
「まつり縫い」の方法って?パンツやスカートの裾のほつれ直しに
裾上げや、ほつれ直しするときに行う「まつり縫い」をきれいに仕上げるには、以下のやり方を守って。まずは、「糸は1本どり」し、「細い針を使って」縫いましょう。次に縫い目が目立たぬよう「表布はできるだけ小さくすくう」こと。ほつれが広がらないように「ほつれていない部分まで重ねて縫う」のも重要なポイントです。
「まつり縫い」とは、縫い目が表から目立たないように縫う方法で、裾をまつったり裾上げをする際に行います。パンツやスカートの裾のまつり糸がほつれたまま着用したりお洗濯すると、ほつれが広がってしまいます。小さなほつれであっても、必ず繕いましょう。
<まつり縫い(裾まつり・裾上げ)の手順>
1. ほつれている部分を確認して、糸を引っ張らないように注意しながら、ほつれてしまった糸の端を2~3cm程度残して切り、残った糸を裾の折り返しの中に入れます。
【注意!】既製服の場合、ほつれた糸を引っ張ると、さらにほつれてしまうので、慎重に行いましょう。
2. 糸は1本どりで、細い針を使います。布地の裏側から表側を浅くすくい、5~8mm間隔でまつり縫いをします。布地の裏側から見て糸が斜めに張るように、布地をすくっていきましょう。糸は強く引きすぎないようにします。
【注意!】表から見て、まつった縫い目があまり目立たないように、小さな縫い目で表布をすくいます。
3. ほつれた部分だけをまつり縫いするのではなく、ほつれる前の縫い目と5cm程度重なる位置から縫い始め、縫い終わりも同じように、5cm程度ほつれていない部分と重ねます。
4. 玉止めを作り、折り返しの布の端に針を出して糸を切ります。結び玉は折り返しの布の中に隠します。玉止めをしない場合は折り返し布の部分で3回程度小さく返し縫いをして、最後にその縫い目に糸を通し、1cm程度糸を残して切ります。

お洗濯マイスター
片木 徹也
かたぎ てつや
洗濯用洗剤などの製品開発に約15年携わってきました。
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