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お洗濯がもっと楽しくなる!洗剤選びのポイント
洗濯用の洗剤は種類が多くて、何を選べばよいのか迷いますよね。洗剤を選ぶポイントは「洗濯表示」「汚れ」「ライフスタイル」の3つ。たとえば、部屋に干すことが多くニオイが気になるなら「除菌や抗菌効果のある洗剤」。「すすぎ1回洗剤」なら時短や節水ができます。自分の好みの洗剤を見つけて、お洗濯を楽しみましょう!
どんなお洗濯がしたい?「洗剤選び」をもっと楽しもう!
皆さんは、お洗濯にどんな洗剤を使っていますか?
「選ぶのが面倒で、いつも同じもの」「お店の目立つ場所にあったから」「価格の安いもの」など、なんとなく選んでいる方も多いのではないでしょうか。
今時の洗剤に種類が多いのは、「こんな洗剤があったら助かる!」という、様々なニーズに応えているから。「ガンコ汚れを落とす」ほかにも、「衣服についた汗のニオイを消したい」「おしゃれ着を洗いたい」、洗剤の収納場所に合わせて「超 コンパクトなボトル」など、洗剤に求められることは多様化しています。「自分の好みに合う商品を見つけよう!」と思うと、洗剤選びもお洗濯も、もっと楽しくなりますよ。
自分にぴったりなものを見つける!「洗剤選び」のポイント
自分好みの洗剤を選ぶといっても、どれもこれも良さそうだし、迷ってしまう…。いつも同じもので問題ないのに、新しい商品に変えても大丈夫?そんな声も聞こえてきそうですね。
そこで、「洗剤選び」のポイントを3つにまとめました。以下の項目をチェックすると、あなたにぴったりのお洗濯の洗剤がしぼり込めると思います。次回、お店で選ぶ時の参考にしてくださいね。
1. 一般衣料用?おしゃれ着用?「洗濯表示」に合わせる
お洋服のタグについている「洗濯表示」は、2016年12月から、国際規格(ISO)と同じマークに変更になりました。家庭で洗濯できるのは「洗濯おけ」のマークがついたもので、「洗濯おけ」のマークに×がついていると洗濯できません。また、「洗濯おけ」の下の横棒は、本数により洗い方の強さが異なることを示しています。お手持ちの衣類には、どのマークがついていますか?
・洗濯表示が「おけのみ」または「おけの下に横棒1本」の衣類 ⇒ 「一般衣料用洗剤」でOK
洗濯表示が「おけ」のみ、または「おけの下に横棒1本」がついたものは、一般衣料用洗剤で洗います。
「一般衣料用洗剤」は、Tシャツ、シャツなどの普段着や、子ども服、下着、タオルなど、普段着のお洗濯で使う洗剤です。「粉末」と「液体」があります。
・洗濯表示が「おけ+横棒2本」または「手洗いの記号」の衣類 ⇒ 「おしゃれ着用洗剤」を選ぶ
洗濯表示が「おけ+横棒2本」または「手洗いの記号」がついていたら、おしゃれ着用洗剤で洗います。洗濯機は、「手洗いコース」や「ドライコース」などのやさしいコースを選んで洗います。
「おしゃれ着用洗剤」は、ウールやシルクなどのデリケートな素材や、色やスタイルをできるだけキープしたいお気に入りの服のお洗濯に向いています。
2. 一般衣料用洗剤は粉末?液体?「汚れ」に合わせる
誰でも1つは必要なのが、毎日のお洗濯で使う「一般衣料用洗剤」です。洗濯表示は「おけ」または「おけ+横棒1本」の衣類が該当します。洗剤の種類も一番多いのですが、こちらは「普段、衣類にどんな汚れがつきやすいか」によって選ぶといいですよ。
・汗や皮脂汚れ、ニオイを落として清潔にしたい! ⇒ 「一般衣料用液体洗剤」がおすすめ
液体洗剤は、「汗や皮脂汚れ、ニオイをすっきり落とす」「抗菌性能に優れている」「柔軟剤入りで香りがいい」など、洗浄力とプラスアルファの機能が備わっています。営業で外まわりが多い汗っかきのご主人、衣類の香りを気にする女子中高生のお子さんがいらっしゃるご家庭におすすめです。
最近では、「柔軟剤入り」や「すすぎ1回」で使用できるものなどもありますので、好みで使い分けてみてください。
また、液体洗剤にはコンパクトタイプもあり、特に、「皮脂汚れに強い」「抗菌で部屋干しのニオイを防ぐ」など、生活者の最近のニーズやライフスタイルに適した機能を訴求しているのが特徴です。さらに、コンパクトなため、収納にも場所を取りません。
液体洗剤は「部分洗い剤」にもなる
液体洗剤は、エリや袖口などの黄ばんだ皮脂汚れや靴下の泥汚れ、食べこぼしのシミなど、部分的についたガンコな汚れに、「部分洗い剤」のように洗濯前にぬっておくことで、汚れを落としやすくすることができます。その場合は、規定量の洗剤をキャップに入れ、汚れた部分にぬってから、残りを洗濯機に入れるようにしてください。
頻繁に部分洗いをする方は、専用の「部分洗い剤」を持っていると便利です。
・いろいろな種類の汚れがつく! ⇒ 「一般衣料用粉末洗剤」がおすすめ
食べこぼしが多いお子さん、ユニフォームを真っ黒にしてくるスポーツ少年などがいるご家庭には、泥や食べこぼし、シミなどのいろいろな種類の汚れに対して、洗浄力を発揮してくれる粉末洗剤がおすすめです。
また、粉末洗剤には、白い衣類をより白く仕上げる蛍光増白剤が配合されているものもあります。
3. 部屋干し?抗菌?「ライフスタイル」に合わせた洗剤選び
最後に、お洗濯の洗剤を選ぶ時のポイントに加えてほしいのが「ライフスタイル」です。
「部屋に干すことが多い」「時短したい」「洗剤の収納場所が狭い」などによって、洗剤の選び方は変わってきます。
・部屋干しのため臭いが気になる ⇒ 「部屋干し用洗剤」がおすすめ
雨の日や湿気の多い部屋で洗濯物を干していると、生乾きのイヤな臭いが気になりますよね。そんな場合には、汚れだけでなく菌にも作用し、ニオイの発生を抑える「部屋干し」に適した洗剤(粉末または液体)を選んでみてください。
・時間がない人、節約志向の人 ⇒ 「すすぎ1回洗剤」がおすすめ
洗剤の容器の裏面に「すすぎ1回OK」のマークや、「すすぎ1回」という文字が入っている場合は、洗濯機でのすすぎが1回ですみます。お洗濯の時間を短縮したい方や、節水したい方におすすめです。
「すすぎ1回」の洗剤選びについては、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
「すすぎ1回」って本当に大丈夫?洗剤選びと洗濯機の使い方
お店のお洗濯コーナーにズラーッと並ぶ洗剤から、自分好みのものを選ぶポイントがおわかりになりましたか?
商品のパッケージには、必ずその特徴が書いてありますので、「どんなメリットがあるのか」をよく見て確認してくださいね。
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初めての一人暮らし、とりあえず1つ買うならどれ?
「一般衣料用洗剤」の液体洗剤がおすすめ
一人暮らしを始める時、目的ごとにいろいろ洗剤を買いそろえるのは大変です。
とりあえず1つ洗剤を買うとしたら、普段着や肌着、タオルが洗える「一般衣料用洗剤」を選びましょう。中でも液体洗剤をおすすめします。
液体洗剤なら、シミやエリ汚れのような部分的な汚れの前処理にも使えます。特に、コンパクトタイプなら、「すすぎ1回」ですむものや柔軟剤が入っているものもありますので、一人暮らしで省スペース&エコなお洗濯をしたい方に向いています。
お洗濯の基本をマスターしたら、必要に応じて「ウール」や「シルク」など、デリケート素材用の「おしゃれ着用洗剤(アクロン)」や、「部分洗い剤」を買い足してみてください。

お洗濯マイスター
大貫 和泉
おおぬき いずみ
洗濯用洗剤などの製品開発・調査に約20年携わってきました。
母親としての経験と研究活動を融合し、日々のお洗濯に役立つ情報をわかりやすくお伝えしていきます。
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