寄りのネズミはチーズを好むようです。
塩分が多いから、猫にチーズをあげるのは良くないといわれていますが、ネズミは大丈夫でしょうか?
発酵食品という点ではいいと思いますが、おっしゃる通り、塩分が多い。動物の腎臓は私たちよりもつくりが原始的なので塩分に弱いです。だから、ネズミにあえてチーズを食べさせる必要は全くないですね(笑)。
なるほど、ネズミもただのイメージだったか…。
「ウサギとウマはニンジンが好き」は本当。しかし、ニンジンよりも糖分を含むもののほうが好まれる。「ネズミがチーズ好き」は、人間が作り出したイメージ。ただし大型のネズミの中には、好んでチーズを食べるものもいる。
うちの猫が刺し身を食べない理由はわかったけれど…
動物の好きな食べ物は、往々にして人間のイメージが先行していることがわかって一安心!「好物なはずなのに食べないなんて、うちの子変なのかも?」と不安に思わず、栄養のバランスを考えて、その時々に猫たちが欲しがるものをあげていきたいと思いました。
そして、この日はもうひとつ、花田先生に聞きたいことがありました。
食事と切っても切り離せないのが、猫たちのお口のケア。
おやつをあげるなら、ついでに歯みがきもできるものをと思って「PETKISS(ペットキッス)ネコちゃんの歯みがきおやつ」をあげてみました。ギザギザのチューブ状でブラッシングスクラブが配合されているので、おいしくおやつを食べながら自動的に歯みがきができちゃう算段です。
「ちゃんと食べてくれるかな?」と思いつつあげてみたら、2匹ともすごい食いつきで完食。一気に食べちゃうほどおいしいの??
もう1つ。指サック状なので、指先でなでるように歯垢を落とせる優れもの「PETKISS 指サック歯みがきシート」を使ってみました。内側に滑り止めがついていて指へのフィット感は抜群!なのですが…こちらは口を開いてくれない…。「拒否します」という強い意志を感じます。
ふむ、困った。上手くいかないぞ(笑)。いつもより長く一緒にいてしてあげられることも増えた分、ちゃんとお口のケアしてあげなきゃ!と思っているものですが、愛情が空回りしている気がする…。
先生!猫たちのお口のケアをちゃんとしたいんですが、逆にストレスを与えてしまっているような気がしていて。ストレスはできるだけ少なく、健康でいてほしいと思うのですが…。
小さな頃から口元を触ったり、なでたりしていると、自然に口の中をチェックできると思います。口臭がし始めてから触らせてもらおうとしても、猫は犬以上に神経質なので、そう簡単には歯ぐきを見せてくれません。
確かに…いきなり口に異物を入れられそうになったら猫も構えますよね。幸い(?)、猫のマズル部分が好きで、よく触らせてもらっています。猫たちも触られてまんざらではなさそうなので、そのついでに歯ぐきチェックをできるようにしてみます!
ごはんを食べた後に口周りをなでなでしながら、さりげなく「指サック歯みがきシート」で歯をみがいて、そのあとは猫じゃらしで遊んであげるなどして、遊びの一環としてやってあげるとすごくいいと思います。私なんかは、古くなったタオルの両端をだんご結びして、それを咬ませて引っ張り合いっこするんです。そうやって遊ばせて歯みがき代わりにしてます。
あ、そういえば「歯みがきおやつ」をあまり噛まずに食べちゃったんです。そのおやつをあげる時は、しばらく端っこを持って離さなければよかったんですね…。帰ったらやってみようっと。
歯みがきだけに限りませんが、すべてが猫たちとのコミュニケーションと思ってやってみてくださいね。
嫌なことをして猫に嫌われたくないという気持ちが強いので、遊んでコミュニケーションをとりながら口の中をチェックするというやり方は目からウロコです。
ペットに何かあった時でも、早期に変化が発見できれば大変な思いをしなくて済みますよね。健康なうちから気をかけてあげることが大事。そのためにも、たくさん可愛がってあげて、コミュニケーションを欠かさないであげてください。
今日はありがとうございました。さっそく実践してみたいと思います!
家に帰って早速、先生に伺ったコツで歯みがきを実践。まずは「歯みがきおやつ」から。前回、おやつを一気に食べてしまったクスさん。「歯みがきおやつ」の端をしっかり持ってあげてみたところ、必死に奥歯でアグアグしてくれました。歯みがきできて、一本を時間をかけて食べるので、おやつをあげすぎる罪悪感も少なくて済みますね。
そして、「指サック歯みがきシート」を断固拒否したピニャさん。膝の上に仰向けにして、首回りをなでたり、口元やヒゲのあたりをマッサージしたりすることを日課としているのですが、口元のマッサージのタイミングでマズルをめくって歯ぐきをチェック。一瞬「ファッ!?」という感じで目を見開いたものの、首元や頭をなでつつやると意外とすんなりみがかせてくれました。
歯をみがいた後はご褒美に「歯みがきおやつ」をあげてご機嫌取りも。今後は、すんなりみがかせてくれるようになるといいな。
猫にずっと健康でいてほしいなら、無理に何かを強いるよりも毎日のコミュニケーションが大切。先生の言葉に、よく考えたら当たり前だけど、とても大事なことに気づかされたような気持ちです。
それに、いつも自分が食べさせているごはんが猫たちの好物をつくっていると考えたら、とても愛おしく感じて、これからももっといろんなおいしいものを食べさせてあげたい、猫とのおうち時間をもっともっと大事にしたいなと思いました。(もちろん毎日のお口のケアは忘れずに!)
イラスト:フジワラヨシト
・当記事に掲載の情報は、執筆者・監修者の個人的見解で、ライオン株式会社の見解を示すものではありません。
この記事を書いた人
岸田祐佳
猫と本とお酒が好きな編集者でライター。大学院で詩の研究をしていたド文系だけど、生まれ変わったら精神科医(人情派)になりたい。
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