浴室の黒カビは、目に見えない「カビの原因菌」のうちに除菌して防ぐ

浴室の黒カビは、目に見えない「カビの原因菌」のうちに除菌して防ぐ

浴室にいつの間にか生えてしまう黒カビ。でも、実は黒くなって目に見える前から、カビは原因菌の状態で潜んでいます!目に見えない「カビの原因菌」のうちにしっかりカビ対策をすることで、カビ取り掃除が今よりもっとラクになります。

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どうにかしたい!浴室にすぐ生える黒カビ

1日の疲れをゆっくり癒したいバスタイム。ほっとするひと時なのに、浴室に黒いカビを見つけたとたん、気分が落ち込んでしまいますよね。「黒カビ」は、浴室にすぐ生えてきて、なかなか退治できないガンコ者。カビ取り掃除をしていったんキレイになっても、いつの間にかまた生えてきてがっかりする…。その繰り返し、という人も多いのではないでしょうか。

ライオンの調査※1でも、「浴室にカビがすぐ生えてしまう」と感じている人は82%もいました。

また、生活者インタビューでは、以下のような声が寄せられました。

  • ※1 2016年 ライオン調べ(20~59歳の女性/2,600人へのアンケート調査)

実は、目に見えない「カビの原因菌」がひそかに育っている!?

皆さんは、浴室に「黒いカビが突然出てきた!」と思っていませんか?でも実は、カビは黒くなって目に見えるようになる前から、ひっそりと潜んでいるのです。

カビは目に見えない原因菌から増殖していく

ここでは、カビが増殖する仕組みについて、簡単にご説明します。
カビはごく小さな種のような「胞子」(カビの原因菌)から始まります。カビの胞子の大きさは、約5μm(マイクロメートル)。μmは1mm(ミリメートル)の1,000分の1ですから、とても小さく、もちろん目には見えません。カビの胞子は発芽すると、糸状の「菌糸」を伸ばして枝分かれしていき、やがて十分に成長すると、その先端などからまた新たに胞子をつくってばらまくようになります。

<カビのライフサイクル>

ある日、浴室に見つけた小さな黒いカビ。皆さんはカビを見つけたこの時が、「カビが発生した瞬間」だと思っていませんか。カビの成長には上図のように段階があります。実はカビを見つけた時には、もうカビは、黒い糸状の菌糸を網目状に伸ばしている状態です。
カビの対策で重要なのは、このサイクルをスタートさせないこと。つまり、目には見えない原因菌のうちに対処することがポイントなのです。

衝撃!お風呂で黒カビが生えてくる様子

そもそもなぜ、カビは浴室によく生えるのでしょうか。
カビが増殖するための3つの条件である「温度」「水分」「栄養分」がすべてそろっている浴室は、カビにとって「パラダイス」なのです。

では、カビの原因菌は、いったいどのように増殖して黒くなっていくのでしょうか。
今回ライオンでは、浴室に定点カメラを設置して、黒カビが生えていく培養実験の様子を撮影してみました。初めは何もないのに、徐々に黒カビが生えていくのがわかりますか?

<カビの原因菌が黒くなっていく様子>

※実験条件:黒カビの胞子液を塗布したPDA培地(カビの生育を促進するもの)を、25℃に保った浴室に設置して培養。黒くなっていく様子を定点カメラで撮影した。

黒カビを生やさないためにやっておきたい3つの対策

「カビの原因菌」は、目に見えなくても生息していることが、おわかりいただけたでしょうか。黒いカビが生えてから慌てて「カビを取らなくちゃ」となる前に、先手を打っておきましょう。
おすすめの対策は、以下の3つ。ぜひ今日から実践してみてください。

1. 温度と湿度を下げるように工夫する

カビは温かくてジメジメした環境が大好きです。換気扇を回す、浴槽のフタを開けっ放しにしないなど、温度と湿度を下げる工夫をしましょう。

2. カビの栄養になる汚れを残さない

壁や床には、汚れていないように見えても、カビの栄養となるからだから出た皮脂や垢などの汚れがついています。週に1回は、浴室用洗剤を使って掃除をしましょう。

3. 浴室用の防カビくん煙剤で、見えない「カビの原因菌」をまるごと除菌

「カビの原因菌」は目に見えず、どこにいるかわからないので対処が難しいですよね。浴室用の防カビくん煙剤を使うと、除菌成分を含んだ煙が隅々まで行き渡るので、見えない「カビの原因菌」を浴室まるごと除菌して、カビが生えにくい状態にすることができます。なお、防カビ効果は1~2か月続きます。

ポイントは、生やさない防カビ対策!

目に見えない「カビの原因菌」のうちにカビの活動を阻止できれば、黒カビの発生が防げ「見つけてはカビ取り掃除」という、うんざりするエンドレスな戦いもなくなります。カビ取り掃除から開放され、黒カビに悩まされないキレイな浴室を1年中キープしましょう。

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浴室に生えるカビは「黒カビ」だけなの?

浴室には他のカビもいますが、もっとも目立っているのが黒カビなのです

カビの種類はとても多く、今までに約10万種類ものカビが知られています。

「カビ」というとどうしても「黒くて嫌なもの」と考えがちですが、実は、住まいや食品を汚染する有害なカビだけでなく、ペニシリンなど人間の役に立つカビもたくさんありますし、「黒カビ」だけでなく、オレンジ色や白、緑、青など、色鮮やかな種類もたくさんあり、それぞれ生育に適した場所に存在しています。

暖かくて湿った浴室の環境には、実は黒いカビ以外も生息してはいるのですが、ほとんどの家庭で一番多く生えているのが黒いカビで、とても目立っているため、浴室のカビといえば「黒カビ」が代名詞になっているのでしょう。

ちなみに、カビは漢字で「黴」と書きます。『「黴」は、「微」の中に「黒」を当てはめて作られた字で、「雨にあたったものが青黒くなること」と「細かくてはっきり見えない」という意味を合わせ持つ』そうです。漢字の成り立ちにも影響するほど「黒カビ」はカビの代表格といえるのですね。

 ※「カビの化学」、李憲俊著、日刊工業新聞社、2013年

この記事を作成・監修した
マイスター

吉井 和美

リビングケアマイスター

吉井 和美

よしい かずみ

掃除用洗剤の製品開発を約15年、技術者向けの情報発信を約5年経験してきました。
これまでの知識を活かし、掃除に前向きに取り組めるようなコツやノウハウをわかりやすくお伝えしていきます。

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