最短1日で完成!夏の自由研究ノート「お皿がピカピカになる仕組み」

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LION リビングケアマイスター

杉本 美穂すぎもと みほ

キッチン
最短1日で完成!夏の自由研究ノート「お皿がピカピカになる仕組み」

最短1日で完成できて失敗なし!食器洗いで理科と生活スキルを学ぼう

プールに旅行、お祭りなど、夏休みは楽しいイベントが目白押し!でも、学校からド~ンと出る宿題には、お子さんもためいき…。特に、自由研究はハードルが高く、保護者も頭を悩ませるところ。うかうかしていると「数日後に学校が始まるのに、ピンチ!」ということになってしまうかもしれませんね。
でも大丈夫!「食器洗い」というごく身近な家事を題材に、立派な自由研究ができるんです。
食器用洗剤の働きと家の仕事を学ぶこの自由研究は、おすすめポイントがいっぱいです。

<おすすめポイント>
1 特別な準備が不要でラク!家にある食器用洗剤で理科の実験ができる
2 実験からまとめまで最短1日で完成!実験はご自宅にある材料でアレンジ可能
3 ダウンロードできる自由研究ノート付き!迷わず書けて、学校にそのまま提出OK
4 食器洗い体験を通して「理科」とともに「生活スキル」が学べる!身に付く!

お子さんが家事や生活のことに興味を持ったり、お手伝いのきっかけづくりに役立ったりするのは、ご家族にとってもうれしいことですね。

食べることやお手伝いが好きな子に、ぜひおすすめ!

身近なもので実験でき、家事にもトライできるこの自由研究は、こんなお子さんにぴったりです。

・理科や実験が大好き
・食べることや料理に興味津々
・家のお手伝いをよくする

取り組む内容やボリュームも調整できるので、学年を選ばず、時間がなくてもチャレンジできますよ。

「夏の自由研究ノート~お皿がピカピカになる仕組み~」の内容をご紹介

以下にご紹介する夏の自由研究ノートの内容と手順はこのようになっています。

そのまま提出できる自由研究ノート(テキスト付き)をプリントしたらスタート!

「この研究をやってみたい!」とお子さんが興味を持ったら、次の手順で始めましょう。

1. 自由研究ノート(お子さん向けのテキストつき・全19ページ)をダウンロード&印刷

ダウンロードできる「夏休み自由研究テキスト&ノート」は、お子さんにもわかりやすいテキスト部分(2~7ページ)と、ノート部分(8~19ページ)に分かれています。ノート部分には実験の結果や食器洗いの観察や日記を書き込んで、そのまま学校に提出することができます。

ダウンロード・プリントして自由研究を完成させよう!

2. お子さんと一緒に見られる「自由研究の進め方と成功の秘訣」を見ながら自由研究スタート!

研究途中からお子さん用テキストには記載のない食器用洗剤を使った実験や、食器洗いインタビューなど、保護者の方のお手伝いが必要なところも出てきます。食器洗いの先生になった気分で、お子さんが困った時は助けてあげながら、家族で楽しく挑戦してください。

※夏休み自由研究テキスト&ノートの巻末に、保護者の方へのお願いをまとめています。自由研究を始める前にご一読ください。

自由研究の進め方と成功の秘訣~汚れたお皿がキレイになるのはなぜ?と疑問を持つことから~

お子さんがこの自由研究テーマに興味を持つには、お子さんが大好きなものを食べたあとがベストです。
自分が食べたお皿を見ながら「この汚れたお皿が、どうやってキレイになるか調べてみようか?」と話しかけてください。
テキストの最初には、お子さん向けの説明がわかりやすく書いてあります。下の説明と一緒にご覧ください。

「2. しらべたいこと」を書きましょう

それではさっそくスタート!
夏休み自由研究ノートの2ページ目を開いて「しらべたいこと」を書き込みましょう。
以下に例をあげましたので、参考にしてください。

<しらべたいこと 記入例>
・お皿を洗う時には、洗剤を使う。その理由や働きを実験で調べる。
・夕食で使ったお皿を全部洗うには、何分かかるか。お母さんのお皿洗いを観察したり、実際にお皿を洗ったりしてしらべる。

「3. お皿のよごれを落とすのに、ひつようなものは?」を書きましょう

では、お皿の汚れはどうしてキレイに落ちるのかを、科学的に説明しましょう。
汚れを落とすのに必要なものは、「水」と「洗剤」と「力」の3つです。
お皿を洗う時に使うものでは、「水やお湯」と「食器用洗剤」と「お皿をこする手の力」になります。

この3つには、それぞれ、お皿をピカピカにするための「役割」があります。
汚れたお皿やコップに水を入れると、水の色が変わりますよね。それは、汚れが水の方に移って、水に溶けているからです。
でも、油のようにベタベタした汚れは、水だけではなかなか落ちません。その汚れを落としやすくするために、食器用洗剤を使います。
汚れがたくさんついている時やかたまっている時は、こすった方が早くキレイになりますね。最後に、お皿に残っている洗剤の泡を水ですすいで流すと、お皿はピカピカになります。

「水」「洗剤」「力」の役割をまとめると、以下になります。

・水:最初にお皿についた汚れを受け取る(溶かす)。そのあと洗剤や汚れを洗い流す。
・洗剤:水に溶けにくい油汚れを、包み込んだり小さく分解して落としやすくする。
・力:汚れをこすって落としやすくする。

★このことを理解できたら、夏休み自由研究ノートの3ページ目に書きましょう。

「4. 洗剤のせい分について」学びましょう

次に、お皿をピカピカにするために必要なものの1つである「洗剤」の働きを、もっと詳しく見てみましょう。

洗剤が汚れを落とす秘密は、洗剤に含まれる「界面活性剤」という成分です。
界面活性剤はこんな形をしていて、2つの部分からできています。

1つの物質の中に、油と仲良しの部分と水と仲良しの部分があるなんて、お子さんにも大人にも発見ですよね。
実は、これがお皿の油汚れをキレイに落とす秘密なんです。

★理解できたら、夏休み自由研究ノートの4ページ目に書きましょう。

「5. よごれが落ちる仕組みの説明」を絵で描きましょう

さてここで、洗剤の中の界面活性剤がお皿の汚れをどう落とすのか、イラストで詳しくご説明します。

1. 洗剤の中の界面活性剤がお皿の汚れにくっつく

汚れたお皿を水につけて洗剤を入れると、界面活性剤(マッチ棒のような形のもの)の油と仲良しの部分(黄色い棒のところ)が汚れにピタッとくっつく。

2. 界面活性剤が汚れを引きはがす

油汚れと水の境目に界面活性剤が入りこみ、汚れを取り込みます。

3. 汚れが水中に浮き上がる

汚れは界面活性剤に囲まれて、水中に浮き上がっていきます。
外側を界面活性剤の水と仲良しの部分(水色の丸のところ)に囲まれて、水に混ざる形に変身します。だから、一度引きはがされた汚れは、お皿に再びくっつくことはないのです。

4. 水でお皿をすすいで汚れと洗剤を洗い流す

お皿をすすぐと、汚れも洗剤も水で流されてなくなり、お皿はピカピカに!

いかがですか?洗剤の中の界面活性剤がどのようにお皿の汚れを落とすのかわかりましたか?
イラストを詳しく描くほど、お子さんの理解が深まっていくかもしれませんね。

★わかったら、夏休み自由研究ノートの5ページ目にこの仕組みをイラストで描いてみましょう。

動画で「6. 『洗剤のはたらき』のかんさつ」をしましょう

さあ、ここからはいよいよ実験編です!最初に食器用洗剤を使った実験動画で、その働きを観察してみましょう。
この実験では、洗剤の成分「界面活性剤」の働きを見るために、油汚れがついた板を「洗剤液」(水に洗剤を溶かしたもの)が入ったビーカーと、「水」が入ったビーカーにそれぞれ入れます。

<実験で使っているもの>
・汚れをつけた板:プラスチックの板(お弁当箱によく使われるポリプロピレンという材質のもの)
・油汚れ:汚れを観察しやすいように、赤い色をつけたオリーブオイル
・洗剤液:200mlの水に食器用洗剤5mlを混ぜたもの(使った洗剤は「Magica(マジカ)」)

実験の動画をお子さんと一緒にごらんください。

<洗剤のはたらき>

観察のヒント

水に入れたもの、洗剤液に入れたもの、それぞれ油汚れはどう変化するでしょうか?お子さんに予想してもらいながら見てくださいね。

「よごれのようす」の欄には絵で、下の「気がついたこと」の欄には、実験を観察して気が付いたことや、2つの油汚れの違いを文章でまとめてみてください。

★観察した結果を、夏休み自由研究ノートの6ページ目に書きましょう。

汚れがプカプカ浮いてくる!「7. 『洗剤のはたらき』をおうちで実けん」しましょう

今度は、いよいよおうちで実験!お子さんと一緒に準備をして、洗剤の働きを間近で見て確かめてみましょう。大人も楽しめる実験です。

<実験で使うもの>
・計量カップ 1個
・ポリプロピレン製のお弁当箱 1個(色の薄い物の方が、油の様子がよく見えます)
・食器用洗剤 1ml(軽く1プッシュ)
・水 50ml
・ラー油(色がついている油汚れ) 2滴程度(たくさん入れると洗剤液を入れた瞬間に浮力で取れてしまうので注意)

<実験の手順>
1. お弁当箱の真ん中にラー油を2滴たらし、「汚れ」をつける。
2. 計量カップに、水50mlと食器用洗剤1ml(軽く1プッシュ)を入れてスプーンなどで混ぜ、洗剤液を作る。
3. 直接汚れにかからないように、洗剤液をお弁当箱の端の方から静かに流し入れる。
4. 汚れの様子を2分ほど観察する。

実験・観察のヒント

こんなところに注目しましょう!気付いたことは、忘れないうちにメモしておくと安心です。
・油汚れは、どのように変化しましたか?どんな形で浮いてきましたか?
・2分経ったあとの油の形はどうなっていますか?

★観察結果を、夏休み自由研究ノートの7ページ目に書きましょう。実験の様子を写真にとってノートに貼るのも完成度の高い研究ノートになります。

実験のお手本の動画をチェックしてみてください。

<食器用洗剤を使っておうちで実験>

この実験が成功して、お子さんの目がキラキラ輝いたら、ラー油のかわりにケチャップやソースなど、汚れの種類を変えてみたり、お弁当箱を深さのあるお皿に変えてみたりするなど、いろいろな実験にチャレンジしても楽しいでしょう。

「8. 家の人がやっている『食器あらい』のかんさつ」をしましょう

ここからは、「お皿洗い実践編」です。
まずは、「おうちの人がどんな風にお皿を洗っているか」を観察することからスタート。
わからないことはインタビューしながら、記者になった気分で楽しく取材をしてもらいましょう。

<観察する時の注目ポイントはココ!>
・その時の食事メニューと、洗うお皿や汚れの関係
 例えば、カレーの夕食だと、ベタベタした油汚れが多い。大きなお皿やスプーンを洗うなど
・使う洗剤の量はどのくらい?
・お皿を洗う家族の様子(大変そう?洗うスピードは?)
・どんな工夫をして洗っている?(洗う前に準備したことは?洗う順番は?など)
・すすぎの時は、どのようにしている?
・洗ったお皿をさわってみよう(汚れは落ちている?お皿を触った感じは?など)

インタビューのヒント

インタビューは、こんなことを聞いてもらうといいでしょう。
・食器洗いは大変?どんなところがむずかしかった?
・楽しいこと、好きなことはどんなこと?
・お皿をキレイに洗うコツは?何に気を付けて洗っている?
そのほか、お子さん独自の視点で自由にインタビューしてもらいましょう。家事に興味を持つきっかけになるはずです。

★観察やインタビューでわかったことを、夏休み自由研究ノートの8ページ目に書きましょう。

「9. 自分で『食器あらい』にチャレンジ!」しよう

自由研究の最後は、自分で食器洗いに挑戦!
研究や実験で学んだ洗剤の働きやそのすごさが実感できますし、汚れたお皿がピカピカになるのは気持ちが良いものです。

夏休み自由研究ノートには3回分(9~11ページ)用意しています。
1回目は、落としてもこわれにくいプラスチック製のお皿やコップなど簡単なことから始めて、慣れてきたら自分が使ったお皿を全部洗うなど、ステップアップしていくと達成感が味わえます。
お子さんができる範囲で、保護者の方が助けながらチャレンジしてみてください。

洗う時のヒント

こんなことに気を付けて食器を洗ってみましょう。
・洗剤をつけたスポンジで食器をこすると、どんな風に汚れが落ちた?
・どんな汚れが大変だったか
・食器を洗う順番など、どんな工夫をするとキレイに洗える?
・どんなところが楽しい?大変なことやむずかしいことは?
・おうちの人にインタビューしてわかったことも試してみよう

「10. まとめと感想」にわかったことや感想をまとめよう

完成まであと少し。お皿がピカピカになる仕組みを研究して、わかったことや感想を、夏休み自由研究ノートの最後のページにまとめましょう。

まとめる時のヒント

こんなことをまとめてみましょう。
・洗剤の働きについてわかったことや感想
・お皿洗いをしてみてわかったことや感想
・お手伝いなど、これからの生活に活かしたいことや、取り組んでみたいこと

自由研究はこれで終わりです。お疲れ様でした!
夏休み自由研究ノートは、そのまま学校に提出できます。自分が書けたところだけでも提出できますので、ご自由にアレンジしてみてください。

保護者の皆さんへ

自由研究「お皿がピカピカになる仕組み」に取り組むにあたって、保護者の皆さんに、研究成功のためにガイドしていただきたいことや、注意事項をまとめました。ぜひご一読ください。

自由研究の内容やボリュームの調整について

この自由研究は、一部の内容を増減することで、お子さんの学年や研究にあてられる時間などに合わせて、ボリュームを調整することが可能です。
例えば、洗剤の実験またはお皿洗い編を省略したり、お皿洗い編の「食器あらいにチャレンジ」を1回だけにしたりするなどでボリュームを減らせます。
ボリュームを増やしたい時は、おうちでの実験で食器や汚れの種類を変えたバージョンもやってみる「食器あらいにチャレンジ」を、1週間続けるなどで調整できます。

「6. 『洗剤のはたらき』のかんさつ」のポイント

ここでのポイントは、水に入れた油汚れは、板にはりついたままなのに対して、洗剤液に入れた油汚れは、洗剤の中の界面活性剤の働きによって、小さい粒になって浮き上がってくることです。
自由研究ノートにはその様子を絵で描き、2つの違いを文章で記入するよう、お子さんをガイドしてあげてください。

「7. おうちで『洗剤のはたらき』を実けん」のポイント

ここでのポイントは、洗剤液を注ぎ入れると、洗剤の中の界面活性剤の働きによって、油汚れは小さい粒になって浮き上がってくることです。
汚れや容器、食器用洗剤によって、汚れが浮き上がりにくかったり、逆に容器からすぐ取れてしまうという差があります。汚れが浮き上がってくるのが観察できるように、汚れの種類や容器の材質、洗剤の濃度などを変えるなど、工夫してみてください。
自由研究ノートには、その様子を絵や文章で記入するよう、お子さまをガイドしてあげてください。

「7. おうちで『洗剤のはたらき』を実けん」の注意事項

実験中は以下の点に注意して、お子さんをサポートしてあげてください。

・汚れが落ちる様子は、ラー油を使うのが一番よくわかります。ただし、お子さんがラー油を触った手で目や鼻をこすらないよう、取り扱いにはご注意ください。
・ラー油をつける食器は、表面に油が残りやすいポリプロピレン製のものがベストです。陶器やガラス素材のものだと、汚れがはがれやすく観察しにくいです。
・お弁当箱に水や洗剤液を注ぐ時は、静かにゆっくり注ぐのがポイントです。勢いよく注ぐと、水流の力で汚れがはがれ、働きがわかりにくくなります。
・お弁当箱についたままの汚れは、そのあとこすって落とし、その様子をお子さんと観察してみましょう。夏休み自由研究ノートの3ページ目でふれた、汚れを落とすのに「力」が役立つことを理解できます。

「8. 家の人がやっている『食器あらい』のかんさつ」のポイント

食器洗いは、おいしく、清潔で健康的な食生活のためにも、大切な家事であることを教えてあげてください。調理と同じように毎日繰り返し発生する家事なので、日頃のご苦労をお話しされても良いと思います。
また、食器洗いを安全に、少しでも簡単にできるように、ご家庭でのルールや手順を加えて、お手本を見せてあげてください。

「9. 『食器あらい』にチャレンジ!」の注意事項

お子さんが初めて食器洗いをする場合は、簡単なことやできることから取り組むのがおすすめです。
<例>
・壊れにくいプラスチック製の食器やお弁当箱だけ洗う
・すすぎだけなど、1つの工程だけやってみる

安全の確保はもちろんのこと、キレイに洗うためのアドバイスや、洗い終わったあとに感想を話し合うなどのサポートをお願いします。
そして、部分的にでも上手にできた点をほめたり、手伝ってくれたことへの感謝を伝えたりしてください。お子さんの「自分が家族の役に立った」という経験が、家事のお手伝いへの関心を高めます。
手肌のデリケートなお子さんが食器洗いをする際には、炊事用手袋の使用をおすすめします。そのほか、食器用洗剤のパッケージの注意表示をよく読んでお使いください。

ほかにも、オーラルケアやお洗濯に関する夏休みの自由研究ノートがあります。
詳しくは「夏休み自由研究コーナー」をご覧ください。

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