プロ野球選手のユニフォームの洗濯に学ぶ!「泥汚れ落とし」の方法
プロ野球選手の「ユニフォーム」はいつも真っ白。そのお洗濯の手順は、まず汚れの種類や程度によって仕分け、汚れがひどい衣類は予備洗濯をしてから洗濯機へという3ステップ。使う洗剤は一般家庭とほとんど変わりません。「泥汚れ」をキレイにするは、前処理後に洗濯機に入れる、ひどい泥汚れは手でもみ洗いするという2つがポイント。
プロ野球選手の「ユニフォーム」はいつも真っ白。そのお洗濯の手順は、まず汚れの種類や程度によって仕分け、汚れがひどい衣類は予備洗濯をしてから洗濯機へという3ステップ。使う洗剤は一般家庭とほとんど変わりません。「泥汚れ」をキレイにするは、前処理後に洗濯機に入れる、ひどい泥汚れは手でもみ洗いするという2つがポイント。
昔ながらの「洗濯板」は物理的な力を活用しやすく、ガンコな泥汚れもスッキリ!水を入れた洗面器の中に洗濯板を置き、濡らした洗濯物を広げます。泥汚れ部分に石けん成分の入った洗剤を塗り、洗濯物同士を押し付けるようにこすって汚れを押し出して。洗面器の水をかけて汚れを流し、すすいだ後は洗濯機で洗いましょう。
運動会でひどく汚してしまった靴下や体育着は、お洗濯しても落ちにくいですよね。ガンコな泥汚れ落としのポイントは、洗濯前に“前処理”をすること。「石けん成分の配合された液体洗剤」や「泥汚れ用のプレケア剤」を直接つけ、もみ洗いし、軽くすすいでから普段どおり洗濯機へポン!これだけで、汚れ落ちに差がつきます。
「血液汚れ」はそのままにしたり、対処法を誤ると落ちにくくなることも。できるだけ早く水か40℃以下のぬるま湯で洗い、液体酸素系漂白剤かシミ用部分洗い剤を直接塗布します。この手順を間違うと落ちにくくなるので気をつけて。その後、洗剤を溶かした洗剤液に入れてつけおきし、ほかの衣類と一緒に洗濯すればOK!
洗濯槽の裏側は菌や菌がつくり出すバイオフィルムが付着する場合があります!洗濯中に衣類に菌がつくこともあるので定期的にお手入れをしましょう。洗濯槽クリーナーで汚れを除去する他、普段の洗濯で「バイオフィルム汚れを分解・除去する効果のある洗剤」を使うこともおすすめ。使用しない時は洗濯機のフタを開けておくのも効果的。
汚物や嘔吐物で汚れた衣類でも、次の手順で洗えばキレイに!まずゴム手袋をつけ、固形物を取り除きます。洗濯機で洗う前に40℃以下のぬるま湯や水で予洗いをし、酵素入り洗剤と液体酸素系漂白剤を入れて1~2時間つけ置き洗いを。洗濯機で通常通り洗ったら、仕上げに除菌・消臭スプレーを吹きかけて乾燥させましょう。
洗濯機で洗える表示や手洗い可の表示がある布団類は、家庭で洗濯できます。洗濯機で洗う場合は、「大物洗いコース」や「毛布コース」を選択。洗濯機に入らない大物は、お風呂の浴槽を利用して「足踏み洗い」を。布団がつかる程度の洗剤液を浴槽に張り、足踏みをするようにまんべんなく押し洗いするときれいに洗えますよ♪
ベロアやコーデュロイなど毛羽のある衣類は、洗う前に洗濯表示を確認。家庭で洗える場合は、裏地のない衣類は、裏側から摩擦を受けると毛羽が抜けやすくなるので表のまま洗濯ネットに入れて、おしゃれ着用洗剤でやさしく洗うのがポイント。柔軟剤仕上げ、短時間の脱水の後、毛並みや型くずれを整えて、陰干しします。
お風呂の残り湯は活用できていますか?一般的な家庭用の浴槽に入るお湯の量は約200L。それを毎日再利用せずに捨てていたら、もったいないですね。植木への水やりなどにも使えますが、お洗濯に活用すると、1ケ月に約1800Lの節水になるという試算結果も。水道水より温度が高い場合が多く、汚れ落ちのアップも期待できます。
残り湯を使うと、洗濯物への「菌・汚れ」移りが心配。でも、きちんと対策すれば大丈夫。残り湯はできるだけ清潔に、高い温度に保った状態でお洗濯に使うこと。「洗い」に残り湯を使い、「すすぎ」は水道水を使うこと。除菌・抗菌効果のある液体酸素系漂白剤を洗剤と一緒に使うこと。早くしっかり乾かすことなどのポイントをおさえて。